短音階(♭の短調)
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フラットの短調の、それぞれ3通りの音階「自然的短音階」「和声的短音階」「旋律的短音階」を書きます。 「自然的短音階」「和声的短音階」「旋律的短音階」の意味は「短調について」のページに書いています。 ニ短調(へ長調の平行短調なのでシに♭がつく) ※第6音は、調号のフラット(♭)で半音下げてあるので、半音上げるためにはナチュラルで元の高さに もどします。 ここでシャープ(♯)をつけるとシシャープとなってしまって、音の高さがドと同じになってしまいます。 そうなると半音上がるのではなくて全音上がってしまいます。 また、下がっていく時には調号にもどすのでフラットをつけます。 半音上げるということはシャープ(♯)だけでなく、フラットがついている音はナチュラル()を 使います。 このことはまちがえやすいですから注意して下さい。 下図は、ピアノでひく位置を、音符とキーを線でつないで示しています。 上のキーボードを参考に下の調も見て下さい。 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ト短調(変ロ長調の平行短調なのでシ、ミに♭がついている) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ハ短調(変イ長調の平行短調だからシ、ミ、ラに♭がついている) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ヘ短調(変イ長調の平行短調だからシ、ミ、ラ、レに♭がついている) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 変ロ短調(変ニ長調の平行短調だからシ、ミ、ラ、レ、ソに♭がついている) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 変ホ短調(変ト長調の平行短調だからシ、ミ、ラ、レ、ソ、ドに♭がついている) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 変イ短調(変ハ長調の平行短調だからシ、ミ、ラ、レ、ソ、ド、ファに♭がついている) |