≪ 音楽用語辞典-H(h-he) ≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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H | 用語 | 国名・読み | 意味 |
1 | H | 独:ハー | ロ音(ハ長調のシ) |
2 | habanera | 西:アーパーネラ | ハバネラ=キューバ島の首都ハバナを中心としておこったダンス。2拍子系、律動的なリズムで、タンゴの発生にも影響している。1850年頃からスペインに渡り、各地に広まった。 |
3 | Hackbrett | 独:ハックブレット | ツィンバロン=打弦楽器。クラヴィコードやピアノの前身とされる原始的な楽器。 |
4 | Halbe | 独:ハルベ | 2分音符=全音符の1/2の長さを表す音符。通常は2拍。音楽は4拍子を基準として考えられているから1小節は4拍として数えることになる。全音符=4拍という前提になる。1小節(4拍)を2つに分けると一つの音符は2拍ということになる。 |
5 | halbe Note | 独:ハルベ・ノーテ | 同上 |
6 | Halbenote | 独:ハルベノーテ | 同上 |
7 | halbe Pause | 独::ハルベ・パウゼ | 2分休符=2分音符と同等の長さを休む。通常は2拍休み。 |
8 | halbe Taktnote | 独:ハルベ・タクトノーテ | 2分音符=全音符の1/2の長さを表す音符。通常は2拍。音楽は4拍子を基準として考えられているから1小節は4拍として数えることになる。全音符=4拍という前提になる。1小節(4拍)を2つに分けると一つの音符は2拍ということになる。 |
9 | Halbetaktenote | 独:ハルベタクトノーテ | 同上 |
10 | Halbnote | 独:ハルブノーテ | 2分音符=全音符の1/2の長さを表す音符。通常は2拍。音楽は4拍子を基準として考えられているから1小節は4拍として数えることになる。全音符=4拍という前提になる。1小節(4拍)を2つに分けると一つの音符は2拍ということになる。 |
11 | Halbschluss | 独:ハルブシュルッス | 半終止=曲の区切りなどで属和音(ときには下属和音)に代わる場合、または不完全正格終始をさすこともある。 |
12 | Halbsoprano | 独:ハルブソプラーン | メゾソプラノ=女声で2番目に高い声域 |
13 | Halbtenor | 独:ハルブテノール | バリトン=男声で2番目に高い声域 |
14 | Halbton | 独:ハルブトーン | 半音程 |
15 | half cadence | 英:ハーフ・ケーデンス | 半終止=半終止=曲の区切りなどで属和音(ときには下属和音)に代わる場合、または不完全正格終始をさすこともある。 |
16 | half-close | 英:ハーフ・クローズ | 同上 |
17 | half-note | 英:ハーフ・ノート | 2分音符=全音符の1/2の長さを表す音符。通常は2拍。音楽は4拍子を基準として考えられているから1小節は4拍として数えることになる。全音符=4拍という前提になる。1小節(4拍)を2つに分けると一つの音符は2拍ということになる。 |
18 | half organ | 英:ハーフ・オーガン | ドミ・ジゥー=パイプオルガンやハーモニウムで、主要音栓を全開したプラン・ジェーに対し、柔らかに制限した音栓法により楽器の半分の力で演奏すること、またはこの奏法を用いた楽曲。 |
19 | half-play | 英:ハーフ・プレー | 同上 |
20 | half-rest | 英:ハーフ・レスト | 2分休符=2分音符と同等の長さを休む。通常は2拍休み。 |
21 | half tone | 英:ハーフ・トーン | 半音程 |
22 | Hallelujah | ベブライ語:ハレルヤ | ヘブライ語で「神をたたえよ」の意。神を称える歌。 |
23 | hallucination audlitive | 仏:アリュシナシォン・オディティーヴ | 幻聴 |
24 | halling | ノルウェー語:ハリング | ノルウェーの民族的なダンス。2拍子だが速度がいろいろに変わり、踊りも変化に富んでいる。 |
25 | Hals | 独:ハルス | 符尾=音符の縦棒 |
26 | Halt | 独:ハルト | 休止。 休符。 |
27 | hammer | 英:ハンマー | ピアノ(ピアノフォルテ)の弦を打つ部分で、ヘッドにはフェルト(羊毛)が貼ってある。長期間使用するうちにはフェルトが摩耗するから貼り替えるメンテナンスが必要。 |
