五十音でひく音楽用語辞典 ぬ〜の
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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ぬ−の | 用語 | 国語名 | 意味 |
ぬ | . | . | . |
1 | ヌオーヴァ | 伊: nuova | 新しい |
2 | ヌオーヴォ | 伊: nuovo | 同上 |
3 | ヌトリート | 伊: nutrito | 豊富な。滋養に富んだ。(十分な豊かな音とか、良く保持された音などに対して使われる隠諭) |
4 | ヌトレンド | 伊: nutrendo | 充実した音で。十分保持して。 |
5 | ヌ パ | 仏: ne pas | 〜でない |
6 | ヌーフ | 仏: neuf | 九の |
7 | ヌリ | 仏: nourri | 養われた。豊かな。音を保持して。 |
8 | ヌンク・ディミティス | 羅: nunc dimittis | 「今こそ逝かしめ給う」の意。ルカ2:29−32によるカンティクムの一つ。シメオンの賛美歌カンティクム・シメオニス(canticumsimeonis)。 |
. | ぬの項目 計 8語 | . | . |
. | . |
. | . |
ね | . | . | . |
1 | ネアポリターニッシェ・シューレ | 独: neapolitanische Schule | ナポリ楽派=17世紀から18世紀にかけてヨーロッパを支配したオペラ楽派をいう。 詳しくは こちら |
2 | ネアポリターニッシェ・ゼックステ | 独: neapolitanische Sexte | ナポリ六の和音=主として長調の第4度の上に置かれる長六の和音。古典的な変化音の一つ。本来のS機能の他に三声音の備えている下行導音性を転調に利用することがあった。 |
3 | ねいろ(音色) | 英: timbre tone-color 独: Klangfarbe Tonfarbe 仏: timbre |
音の成分の相違から生まれる感覚的特性をいう。 同じ高さの音を同じ強さで鳴らしても、発音体の相違或いは振動のさせ方によって音の持つ感覚的質に違いが生じる。 |
4 | ネイ | 伊: nei | 前置詞inと複数男性定冠詞iの融合したもの |
5 | ネウマ | 羅: neuma | ビザンツ、特に6世紀から10世紀頃迄のローマ・カトリック教会で用いられたもので14世紀頃迄残った記譜法。 こちら |
6 | ネオ・アコスティック・サウンド | 英: new acoustic sound | エレクトリックなサウンドへの反発として1980年代に登場したアコースティック楽器を前面に出したロックのこと。 |
7 | ネオ・クラシシズム | 英: Neo−Classicism | 新ロマン主義=バロック、あるいはそれ以前の厳格な対位法に対して反逆として生まれた作曲傾向の一つで、第一次大戦後ブゾーニによって提唱され体系づけられた。 |
8 | ネオ・ロマンティシズム | 英: Neo−Romanticism | ロマン主義の伝統を基盤にしながら近代音楽の先駆をなした作曲者達−エルガー、R・シュトラウス、シベリウス、レーガーなどを指す。ただし、ドイツではワーグナー、ブルックナー、リスト、ヴォルフを加えた人々の音楽を差し指すことが多く、前期ロマン主義に対していう言い方である。 |
9 | ネークド・フィフス | 英: naked fifth | 空虚5度=空虚な三和音。3度が欠けて完全5度だけで空虚な感じがあうるのでこの名前が出来た。 |
10 | ネザーランズ・スクール | 英: Netherlands school 独: niederlandische School |
ネーデルランド楽派=1450年から1600年に至るルネッサンス音楽期に、フランドール地方(今の北フランス〜ベルギー、オランダ)に栄えた一大楽派。ローマ楽派、ヴェネツィア楽派、スペイン楽派、フランス楽派などの形成に重大な影響を与えた。本質的に声楽性に立つこの楽派は、後に起こった器楽音楽の発達によって廃れた。 |
11 | ネーザル・トーン | 英: nasal tone | 鼻音を伴う音。歌に用いる声は、必ずその共鳴の中に鼻音を伴っているが、更にその共鳴が鼻音を感じさせる声音をいう。 |
12 | ネック | 英: neck | 有棹楽器の棹の部分 |
13 | ネック・ジョイント | 英: neck joint | ギターやベースの棹を胴に取り付けることをいう |
14 | ネック・ジョイント・プレーット | 英: neck joint plate | ギターおよびベースのボルト・オン・ネックの、ボディとネックの接合する箇所に使われる金属製の補強板。 |
15 | ネーデルランドがくは(〜楽派) | 英: Netherlands school 独: niederlandische School |
