≪ 音楽用語辞典-C(c-ce)≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
Copyright(C) 2005・5・8〜2013・5・24(修正) by gigue
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日=日本語 英=英語 独=ドイツ語 伊=イタリア語 羅=ラテン語 米=アメリカ特有の名前 西=スペイン
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C | 用語 | 国語名・読み | 意味 |
1 | c | 英: シー、 独: ツェー | ハ音、ハ長調のド。 |
2 | c.a. | 伊: coll’arco の略 | coll’arco(弓で)の略 |
3 | cabaletta | 伊: カバレッタ | 単純な短いアリア。 air=楽曲の中で抒情的に現れる主題がアリアだが、普通にアリアという場合はオペラ、オラトリオ、カンタータ中ので独唱、または二重唱で歌われる楽曲を差す。 参考 こちら |
4 | cabinet organ | 英: キャビネット・オーガン | アメリカン・オーガン=リードオルガン族。アメリカではキャビネット・オーガンと称している。 |
5 | cabinet piano-forte | 英: キャビネット・ピアノ・フォート | 今日では使用されなくなった背の高いピアノ。 |
6 | caccia | 伊: カッチア | 狩り |
7 | cacophony | 英: カコフォニー | 元は悪い音の意だが、意識的に用いられた不協和状態をいう。 |
8 | cadence | 英: ケーデンス 仏: カダンス |
終止=正格終止。変格終止。偽終始。半終止がある。 詳しくは こちら |
9 | cadence authentique | 仏: カダンス・オタンティック | 正格終止=属和音から主和音に進んで終結する形(X→T、X7→T)。終止感が強い。属和音から主和音に進んで終結する形(X→T、X7→T)。終止感が強い。変格に対する正格という意味では最後の主音上の三和音を属音上の三和音(七の和音)で準備する和声を指すが、調的な安定性が最も強い。 詳しくは こちら |
9 | cadence evitee | 仏: カダンス・エヴィテ | 偽終始=属7の和音が主三和音に進まない終始(必ずしも終始形だけとは限らない。 |
10 | cadenc imparfiite | 仏: カダンス・アンパルフェト | 半終止=曲の区切りなどで属和音(ときには下属和音)に代わる場合、または不完全正格終始をさすこともある。 詳しくは こちら |
11 | cadence plagale | 仏: カダンス・プラガル | 変格終止=下属和音(S)から主三和音(T)による終止で調性的音楽が盛んになってからは正格終止の後につけられることが多かったが、元来はV7→Tの正格にたいする変格として独立で用いられていたものである。そのような独立的な使用は、調性感の退潮と共に19世紀後半辺りから再び復活した感がある。 詳しくは こちら |
12 | cadence rompue | 仏: カダンツァ・ロンビュー | 偽終止=属7の和音が主三和音に進まない終始(必ずしも終始形だけとは限らない)。 実際には偽終止だけは曲の終わりを意味するものではない。 詳しくは こちら |
13 | cadenza | 伊: カデンツァ | 1.カデンツァ=元来はカデンツァ・ディ・ブラヴーラとカデンツァ・フィオリトゥーラの略されたもの。終止の前に挿入される演奏困難な自由な無伴奏の部分。器楽曲ではコンツェルトの第1および終楽章に置かれる。独唱曲ではコロラトゥーラのアリアにおけるものが代表的なものである。 2.終止 cadence |
14 | cadenza imperfetta | 伊: カダンツァ・インペルフェッタ | 半終止=曲の区切りなどで属和音(ときには下属和音)に代わる場合、または不完全正格終始をさすこともある。 |
15 | cadenza inganno | 伊: カダンツァ・インガーンノ | 偽終止=属7の和音が主三和音に進まない終始(必ずしも終始形だけとは限らない。 |
