フィンランド音楽

英:Finnish music  独:finnische Musik  仏:musique finlandaise

   フィンランドは豊かな民族音楽を持つにもかかわらず、1850年頃迄は目立った
   芸術音楽を持たなかった。それ以後の芸術活動も、初めは主としてドイツ人に
   よって指導された。

   ようやく、R.カヤーヌス(1856〜1933)は交響詩で民族主義を示し、シベリウス
   (1965〜1957)は民族的な器楽曲を国際的な高水準に高めた。
   同じ頃、A.ヤーネフェルト(1869〜1958)や、E.メラルティン(1875〜1937)
   やS.パルムグレン(1878〜1951)なども活躍した。

   現代では、Y.キルピネン(1892〜1959)、A.メリカント(1893〜)、V.ライティオ
   (1891〜1945)などが新しい様式を示している。



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