ハウスムジーク

独:Hausmusik

主としてドイツで、15〜16世紀頃から市民の家庭を中心にして演奏される形態をとりつつ
発展した音楽。民族音楽の発展にも大いに貢献している。

音楽愛好家の仲間が集まって演奏され、聴衆の有無は第二次的なものとしている。

古くは、世俗的な第二次的な菓子を持つモテト、ブルグンドやネーデルランドのシャンソン、
それからマドリガルその他の声楽曲が行われたが、器楽が発達するにつれて室内楽風の
ものも採り入れられるようになった。

20世紀になってから、ドイツでは大いにこのハウスムジークを推奨し、その為の音楽も書か
れ、それの教本も発行されるようになった。
特にレコード及びラジオによるその音楽は著しい効果を挙げた。



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