28 | hammerKlavier | 独:ハンマークラヴィーア | ハープシコードに対するピアノの古い呼び方。今日では単にクラヴィーアと呼ばれる。 |
29 | hammer-stroke | 英:ハンマー・ストローク | マルテレ。マルトレ。「槌で打つ」という意。用弓楽器の一奏法。弓に弾力をつけながら弦をおさえるようにして強くひく。これを短く、強く続けてひく時の呼び方。 |
30 | hamond organ | 英:ハモンド・オーガン | ハモンド・オルガン=1934年、シカゴの電気発明家・ローレンス・ハモンドによって考案された電気オルガン。パイプオルガンに匹敵する音響を発する |
31 | hanacca | モラビア:ハナッカ | 3拍子の音楽を持つモラビアのダンス。リズムの感じがポロネーズに似ている。 |
32 | hanaise | 仏:アネーズ | ハナッカ。同上。 |
33 | Hanakisch | 独:ハナキッシュ | ハナッカ。同上。 |
34 | hand drum | 英:ハンド・ドラム | タンブリン |
35 | Handespiel | 独:ヘンデシュピール | 手鍵盤 |
36 | handharmonika | 独:ハントハルモーニカ | アコーディオン。 詳しくは こちら |
37 | hand horn | 英:ハンド・ホーン | スライド・トランペット=トロンボーンのようなスライド装置の楽器。管が細すぎるのと、長さが奏者の腕に適さないため実用化しなかった。 |
38 | hand organ | 英:ハンド・オーガン | バーレル・オーガン、ドレーオルゲルともいう。ピンの刺さっている円筒(樽)を手で回転させ、ピンが舌状の鍵板に触れることによってパイプを鳴らす原始的な自動オルガン。(日本に残る「オルゴール」という呼び方はこのオルガンと混同した結果による) |
39 | Handtrommel | 独:ハントトロンメル | タンブリン |
40 | Harfe | 独:ハルフェ | ハープ。 詳しくは こちら |
41 | Harfenbass | 独:ハルフェンバス | アルベルティー・ベース=鍵盤楽器の伴奏法の一種で、左手によるアルペジオ的な動きが特徴。 |
42 | Harfeninstrumente | 独:ハルフェンインストルメンテ | 撥弦楽器=弦を弾いて音を出す楽器。指で弾いて音を出す楽器と義甲を使用するものがあるが、歴史的にはハープシコードのような鍵盤装置のものもあった。 詳しくは こちら |
43 | Harfenlaute | 独:ハルフェンラウテ | ディタル・ハープ=1798年、イギリスのギター教師が発明した小型のハープ。ハープ・ギターと言われ、ペダルの代わりに7つの鍵を手指で操作しながら膝の上で演奏する。一般化した楽器ではない。ハープ・リュートとも呼ばれる。 |
44 | Harfenzung | 独:ハルフェンツーク | 古い時代にピアノに付いていた一種の音栓で、それを操作するとハープのような音を出す。 |
45 | harmonic | 英:ハーモニック | 倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音(基音以外の音) |
46 | harmonica | 米:ハーモニカ | ハーモニカ=リード・オルガン族の最小楽器。いわゆるハーモニカである(ハーモニカと称する楽器は沢山あるので混同を避ける為にドイツではムントハルモニカ、イギリスではマウス・オーガンと呼んでいる) 詳しくは こちら |
47 | harmonica de bois | 仏:アルモニカ・ド・ポワ | 木琴 |
48 | harmonic bass | 英:ハーモニック・ベース | クィント=複合音の原理を応用したオルガン音栓 |
49 | harmonicello | 英:ハーモニチェロ | チェロに似た弓でこする楽器で5〜10本の弦を持つ。ニュルンベルクの僧侶J.カルルによって18世紀の後半に発明された。 |
50 | harmonic figuration | 英:ハーモニック・フュギュレーション | 分散和音=和音の各音を同時でなく分けて順番に演奏すること |
51 | harmonic flute | 英:ハーモニック・フルーテ | オルガンのフルート音栓=フルートのような音色のオルガン音栓。基本的にはガンバ音栓より口径の広い開管のフルート・ストップで、鍵盤の全域にわたる8ft.なたは4ft.の音栓。 |