16 | cadenzato | 伊: カデンツァート | 韻律的に |
17 | caisse | 仏: ケス | 太鼓 |
18 | caisse claire | 仏: ケス・クレール | 小太鼓 |
19 | caisse resonante | 仏: ケス・レゾナーント | 共鳴板 |
20 | caisse roulante | 仏: ケス・ルラーント | 中太鼓 |
21 | calamus | 羅: カラムス | 管或いは植物の葦を意味する言葉。中世における有簧木管楽器の総称。 |
22 | calando | 伊: カランド | 次第に遅くしながら次第に弱く |
23 | calcandrone | 伊: カランドローネ | イタリアの農民が使用するフルートの一種 |
24 | calcando | 伊: カルカンド | 次第に速く |
25 | calma | 伊: カルマ | 静かで穏やか |
26 | calmando | 伊: カルマンド | 静かに |
27 | calmato | 伊: カルマート | 静かな |
28 | calme | 仏: カルム | 同上 |
29 | calore | 伊: カローレ | 熱情 |
30 | caloroza | 伊: カロローザ | 情熱をもって |
31 | cambiare | 伊: カンビアーレ | 変化する |
32 | camera | 伊: カーメラ | 部屋 |
33 | camminando | 伊: カンミナンド | 歩きながら。 andante と同じ |
34 | campana | 伊: カンパーナ | 鐘 |
35 | campanella | 伊: カンパネルロ | 同上 |
36 | campanelli | 伊: カンパネルリ | 鉄琴 |
37 | campanello | 伊: カンパネルロ | ラテン系では持ち運び出来る小さな鐘。イタリア語では複数にして鉄琴の同意語。 |
38 | campanetta | 伊: カンパネッタ | グロッケンシュピール |
39 | canarie | 仏: カナリー | 17世紀のフランスのダンス、速い8分の3拍子か8分の6拍子で強拍付点音符につく。 |
40 | canary | 米: キャナリー | ジャズ用語。カナリアから転じて女性歌手のこと。 |
41 | can-can | 仏: カンカン | スカートをまくって踊るフランスの踊り。 |
42 | cancrizans | 伊: カンクリザンス | レトログラード=旋律を逆から、つまり右から左へ読むこと(逆に読んだ旋律を左から右へ五線に書く) |
43 | candombe | 西: カンドンベ | 19世紀の終わりにヴェノスアイレスで流行した4分の2拍子の民族音楽。アフリカから連れてこられた黒人や先住民族がお祭りで行列をなして歩く時に奏された。打楽器による強烈なリズムが特徴で、これがタンゴへと発展した。 |
44 | canon | 英:仏: カノン | もっとも厳格な対位法で構成される。主題と呼ばれる一声部が旋律を始め応答と呼ばれる他声部が遅れて模倣される。 詳しくは こちら |
45 | canon cancrizans | 羅: カノン・カンクリザンス | 逆行カノン=応答が主題を逆から模倣するカノン。 |
46 | canon circulaile | 仏: カノン・シルキュレール | 循環カノン=無限カノンに同じ=カノンの各声部が何度も繰り返し演奏されるもの。 |
47 | canone | 伊: カノーネ | カノン → canon |
48 | cannon enigmatique | 仏: カノン・エニグマティック | 謎カノン=中世時代に、応答の部分を不思議な文字や記号で示したカノン。 |
49 | canon per tonos | 伊: カノン・ペル・トノス | 圏状カノン=1回の模倣ごとに次第に高く転調するカノン。 詳しくは こちら |
50 | cantabile | 伊: カンタービレ | 歌うように |
51 | cantando | 伊: カンタンド | 歌いながら |
52 | cantante | 伊: カンタンテ | 歌って |
