ソン

   英:son   

第一次世界大戦の頃、キューバ頭部のサンティアーゴ・デ・クーバ周辺で生まれた音楽で、ハバナに伝わり大流行し、キューバ大衆音楽の基盤を作った。その後に現れたマンボやサルサの基となった。

ドローバをもっと泥臭くしかつアフロ的なダンスの要素を強めた音楽で、後半にモントゥーノと呼ばれる2小節ずつの繰り返しがあり、そこで歌手や楽器演奏者がアドリブを楽しむスタイルを持つ。

一般的にはトレス、ギター、ベース、ボンゴ、マラカス、クラベスという6種・6人編成で、打楽器の他にトランペットが加わった。

※ドローバ=19世紀後半、サンティアーゴ・デ・クーバを中心とした大衆的な叙情歌曲


  



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