52 | Harmonichord | 独:ハルモニコルド | 1808年ドレスデンのカウフマン発明の鍵盤楽器で、弦はペダルで動かす。円筒に張った革の摩擦で発音される。 |
53 | harmonic interval | 英:ハーモニック・インターヴァル | 和声(的)音程=普通の短音階(自然的短音階)の第7音が半音高くされた音階。 |
54 | harmonic minor scale | 英:ハーモニック・マイナー・スケール | 同上 |
55 | harmonic overtone | 英:ハーモニック・オーヴァートーン | 倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
56 | harmonic pccolo | 英:ハーモニック・ピッコロ | ハーモニック・フルート。オルガンのフルート音栓。ルートのような音色のオルガン音栓。基本的にはガンバ音栓より口径の広い開管のフルート・ストップで、鍵盤の全域にわたる8ft.なたは4ft.の音栓。 |
57 | harmonic progression | 英:ハーモニック・プログレッション | 和音連結 |
58 | harmonics | 英:ハーモニックス | 1.フラジオレット・トーンズ=倍音の原理を利用したバイオリン族及びハープなどの楽器の奏法による音。詳しくは こちら 2.倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
59 | harmonic sequence | 英:ハーモニック・シークェンス | 和声的反復進行=ある短い和声の原型を(これをノティーフと呼ぶ)何回か高さを移して反復するものをいう。各声の音程関係を全く原型の通りに移せば必ず転調が起こり、これを反復進行という。 |
60 | harmonic trumpet | 英:ハーモニック・トランペット | オルガンのリード音栓。ハーモニック・フルートと同じ原理。 |
61 | harmonie de la dominante | 仏:アルモニー・ド・ラ・ドミナーント | 属和声=機能理論の用語。和音記号で書くとV・V7・V9。機能符標はD。 |
62 | harmoniefreie Tone | 独:ハルモニーフライエ・テーネ | 非和声音=和音に属さない音の総称、和音とは協和しない音であるが、実際の音楽では、事情によっては自由に使用されている。 |
63 | harmoniefremde Tone | 独:ハルモニーフレムデ・テーネ | 非和声音=和音に属さない音の総称。何れも和声音のどこかに2度音程で付帯しているのが原則。 |
64 | harmonie moderne | 仏:アルモニー・モデルヌ | 近代和声学 詳しくは こちら |
65 | Harmonielehre | 独:ハルモニー・レーレ | 和声楽 詳しくは こちら |
66 | Harmoniemusik | 独:ハルモニームジーク | 吹奏楽=もっとも整った吹奏楽は軍楽だが、軍に属さなくて軍楽隊と同じ規模をもった楽団を吹奏楽団と呼んでいる。日本では木管、金管楽器を主としてそれに打楽器を加えたものを吹奏楽と呼んでいる。 |
67 | Harmonik | 独:ハルモーニク | 和声楽 詳しくは こちら |
68 | Harmonika | 独:ハルモーニク | ハーモニカ=リード・オルガン族の最小楽器。いわゆるハーモニカである(ハーモニカと称する楽器は沢山あるので混同を避ける為にドイツではムントハルモニカ、イギリスではマウス・オーガンと呼んでいる) 詳しくは こちら |
69 | harmonique | 仏:アルモニック | 倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
70 | harmonische Figuration | 独:ハルモニッシェ・フィグラチオーン | 分散和=和音の各音を同時でなく分けて順番に演奏すること |
71 | harmonische Figurierung | 独:ハルモニッシェ・フィグリールング | 同上 |
72 | harmonische Hande | 独:ハルモニッシェ・ヘンデ | 和声の手。グィドの手とも言われ、11世紀イタリアの楽僧グイドによって創案された、指の関節によって音階と音名を指示する方法。親指の指先から始まって渦巻き状に数えられる各関節は順次に上行する音列を指示する。 |
73 | harmonisches Intervall | 独:ハルモーニッシェス・インターヴァル | 和声(的)短音階 |
