ラップ

米:rap


     1980年代に入ってニューヨークを中心に流行し、その後全国的規模で広がった黒人音楽。

     ラップとは、ブラック・イングリッシュで「しゃべり回る」こと、すなわち言葉の遊びを意味する。

     あるレコードの部分だけを使ってバンド代わりにしたり、スクラッチ(レコード盤を手で前後し、
     そのノイズ音を打楽器的に使うこと)、ブレイクミックス(ミキサーで他のレコードと複雑に繋
     ぎ合わせること)、等のテクニックを駆使し、新しいファンク・サウンドを作り上げ、そのリズ
     ムに合わせ、韻を踏んだトークを繰り広げる。

     1980年代中期を過ぎても衰えず、シンセサイザー等のエレクロトニクス技術を駆使した
     ファンク・サウンドが主体に展開されている。
     



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