ゲブラウフスムジーグ

英:utility music   独:Gebrauchsmusik

  ヒンデミットが提唱し、特にドナウエッシンゲンの室内楽音楽祭で普及した一つの
  作曲態度で、実用音楽等と訳される。
  一次大戦後に、従来の“芸術のための芸術”に反対の立場として現れた。

  その内容は
  【専門に音楽をするのでない人々の実際的必要に応じてのみ作曲家は作曲するべ
  きで、そのために適当な長さで単純・明快な形式を持ち、小合奏で演奏出来る難しく
  ない曲で、各パートは同じ面白さにして、すべての楽器を有効に用い、正常な中庸な
  表情と手際の良い語調を用いる】といったことが要求される。

  ヒンデミットの「子供用オペラ「みんなで町を建てよう」(1931)及びさまざまな合奏曲、
  合唱曲を含んだ「プレーンの音楽祭」(1932)はその代表的なものであり、その他、
  クシェネーク、ワイル、ミロー等も同傾向の作曲を試みた。



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