74 | harmonische Molltonleiter | 独:ハルモーニッシェ・モルトーンライター | 同上 |
75 | harmonischer Oberton | 独:ハルモーニッシェル・オーバートーン | 倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
76 | harmonische Sequenz | 独:ハルモーニッシェ・ゼクヴェンツ | 和声的反復進行=ある短い和声の原型を(これをノティーフと呼ぶ)何回か高さを移して反復するものをいう。各声の音程関係を全く原型の通りに移せば必ず転調が起こり、これを反復進行という。 |
77 | harmonische Tone | 独:ハルモーニッシェ・テーネ | 1.フラジオレット・トーンズ=倍音の原理を利用したバイオリン族及びハープなどの楽器の奏法による音。 2.倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
78 | harmonisierung | 独:ハルモニジールング | 和声づけ |
79 | harmonium | 英:ハーモニューム | 制限された場所(学校、礼拝堂、居間等)で使用するオルガンの代用として作られたリード・オルガン族の鍵盤楽器。日本では単にオルガンと称している。 |
80 | harmonium | 仏:アルモニゥム | 同上 |
81 | Harmonium | 独:ハルモーニゥム | 同上 |
82 | harmonization | 英:ハーモニゼーション | 和声づけ |
83 | harmonize | 英:ハーモナイズ | 和声つける |
84 | harmony | 英:ハーモニー | 和声=広い意味では2声以上の和音の連結 詳しくは こちら |
85 | harp | 英:ハープ | ハープ 詳しくは こちら |
86 | harpe | 仏:アルプ | 同上 |
87 | harpe chromatique | 仏:アルプ・クロマティック | クロマティック・ハープ=1897年フランスのギュスターヴ・リヨンが発明したペダル無しのハープ。半音階を奏しえない普通のハープ(2重アクション式)に代わるべきものとして考案された。音量に乏しいため普及しなかった。 |
88 | harpe cimbre | 仏:アルプ・サンプル | ウェルシュ・ハープ=イギリスの吟遊詩人が愛用した古いハープ |
89 | harpe double | 仏:アルプ・ドゥブル | ダブル・ハープ=17世紀頃のハープ。弦が二重になっている。 |
90 | harpe eoliene | 仏:アルプ・エオリエンヌ | エオリアンハープ=エオリアン・ハープ。特殊な楽器。いろいろな太さの腸弦をユニゾンにして枠に張り、洞窟や岸壁のような風の当たる場所においてひとりでに鳴らせる。ギリシャ神話の風神の名を取っている。16世紀の終わりか17世紀の初めより19世紀末まで流行した。 |
91 | harpe galloise | 仏:アルプ・ガロワーズ | セルティック・ハープ=中世のイギリスで吟遊詩人が使用したハープ。小型のものをクラールザックという。 |
92 | harpsical | 英:ハープシカル | 18世紀のハープシコードの呼び名 |
93 | harpe lute | 英:ハープ・リュート | ディタル・ハープ=1798年、イギリスのギター教師が発明した小型のハープ。ハープ・ギターと言われ、ペダルの代わりに7つの鍵を手指で操作しながら膝の上で演奏する。一般化した楽器ではない。ハープ・リュートとも呼ばれる。 |
94 | harpsichord | 英:ハープシコード | クラヴサン、チェンバロともいう。鍵盤を有する撥弦楽器。グランドピアノと似ているが5オクターヴjくらいで小さく、音量も小さい。ジャックという特殊な装置によって下から弦をかき鳴らす。 |
95 | harpe theory | 英:ハープ・セオリー | ハープ説=ヘルムホルツによって唱えられ、その後部分的な修正は加えられたが、現在最も優勢な説。内耳の蝸牛殻の中に納められ渦状に巻く帯状の基礎膜は、その長さの方向に走る繊維群から出来、蝸牛底(入り口)の方が短くて緊張し、奥に行くと程細長く緩んでいて、丁度ピアノかハープの楽器の状態をなしている。 |
96 | harsh or soft | 英:ハーシュ・オア・ソフト | 硬・軟 |
97 | harter Gaumen | 独:ハルテツ・ガウメン | 硬口蓋 |
98 | hart oder weich | 独:ハルト・オーダー・ヴァイヒ | 硬・軟 |
