自由フォーブルドン
英：ｆｒｅｅ ｆａｂｕｒｄｅｎ 仏：ｆａｕｘｂｏｕｒｄｏｎ ｌｉｂｅｒａｌ
厳格な三六の和音の連続に対し、三和音の第三音省略形を冒頭と
終止以外に用いたり、経過音を用いたりして、次第にコントラテノールや
テノールの声部が最上声部と独立の動きを示すようになり、元来
和声的様式であった厳格フォーブルドンは、自由フォーブルドンを経て
次第に対位法的様式に吸収されていった。
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