中国音楽

英:chinese music

    中国の音楽は従来、雅楽、俗楽の2種類あったが、現在では雅楽は衰亡。

    雅楽とは雅正音楽の意味。祭祀の時に用いる郊祀楽、饗宴の時に用いる饗宴楽の2種があり、
    また舞楽、器楽、歌の別がある。

    舞楽は舞人2〜64名、或いはそれ以上の多数で舞う。楽器は鐘、けい、琴、ひつ、管、笙、
    けん、鼓、祝、ぎょ、など多数の楽器を使用して伴奏する。

    器楽は上記の多くの楽器により合奏を行う。

    歌も多数の人に歌われる。歌は祖先を讃えるもの、天、地などの神を祈るものなどで、詩の形式
    は古詩にならう。
    音律は五声音階、七声音階、十二律を使用。

    戯劇は五声音階または七声音階を使用し、歌を主としぐさ、台詞も演ずる。

    民謡は多く五声音階を使用し、社会的なもの、家庭的なものなど多くの種類がある。

    太鼓詞(タークス)は語り物で、語り手が太鼓や四つ竹のような竹製楽器を打って拍子をとり、三弦
    を合いの手とする。



所在=音楽関連フリー素材サイト