クロガネモチの木

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 クロガネモチは関東以西本州・四国・九州・琉球、台湾・朝鮮南部・中国の暖地に生育する常緑高木。葉は革質で楕円形。鋸歯がなく(全縁)、ライターなどであぶると少しして黒く変色する(死環)。新しい枝は紫色を帯び、稜がある。雌雄異株であり、雌株には赤い果実がたくさんつくので、庭園木や街路樹などに植栽されている。刈り込みにも良く耐えて幹以外からはよく萌芽する。庭木としては、もちろん雌株の方が価値が高い。花は5〜6月に咲き、淡い紫色。花弁は4〜6(7)枚であり、雌花の雄しべは退化して小さい。
 自然状態では、尾根筋や斜面上部などの比較的明るい場所に生育している。樹高も高木としてはあまり高くならないので、このような場所での生育に適しているのであろう。春の新芽時に昨年の葉をいっせいに落下させる。乾燥に強く、明るい場所を好む樹種である。

          出展岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科
              植物生態研究室(波田研)のホームページ から

       
     お借りしました。

2019年3月撮影

2011年頃(良くは覚えていないが多分この頃だったか)芝庭に生えてきた15p前後の苗木をここに
移植したのが現在では樹高が3メートル程に成長している。葉ランのすぐ上で計ったところ右の太さ
は約20p。2018年夏に庭師さんに名前を教えて貰いました。



発見した時、葉に光沢があって美しかったのと、幹がまっすぐだったのが気に入って、雑草のように
抜いてしまうのが勿体なくて暫く生えて来た場所に残して置きました。
















幹の太い所を計ると19.6p。











手前の枝は花海棠の木。これもかなり大きく育っているが、庭師さんが形を作っている最中。