調号と長調




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    調号(ちょうごう。調子記号・ちょうしきごうともいう)
      調を決めるには調子記号が必要で、調子記号にはシャープまたはフラットを使います。
      シャープが五線に1個付く調から7個付く調まで、フラットも1個付く調から7個付く調まで14の
      長調があります。また、長調にはそれぞれ親戚(しんせき)の短調(たんちょう)があるので
      短調にも14の短調があり、長調と短調合わせて28の調があります。その他に、調号が付かない
      基本調(きほんちょう)のハ長調とその短調(イ短調)もあるので、合計30の調があります。
     

     主音と調名
      主音は、音階の一番初めの音(第1音)で、音階の基礎(きそ)となる音です。長調では「ド」。
      調の名前は、この主音の名前でよぶことになっています。また曲はこの主音で終わります。
      そのわけは、主音で終わると「終わった」という感じが強いからで、他の音で終わると「終わった」
      感じがうすいか、終わった感じがしない音もあります。


     基本調(きほんちょう)
       すべての調の基本となる調で、調号は何もありません。
       楽典(がくてん)などで説明する時には基本調を使うことが多いです。


     



      調号がシャープの調

     


     


     


     


     


     


     



     シャープは左から右へ順番に一つずつ増えて7つまで付きます
     の真ん中のの中の音に付きます。
     シャープは重ならないように、少しずつ右にずらして書きます。
     

   


      調号がフラットの調

     



        変ロ長調

     



     



     



    



    



    




       フラットは左から右へ順番に一つずつ増えて7つまで付きます
      の真ん中のの中の音に付きます。
       フラットは重ならないように、少しずつ右にずらして書きます。