53 | cantare | 伊: カンターレ | 歌う |
54 | cantarella | 伊: カンタレルラ | 弦楽器の最高技 |
55 | cantarina | 伊: カンタリーナ | 女性歌手 |
56 | cantarino | 伊: カンタリーノ | 歌手 |
57 | cantata | 伊: カンタータ | 器楽のソナタに対して付けられた声楽形式の一つ。歌唱曲の意。 詳しくは こちら |
58 | cantata da chesa | 伊: カンタータ・ダ・キエザ | 宗教的カンタータ 世俗的カンタータに対する語 cantata参照(上欄) |
59 | cantate | 仏: カンターテ | カンタータ →cantata参照 |
60 | cantatore | 伊: カンタトーレ | 歌手 |
61 | cantatrice | 伊: カンタトリーチェ | 女性歌手 |
62 | cante flamenco | 西: カンテ・フラメンコ | アンダルシアの民衆的な旋律で歌にも踊りにも用いられる。カンテ・ホンドから別れた、元々はジプシーのスタイルのものと言われる。 |
63 | cante fondo | 西: カンテ・ホンド | スペインの民衆歌の一つで、同じ音の反復、たくさんな旋律の装飾、ヨーロッパ音階に無い音の使用によって特徴づける。教会旋法のフリギア調終止がしばしば用いられる。 |
64 | cante jondo | 西: カンテ・ホンド | 同上 |
65 | canticle | 英; カンティクル | カンティクム=ローマ・カトリック教会における聖書にもどづく賛美歌。 |
66 | canticum | 羅: カンティクム | ローマ・カトリック教会における聖書にもどづく賛美歌。 |
67 | cantiga | 西: カンティーガ | 13世紀のスペインの民謡。特にその時代のアルフォン賢王(アルフォン・エル・サビオ)の聖母讃歌を指す場合もある。 |
68 | cantilena | 羅: カンティレーナ | 小さな歌曲。器楽では抒情的な歌うような旋律。合唱では主要な旋律を歌う声部。 |
69 | cantilene | 仏: カンティレヌ | 同上 |
70 | cantiones sacrae | 羅: カンティオーネス・サクレー | 聖体の意の複数形。ことに16〜17世紀にモテトがそう呼ばれた。イタリアではカンツィオーニ・スピリトゥアーリと言った。 |
71 | cantique | 仏: カンティック | カンティクム。衆賛歌。 |
72 | canto | 伊: カント | 歌 |
73 | canto fermo | 伊: カントフェルモ | 定旋律=対位法作曲の基礎となる旋律で、初めから与えられていて、これに対旋律が付加される。 |
74 | canto gregoriano | 伊: カント・グレゴリアーノ | グレゴリオ聖歌=カトリック教会典礼で修道士や聖歌隊によって歌われる単旋律の聖歌。楽譜は11世紀グイド・グレッツォによって発明された4線上の四角形(ネウマ)で示される。ユダヤの典礼で歌われた詩篇頌がそのままキリスト教に取り入れられたのが始め。その時に聖歌の特徴であるメリスマが取り入れられた。 |
75 | canto popolano | 伊: カント・ポポラーノ | 民謡 |
76 | cantor | 羅: カントル 英: カンター |
カントール=カトリック聖歌隊の指導者。聖歌の特賞部を歌う。 |
77 | cantorfis | 羅: カントーリス | 同上 |
78 | cantus durus | 羅: カントゥス・ドゥルス | ハ音からの第7音を変ロ音にしないでロ音にしてある古代の歌。ドゥルスは「固い」「四角」を意味で本位記号(ナチュラル)の意。つまり今の長調に等しい。 |
79 | cantus firmus | 羅: カントゥス・フィルムス | 定旋律=対位法作曲の基礎となる旋律で、初めから与えられていて、これに対旋律が付加される。 |
80 | cantus gregorianus | 羅: カントゥス・グレゴリアヌス | グレゴリオ聖歌 →canto gregoriano 参照 |
