三分損益法
三分損一と三分益一とを交互に行うもので、三分損一とは、1本の律管の長さを三分して その一つを去り、つまり原の長さを3分の2とするもので、その音は始めの音の完全5度と する。 三分益一とは、三分してその一つの長さを元の長さに加えるもの。つまり、原長3分の4と するもので、その音は原音の完全4度下となる。 従って三分損一は日本の尺八に当たり、三分益一は逆六に当たる。 実際はこの算法を管の上に施すことは不正確であって、古代ギリシャにおいて行われた如 く弦の長さの上で行うべきものである。 |
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