○被子植物・双子葉類・バラ科。 ○中国原産・落葉小高木。 ○樹皮はウロコ状にはげ、そのあとが美しい雲紋状になる。 ○葉は互生し、長い倒卵形で縁が細かい鋸状になっている。 ○4月に淡紅色の花が新芽と共に枝の先に1個ずつ咲く。5個の萼(がく)片は反り返り内面に 綿毛がある。花弁は楕円形で5個ある。雄しべは約20本で花柱は5本。 ○果実は倒卵形で、枝先から垂れ下がり晩秋から冬にかけて黄色に熟し香気がある。生では 食べられないが、香りを楽しんだり、砂糖を加えて煎じて咳止めや利尿薬にする。 ○材は家具や床柱に使う。 出典:学芸百科事典 旺文社 |
花
開く直前の蕾 | 反り返った萼(がく)の内側に綿毛が見える | |||
実
春の実。縦に半分赤くて半分は緑色をしている(5月) | 夏の実。全体が緑色になっている(7月、やや正面のアングル)) |
夏の実。横から見ると楕円形をしている。(7月) |
冬の実。黄色く色づいている。 | 冬の実 |