ツキミタンポポ No.2
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(別名チャボツキミソウ)前のページの続き
殻がまだ緑色の実 | 殻がはじける寸前の実のアップ |
一株に花は1輪しか咲かないようです↓ | 殻がはじけた |
訂正=左上の画像下に、2005年の結果として「花は一株に1輪しか咲かないようです」と書きましたが、
今年(2006年)の観察結果を見ると、一株の根本に複数の花が咲き、従って種も出来、更に
同じ株から立ち上がった薹(とう)にも複数の花が咲いて種も出来ました。2年目の方が根が張って
育ちが良いのでしょう。3年目以降はどのようになるのか、今後も観察を続けようと思います。
ここより2006年に入る
昨年12月が晴天に恵まれて暖かく、1月に入っても殆ど雨が降らず、雪も全く降らない
からか、戸外に置いている鉢のツキミタンポポの株が下記写真のように元気が良い。
霜・雪除けの意味でガラスケースの中に入れている鉢の方の株も同様に元気が良い。
2006年1月12日 アップ
2006・1・12 | 1・24(21日には雪で被われていたが雪が溶けた後も元気だった) |
3月14日撮影
ガラスケース(温室だが暖房していない)の中で越冬した方の株 | 戸外で覆いをしないまま越冬した株(上の雪を被った画像と同一株) |
左の株は3月14日現在未だガラスケースの中にあって、右の株は上と同じ物で、雪が溶けて半月くらいした頃に 葉がかなり傷んでいたが気温が上がるにつれて徐々に快復してきました。葉の色の違いはガラス越しで撮ったの と(左)直射日光で撮った違いの他に、右は多少日焼けしているようです。ただ、ガラスケースの中で霜や雪の 被害を受けずに過ごしてきた株と、雪や寒さと戦って生き延びて来た株の違いが今後出てくるか興味があります。 |
2005年に花が咲いた、友人・たかこちゃんのツキミタンポポは、花を咲かせた同じ鉢で戸外で
冬越しをし「冬の間地上の葉は全部枯れたが、春になって新芽が出てきて、今は葉も伸びてきた」
そうです。冬の間葉が枯れたたかこちゃんの株と、霜にも雪にも当たらなかった株と、霜に当たり
雪に積もられた株、3通りの冬の越し方によって、花の咲き方にも違いが出てくるのでしょうか?
3月26日、間引きした株を移植しました。
冬の間霜よけもかけずに戸外に置いた鉢の葉の色が青々として 元気になって混んでいたので、小さい株を数本間引きし、捨てる のは勿体ないと思って別の鉢に植えてみました。 |
間引きした株を移植した鉢。この時期の移植は果たして良いのか 悪いのか分かりませんが、試験的に観察してみようと思います。 |
2006年4月9日アップ
ガラスケースの中で冬越しした鉢を戸外に出した。ガラスケースで冬越しした方のツキミタンポポは葉が全体に
長く伸びているが、草色はやや黄ばんで見える。戸外で冬越しした方の草は全体に短めだが葉の色は緑が濃い。
戸外で冬越しした鉢。雪に埋もれた後一時弱っていたせいか 葉の育ちが悪く短いが葉の色は濃くて丈夫そうに見える。 一番長い葉で23p。22pが2本、他は20p以下。 |
ガラスケースの中で冬越しした鉢。戸外で冬越しした鉢に比べる と全体に葉が長く成長しているが葉の色は黄緑色に見える。 一番長い葉が27p。26pが数本で他のも20p以上が多い。 |
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上の鉢の接写 | 上の鉢の接写 |
2006年5月10日アップ
5月7日。暫く家を空けていた間にそれぞれの株はかなり成長していました。
戸外で越冬した鉢。鉢の中がいっぱいになっていて 中にはとうが立っている株もあります。 |
ガラスケースの中で越冬した鉢。思ったより生育が 悪いようで、まだとうは立っていません。 |
戸外で越冬した鉢から小さな3株を移植した鉢。 これも株が大きく生育しています。 |
5月10日。気がついたら蕾がついていました。これらは戸外で越冬した鉢に出来た蕾です。
この蕾は株の根本から直接出てきて、茂った葉に 押されて横向きに伸びています。花が咲く時は 起きあがるのでしょうか? |
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出来たばかりの小さい蕾もあります | 左の蕾よりも生育している様子の蕾 | 横向きに伸びている蕾 |
たかこちゃんの今年の鉢の様子と蕾
たかこちゃんの今年の株(冬には葉が全部無くなって復活した株) | たかこちゃんの今年の蕾。根元から出ています |
このページの上から2段目の画像のうち左側にある実の下に、昨年の結果として
「花は一株に一輪しか咲かないようです」と書きましたが、今年の蕾を見ると
一本のとうに幾つもの蕾が付いていますから、一株に一つではなさそうです。
後は経過を観察して結果を書きましょう。
2006年の花は次のページ「ツキミタンポポNo3」にアップしています
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