81 | cantus mollis | 羅: カントゥス・モリス | ハ音からの第7音を変ロ音にしてある古代の歌。モリスは「柔らかい」「丸い」の意味で変記号の意。 |
82 | cantus planus | 羅: カントゥス・プラーヌス | 「平らな歌」の意。グレゴリオ聖歌と同義語にも使われるが、ドイツの本来のコラール(プロテスタントの衆賛歌ではない)同様、単声聖歌一般に対して使われる。 |
83 | canzona francese | 伊: カンツォーナ・フランチェーゼ | カンツォーネの一種で本来はフランスの旋律を用いた。16〜17世紀に栄えた対位法的な美しい歌。 |
84 | canzone | 伊: カンツォーネ | 歌唱曲。16世紀以前フランスで栄えた独唱と器楽伴奏の為に書かれた多声的な俗楽的歌謡として作られたシャンソンと同じ意味。 |
85 | canzone sacra | 伊: カンツォーネ・サクラ | 衆賛歌=コラール。グレゴリオ聖歌などキリスト教会の単旋律の典礼歌全体を指すが、日本では普通ドイツのルター派教会の賛美歌をいう。16世紀前半、マルチン・ルターが会衆に礼拝で歌わせる為にそれまで親しまれていた宗教歌や民謡などを改作したのが始まりで、その後多くのコラールの新作が出来て現在の賛美歌に取り入れられている。 |
86 | canzone senza parole | 伊: カンツォーネ・センツァ・パローレ | 無言歌=歌曲のような旋律に伴奏をつけた器楽曲。 |
87 | canzonetta | 伊: カンツォネッタ | 小さなカンツォーネ。ある主のマドリガル(イタリアの世俗声楽音楽)を指すこともある。 |
88 | capella | 羅: カペルラ | 礼拝堂 |
89 | chapalla | 仏: シャペル | 同上 |
90 | Capelle | 独: カペルレ | 同上 |
91 | capo | 伊: カーポ | はじめ。 最初。 |
92 | capodaster | 独: カポダスター | カポタスト=指板の頭の意で、上駒の位置を示す。日本語では枷(かせ)、フランス語ではバールともいって、ギターでは、この部分が指板の上の適当な箇所に動かせるようになっている。臨時の上駒となり、全部の弦を同時に短くしながら移調出来るので、歌の伴奏の際に利用される。 |
93 | capotasto | 伊: カポタスト | 同上 |
94 | cappella | 伊: カッペラ | 礼拝堂 |
95 | capriccio | 伊: カプリッチョ | 綺想曲または狂想曲の意。一定の形式のない自由な曲。 |
96 | capriccioso | 伊: カプリッチオーソ | 気まぐれに。 狂想的に。 |
97 | caprice | 仏: カプリス | capriccio に同じ |
98 | capricieux | 仏: カプリシウ | capriccioso に同じ |
99 | caractere | 仏: キャラクテール | 喜劇役を踊る舞踏手のタイプ。 |
100 | carcelera | 西: カルセレラ | スペインの民謡または民謡風な歌曲。 |
101 | caressant | 仏: カレッサン | なめらかに、やさしく。 |
102 | carezzando | 伊: カレッツァンド | 同上 |
103 | carezzevole | 伊: カレッツェーヴォレ | なめらかな。 やさいい。 |
104 | carillon | 仏: カリョン | 合鐘。 合鳴鐘。 オルガン全栓。 |
105 | carmagnole | 仏: カルマニョル | フランス革命(1792)の歌の一種。元は北イタリアのカルマニョーラ地方で来ている短い上着の名であったが、フランスに輸入され革命と結びついた。そして、その時代のラウンド・ダンスにこの名が付けられ、また革命祭の歌の名になった(歌の作詞者は不明)。 |
106 | calmen | 羅: カルメン | 歌。 詩。 |
107 | carnaval | 仏: カルナヴァル | 謝肉祭=カトリック教で肉を食べてはいけないとされる四旬節が始まる前の3〜1週間に行われるお祭り。 |
108 | carnival | 英: カーニヴァル | 同上 |