99 | hartverminderter Dreiklang | 独:ハルトデルミンデルテル・ドライクラング | 硬減三和音 |
100 | hastig | 独:ヘスティッヒ | 急速に。急いで。 |
101 | Hauptdreiklange | 独:ハウプトドレイクレンゲ | 主要三和音=音階の第1音(主音)、第5音(属音)、第4音(下属音)上に構成される三和音の総称。 |
102 | Hauptharmonie | 独:ハウプトハルモニー | 主要和声 |
103 | Hauptnoten | 独:ハウプトノーテン | 装飾音を有する時の主要音。和音中の音としては和音の性格を決定する数個の音。リズム的には主要アクセント。 |
104 | Hauptsats | 独:ハウプトザッツ | 主要主題。主要楽節。 |
105 | Hauptschluss | 独:ハウプトシュルッス | 完全正格終止=SーD−Tで終結する終止形 |
106 | Hauptseptimenakkord | 独:ハウプトゼプティーメンアッコルト | 属七の和音=属和音の上に7度の音が重なって出来る和音 |
107 | Hauptstimme | 独:ハウプトシュティンメ | 主声部 |
108 | Hauptthema | 独:ハウプトテーマ | 主要主題 |
109 | Hauptwerk | 独:ハウプトヴェルク | グレート・オーガン=大オルガンの意味だが手鍵盤を指す。 |
110 | Hausmusik | 独:ハウスムジーク | 主としてドイツで、15〜16世紀頃から市民の家庭を中心にして演奏される形態をとりつつ発展した音楽。音楽愛好家の仲間が集まって演奏され、聴衆の有無は第二次的なものとしている。民族音楽の発展にも大いに貢献した。 詳しくは こちら |
111 | haut(e) | 仏:オー(オート) | 高い |
112 | hautbois | 仏:オーポワ | オーボー |
113 | hautbois d'amour | 仏:オーポワ・ダムール | オーボエ・ダモーレ=オーボーとコーラングレ(有鍵ビューグル=現在のピストン式ビューグルの母体となった金管楽器で、今では使用されない)の中間にある複簧木管楽器。オーボーより短3度低いイ調の楽器で、形状はコーラングレに等しい。昔は実音のまま記譜したが、今日では移調楽器。奏法はオーボーと似ている。 |
114 | hautbois de chasse | 仏:オーポワ・ド・シャッス | オーボエ・ダ・カッチア=コーラングレ(有鍵ビューグル=現在のピストン式ビューグルの母体となった金管楽器で、今では使用されない)の古称 |
115 | hautboy | 英:オーボイ(ホーボイ) | オーボー=木管楽器の一つ。普通は木製で吹口から先端にやや広がる円錐形で、三つの部分に分けられる。暖かい柔らかい音色が特徴。 |
116 | haut danse | 仏:オー・ダーンス | バス・ダンスの反対。足を上げるダンスの古称。 |
117 | haut-dessus | 仏:オー・ドシュ | ソプラノ=女声で一番高い声域 |
118 | haute-contre | 仏:オート・コントル | アルト=女声で一番低い声域 |
119 | hauteur | 仏:オートゥール | 音の高さ |
120 | hauteur tonal | 仏:オートゥール・トナール | 同上 |
121 | havanaise | 仏:アヴァネーズ | ハバネラ=キューバ島の首都ハバナを中心としておこったダンス。2拍子系、律動的なリズムで、タンゴの発生にも影響している。1850年頃からスペインに渡り、各地に広まった。 |
122 | hawiian guitar | 米:ハワイイアン・ギター | ハワイアン・ギター=軽音楽の楽器。ハワイの郷土音楽では最初のうち普通のギターを使用していたが、奏法は、膝の上に楽器を乗せ、左手の金属片で指板を押さえながら、一弦琴のように旋律だけを演奏した。その奏法では棹を手で支える必要もなくなり、現在では6弦だけを元のままにして(全部金属製)形態は原型をとどめない。その形態はまちまちで、電気をも使用し、広く世界的に親しまれている。 |
123 | head arrangement | 米:ヘッド・アレンジメント | ジャズ用語。楽譜に書かずに頭で編曲しながら演奏する。 |
124 | head voice | 英:ヘッド・ヴォイス | 頭声=男女の区別なく一人の人の声を高い方から低い方へ頭声・中声・胸声と分ける。 |