1450年から1600年に至るルネッサンス音楽期に、フランドール地方(今の北フランス〜ベルギー、オランダ)に栄えた一大楽派。ローマ楽派、ヴェネツィア楽派、スペイン楽派、フランス楽派などの形成に重大な影響を与えた。本質的に声楽性に立つこの楽派は、後に起こった器楽音楽の発達によって廃れた。 |
16 | ネニア | 羅: nenia | ネーニエともいう。嘆きの歌。ローマ時代の葬儀の時に、家族の中の女性が鼻声を特に感じさせた声音をいう。 |
17 | ネーニエ | 独: Nanie 羅: nenia |
同上 |
18 | ネーブスト | 独: nebst | 共に。一緒に。 |
19 | ネーベン・ザッツ | 独: Nebensatz | 副主題=数多くの主題を持っている楽曲では、機能に基づいて主要主題と副主題とに分ける。副主題は主要主題を助ける副次的な役割を持っている。 |
20 | ネーベンゼアプティメンアッコルト | 独: Nebenseptimenakkord | 副七の和音=属七の和音以外の七の和音の総称 |
21 | ネーベン・ドミナンテ | 独: Nebendominante | 1.副次的属和音(声)=ある調の音階固有和音への属和音(声)。一時的転調をなし、主調の主音に統一される性質のもの。 2.借用和音(声)=転調の中で僅かな時間だけ一時的に他調の属七を借用する手法。その大部分は保調的変化和音(その曲の主調の調性感を損なわない程度の変化和音)である。 |
22 | ネーベン・ハルモニー | 独: Nebenharmonie | 副次和声=機能理論用語。主要和声に属さない諸和声をいう。主要和声の代理和音。 |
23 | ネーベンリニエ | 独: Nebenlinie | 加線 |
24 | ネリ | 伊: negli | 前置詞inと複数男性gliの融合したもの |
25 | ネリジェンテ | 伊: negligente | 気楽に。怠けて。 |
26 | ネル | 伊: nel | 前置詞inと単数男性定冠詞ilの融合したもの |
27 | ネール・ヴァイオリン | 英: nail violin | ネール・ハーモニカ、ネール・フィッドルともいう。釘ヴァイオリンの意で、18世紀に流行した一種の弓弦楽器。相当の厚みを持った半円形の木版の円周に沿って、多数の釘を大きさの順に打ち並べたもの。これを左手に持って右手の弓で弾き鳴らす。 |
28 | ネール・ハーモニカ | 英: nail harmonica | 同上 |
29 | ネール・フィッドル | 英: nail fiddle | 同上 |
.. | ねの項目 計 29語 | .. | .. |
. | . |
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の | . | . | . |
1 | ノイエ・ロマンティク | 英: Noeue-Romantik | 最も普通にはロマン主義の伝統に立脚しながら近代音楽の先駆をなした作曲家(エルガー、R.シュトラウス、シベリウス、レーガーなど)の音楽を指し、またそうした意味を持たない場合でも20世紀にあってロマン的な作風を示した場合にこの語が用いられる。ただしドイツではワーグナー、ブルクナー、リスト、ヴォルフを加えた人々の音楽を指すことが多く、これは前期ロマン主義に対していう言い方である。 バロック、あるいはそれ以前の厳格な対位法に対しての反逆として生まれた作曲傾向の一つで、第一次大戦後ブゾーニによって提唱され体系づけられた。 |
2 | ノイロマンティク | 独: Neuromantik | 同上 |
3 | ノヴァコード | 英: novachord | アメリカで発売されている電気オルガンの一種。鍵盤は一段であるが鍵は72ある。 |
4 | のう(のうがく) | 日: 能(能楽) | 日本芸能の一つ、能楽と狂言の総称だが、狭義には能だけを指す。平安時代の猿楽が鎌倉時代になって歌舞劇となり能と呼ばれた。それに対して猿楽本来の笑いを主とする演技は狂言と呼ばれた。 |
5 | ノーウィージャン・ミュージック | 英: Norwegian music | ノルウェー音楽=デンマークの影響を受けていたが、1841年にデンマークから独立してから自国の芸術音楽を持つようになった。その最初の作品の一つはヴァルデマール・トラーネの「山の物語」(1824)と言われている。その後の作曲家には国際的に知られるものがほとんどない。 |
6 | ノーウィッチ・ソルファ | 英: Norwich solfa | トニック・ソル・ファ=イギリスのアン・ブローバー卿が作ったにびで、J.カーウェンによって改善された方法。主音をド・2度をレ・3度をミ・4度をファ・5度をソ・6度をロ(lo)7度をティとし、この半音低いものを2度をロ(ro)・3度をモ・6度をロ(lo)・7度をト半音高い方は1度をディ・2度をリ(ri)・4度をフィ・5度をシ・7度をリ(li)とした。 |
7 | ノヴェルティ・ソング | 米: novelty song | 童謡を作り替えて、その特徴も生かしているジャズソング。 |
8 | ノヴェレッテ | 独: Novellette | 非常に多くの主題を持って作られるピアノ曲で、シューマンが初めて使用した名称。 |