109 | carol | 英: カロル(キャロル) | 喜びの歌。 賛美の性格を持つ宗教的な季節の歌。 (クリスマスの頃に歌われるこの主の歌を「クリスマス・キャロル」と呼ぶことが一般化されている) |
110 | carraca | 西: カラカ | クレセル=廻転鳴子式木管楽器。心棒を振り回すと、上方に取り付けた木片が回転しつつ中心歯車に触れ、カラカラと連続音を出す。小型は子供の玩具に使われ、大型は昔から東西ローマ旧教の修道院や教会で、復活祭の先立つ受難週に鐘代わりに鳴らされた。 |
111 | cassa | 伊: カッサ | 太鼓 |
112 | cassa grande | 伊: カッサ・グランデ | 大太鼓 |
113 | cassa rullante | 伊: カッサ・ルランテ | 中太鼓 |
114 | castagnette | 伊: カスタネッテ | カスタネット |
115 | castagnettes | 仏: カスタニェット | 同上 |
116 | castanets | 英: カスタネッツ | 同上 |
117 | castillane | 西: カスティリャーネ | カステル地方の踊り |
118 | castorato | 伊: カストラート | 去勢歌手=イタリアにおいて少年の声を変声させない為に去勢を行った。 |
119 | cat | 米: キャット | ジャズ用語。ジャズ・ミュージシャンを指す。 |
120 | catch | 英: キャッチ | 現代でも愛好されている古いイギリスの曲種。歌手は曲の出だしを上手にとらえる必要がある。 |
121 | catgut | 英: キャットガット | 腸弦。 ガット弦。 |
122 | cavatina | 伊: カヴェティーナ | 歌劇におけるリート的な独唱曲で技巧的よりも情緒的なものだが、それらの特徴を持ちつつ器楽曲に移されたもの。 |
123 | C.clef | 英: シー・クレフ | ハ音記号=五線上に一点ハ(ハ長調の中央ド)を決める音部記号(ト音記号やヘ音記号とは違う形)の中央のへこんだ位置に合わさっている線が一点ハの高さになる。 ソプラノ記号 メゾソプラノ記号 アルト記号 テノール記号 ただ、現在は殆ど使用されなくなっていて、アルト記号がヴィオラに使用される他、希に管楽器に使われているにすぎない。 |
124 | celere | 伊: チェーレレ | だんだん遅く |
125 | celesta | 伊: チェレスタ | チェレスタ=鍵盤打楽器。リードオルガンのような外形で構造は鍵盤鉄琴に類似するがピアノと同じ木のハンマーで音板を打って音を出す。 |
126 | cello | 英: チェロ | ヴァイオリン族の弓弦楽器。全長はヴァイオリンの2倍、約120pだが、横幅は約4倍にもなる。 |
127 | celtic harp | 英: セルティック・ハープ | 中世のイギリスで吟遊詩人が使用したハープ。小型のものをクラールザックという。 |
128 | cembalo | 伊: チェンバロ | クラビチェンバロの略。 |
129 | cent | 英: セント | 12平均率音階の半音の100分の1の音程(半音は100セントということになる)。8度を1200に分割したわけである。イギリスのJ.エリスによって始められた。純正率と平均率の音程比較に便利である。 |
130 | centone | 伊: チェントーネ | ポップーリ=歌劇、オラトリオ、その他の名曲を集めて編曲した楽曲。 |
131 | Ces | 独: ツェス | 変ハ(ハ長調のドにフラットついて半音下がった音、シと同じ高さ) |
132 | ceses | 独: ツェセス | 重変ハ(ドが全音下がった音、シフラットと同じ高さ) |
133 | cetera | 伊: チェテラ | 古い有棹の撥弦楽器。中世に始まり16〜17世紀頃特に流行した。金属弦で、イタリア式は複6〜10弦、フランス式は複4弦である。16世紀の終わり頃までは鵞ペンのような義甲でかき鳴らしたが、それ以後は手指も使用するようになった。 |
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