125 | hearing | 英:ヒアリング | 聴覚 |
126 | Heckelclarina | 独:ヘッケルクラリーナ | クラリーナ=ワーグナーの「トリスタン」の為に作られた木管楽器だが殆ど使用されていない。 |
127 | Heckelclarinette | 独:ヘッケルクラリネッテ | 同上 |
128 | Heckelphon | 独:ヘッケルフォーン | バリトン・オーボーの一種で新しい楽器。シュトラウスの「サロメ」(1905)に初めて使用された。太めの管を使用するから強い音を発するが他の楽器と調和しない。 |
129 | heel | 英:ヒール | 弓の持つ方の端 |
130 | Heilrhythomik | 独:ハイルリトミック | リズム教育 詳しくは こちら |
131 | heiter | 独:ハイター | 晴れた。 朗らかな。 |
132 | Heldentenor | 独:ヘルデンテノール | テノール=男声で一番高い声域 |
133 | helicon | 独:ヘリコン | チューバ。ローマ時代のトランペットを指したが、現在(オフィクライド以後)は管弦楽における最低音楽器を指す。 |
134 | Helikon | 独:ヘーリコン | ヘリコン=チューバの管を丸型に巻いて肩に担ぐようにした楽器。低音金管は特に重いから歩行演奏や立奏用にオーストリアで考案された。 |
135 | Hellertion | 独:ヘレルチオーン | 1930年にライプツィッヒでヘルベルガーとレルテスの二人が発明した純粋な電気楽器。楽器名は両人の頭文字がとってある。鍵盤の目標によって周波を定めるからエテロフォーンよりも音度が安定する。 |
136 | Helligkeit des Horens | 独:ヘリッヒイカイト・デス・ヘーレンス | 明度感 |
137 | hemidemisemiquaver | 英:ヘミデミセミクエーヴァー | 64分音符=16分の1拍。音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。全音符=4拍という前提になる。1小節(4拍)を64に分けると一つの音符は16分の1拍ということになる。 |
138 | heptachord | 英:ヘプタコード | エプタコルド 1.7弦のリラ 2.七音音階=この語はオクターヴの近代の概念を示す為に用いられ、中世のヘクサコード(六つの音を持つ)と対立的に用いられる。 |
139 | Herabstrich | 独:ヘルアブシュトリッヒ | 上げ弓=ヴァイオリンやヴィオラの運弓法。弓を上行させる。表現は平静。 |
140 | Hermeneutik | 独:ヘルメノイティク | 音楽解釈学 |
141 | heroique | 仏:エロイック | 神話的英雄の。英雄的な。勇ましい。 |
142 | heroisch | 独:ヘロイッシュ | 英雄的な |
143 | herstrich | 独:ヘルシュトリッヒ | 弾き寄せる |
144 | Heunterstrich | 独:ヘルウンターシュトリッヒ | 下げ弓=ヴァイオリンやヴィオラの運弓法。弓を下降させる。表現力は上げ弓より力強い。 |
145 | hervorragend | 独:ヘルフォールラーゲント | すぐれた。 際だった。 |
146 | Heses | 独:ヘセス | 重変ロ(ハ長調のシにダブルフラットがついて全音下がった音。実際の高さはラと同じ) |
147 | heterodyne | 英:ヘテロダイン | ヘテロダイン装置。真空管に唸りを生じさせる装置で電気楽器の音源として貴重な現象。 |
148 | hexachord | 英:ヘクサコード | 六音音階=六つの音から出来ている全音階的音階。グィドによって完成された(11世紀)。17世紀頃まで用いられ、ギリシャ及び中世の四音音階とオクターヴの中間に位置する。 |
149 | Hexameron | 独:ヘクサメロン | ベルリーニの「清教徒」の行進曲に基づいて、6人の有名なピアニスト(リスト、タールベルク、ピクシス、ヘルツ、ツェルニー、ショパン)によって作曲された変奏曲で、1837年のパリの慈善音楽会で、彼等は6台のピアノで次々と自分の変奏曲を弾いた。後にリストは自分で管弦楽の伴奏をつけ、リサイタルでそれらを弾いた。従って、六つの異なった、しかし相互に関係あるその楽曲集に対してこの名前がつけられた。 |
150 | hexentanz | 独:ヘクセンタンツ | 魔女の踊り |
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