9 | のうかん | 日: 能管 | 能笛。能楽に用いる七孔の横笛。長さ約38p、雅楽の横笛に似るが音は強い。長唄にも用いる。 |
10 | のうきょうげん | 日: 能狂言 | 略して狂言。猿楽から発達した喜劇で、猿楽能が室町初期に芸術的に向上して能楽となった時、狂言も結びついて向上し、江戸時代には能楽に付随して演じられるようになった。問答を主にして伴奏楽器を用いない(希に能の囃子を用いることもある)。主役を演じる者を“オモ”、主役の相手役を“アド”という。 |
11 | のうてき | 日: 能笛 | 能管のこと |
12 | ノクターン | 独: Nocturne | ショパンやフィールド等によって作られた主としてピアノ曲の一形式で、形式上の約束は無いが、静かな夢想的気分に満ちた音楽。また、ナハト・シュティックとしては合奏曲にも用いられている |
13 | ノクチュルヌ | 仏: nocturn(e) | 同上 |
14 | ノクチュルネ | 独: Nocturne | 同上 |
15 | ノコギリは(鋸波) | 英: saw-toothes wav | 鋸歯状波。弦楽器や金管楽器のような全部の倍音を含んだ音色を作るために用いられ、偶数次倍音が逆位相になっているという特徴をもつ。 |
16 | ノータ | 伊: nota | 音符 |
17 | ノータ・クワドラータ | 伊: nota quadrata | グレゴリオ聖歌に使われる四角な音符 |
18 | ノータツィオーネ | 伊: notazione | 記譜法 |
19 | ノチェ | 西: noche | 夜 |
20 | ノッホ | 独: noch | まだ。なお。 |
21 | ノーディック・ミュージック | 英: nordic music | 北欧音楽=ヨーロッパ北部の音楽だが、普通にはデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、アイスランドのものをいう。 |
22 | ノーテ | 独: Note | 音符 |
23 | ノート | 仏: note | 同上 |
24 | ノート・ロー | 独: note row | 音列のこと |
25 | ノートルダムがくは(〜楽派) | 英: school of Nutre Dame | 12・13世紀にパリのノートルダム寺院を中心に栄えた楽派。複音楽技法を飛躍的に発達させたことで知られる。 |
26 | ノネット | 英: nonet 独: Nonett 仏: nonette 伊: nonetto |
九重奏=9個の独奏楽器による室内楽重奏。管・弦・ピアノ等を組み合わせた編成が多い。 |
27 | ノーネンアッコルト | 独: Nonenakkord | 九の和音=七の和音の上に、更に3度の音を重ねた和音(音が5個重なる) |
28 | ノノーレ | 独: Nonole | 9連音符 |
29 | ノーナ | 伊: nona | 9度 |
30 | ノーネ | 独: None | 同上 |
31 | ノビレ | 伊: nobile | 高貴な |
32 | ノブ | 英: knob | ギター用語。通常はコントロールノブを指すがトグル・スイッチの頭の部分を指す場合もある。 |
33 | ノブレッツァ | 伊: noblezza | 高貴。上品。 |
34 | ノモス | ギリシャ: nomos | 初期ギリシャ音楽の旋律定式。ノモスとは語源的には法、法則を意味し、伝統的に尊ばれた一定の旋律原型をいう。有名なものにはB.C.7世紀の人テルパンドロスのキタロディケ(キタラの助奏を伴う独唱)、B.C.6世紀のサカダスのアウロディケ(管楽器アウロスの独奏曲)のノモスなどがある。 |
35 | ノルウェーおんがく(〜音楽) | 英: Norwegian music 独: norwegische Musik 仏: musique norvegienne |
デンマークの影響を受けていたが、1841年にデンマークから独立してから自国の芸術音楽を持つようになった。その最初の作品の一つはヴァルデマール・トラーネの「山の物語」(1824)と言われている。その後の作曲家には国際的に知られるものがほとんどない。 |
36 | ノルヴェーギッシェ・ムジーク | 独: norwegische Musik | ノルウェー音楽。 上欄参照 |
37 | ノルティーニャ | 英: nortena | メキシコ北部のスタイルに準じたテキサスのメキシコ系音楽のこと。 |
38 | ノワール | 仏: noire | 4分音符 |
39 | ノン・タント | 伊: non tanto | 多くなく |
40 | ノン・トロッポ | 伊: non troppo | はなはだしくなく |
41 | ノン・ハーモニック・トーン | 英: non harmonic tone | 非和声音 |
. | のの項目 計 41語 | . | . |
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