五十音でひく音楽用語辞典 

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ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された
著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に
あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは
アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま
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Copyright(C) 2005・5・8〜2013・6・19(修正) by gigue

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    日=日本語  英=英語  独=ドイツ語  伊=イタリア語  羅=ラテン語  米=アメリカ特有の名前  西=スペイン
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五十音
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アルファ
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        用語       国語名          意味
1 日: 羽
雅楽に用いられる五声からなる音階中の第5番目の音。
2 ヴァイオリン(〜族) 英: violin family
今日一般に用いられる弓弦楽器。ヴァイオリンを主としてヴィオラ、チェロ、コントラバスの四種からなる。
3 ヴァイオリン音楽 英: violin music
   こちら
4 ヴァイオリン・ダイアペーソン 英: violin diapason
独: Geigenprinzipal,  
   principal de violon
オルガンのフルー音栓。ガンバに属する8ft.の音栓(管の口径はやや広い)で、明るい音色のオープン・ダイアペーソン。
5 ヴァイブラフォーン 英: vibraphone
独: Vibrapohon
仏: vibraphone
伊: vibrafono

鉄琴の一種。木琴のマリンバに相当する。各音板の下にチューブの共鳴器を取り付け、音板と共鳴管の間にファンを装置して、これを電気モーターで回転させる。共鳴管は低音部ほど長い。
6 ヴァガンス 羅: vagans
15〜16世紀のポリフォニー楽曲における一声部。ディスカント(ソプラノ)及びテノールほどには重要な声部ではなく、初期ブルグンド楽派ではアルトの声部がヴァガンスと呼ばれていた。
7 ヴァーシクル 英: versicle
独: Versikel
羅: versocklus

ローマ(及び英国国教会)典礼において司祭によって唱えられる短いヴァース(詩の一節)。「唱句」との訳がある。
8 ヴァージナル 英: virginal
古い鍵盤付きの発弦楽器。15世紀末〜17世紀にわたり、得にイギリスで流行したハープシコードの一種。
9 ヴァージニア・ミンストレルズ 英: Virginia minstrels
アメリカのミンストレルズの一つ。ヴァージニアン・ミンストレルズとも言われるが、それは正しくない。
10 ヴァージニアン・ミンストレルズ 英: Virginian minstrels
    同上
11 ヴァース 英: verse
独: Vers
仏: vers
羅: versus
詩の一行、或いは一節。
12 ヴァーセット 英: verset
独: Vers
仏: vers
伊: verso
羅: versus
詩篇。カンティクム(ローマ・カトリック教会における聖書にもどづく賛美歌)等のグレゴリオ聖歌の一節、或いはキリエ等の一部の代わりに奏されるフーガ的なオルガン小曲。
13 ヴァーティカル・スラー 英: vertical slur
垂直連結線。古い楽曲に使用された記号で今のアルペッジョの同じ。
14 ヴァリエ 仏: varie
伊: variato

変化された、変奏されたの意。
15 ヴァリエーション 英: variation
変奏曲=一定の主題を元にして、そのさまざまな要素を変化させていくもの。旋律を変化させずに和声を変化させる手法とと和声を変えずに旋律を変化させる手法があり、時にはリズムや拍子を変えてムードを変える場合もある。
16 ヴァルヴ 英: valve
17 ヴァルトフレーテ 独: Waldflote
森のフルートの意で、オルガンのフルート音栓。
18 ヴァンピング 英: vamping
歌手の為に単純な伴奏を弾くこと。この為に歌手は前もって旋律を鼻歌でピアノ伴奏者に聴かせなければならない。
19 ヴィヴァーチェ 伊: vivace
非常に速く。形容詞と共に用いられる時は「いきいきとした」の意。
20 ヴィヴァチッシモ 伊: vivacissimo
ヴィヴァーチェの最大級、極度に速く。
21 ヴィーヴォ 伊: vivo
活発に
22 ヴィエール 仏: vielle
     こちら
23 ヴィオラ 伊:英: viola
ヴァイオリン族の弓弦楽器。弦はヴァイオリンより5度低い。
24 ヴィオラ・アルタ 伊: viola alta
普通のヴィオラ。
25 ヴィオラ・ダ(ディ)・ガンバ 伊: viola da(di) gamba
ヴィオール族の主要楽器。ヴィオール族が廃れてからも、これだけは残った。合奏における地位をチェロに奪われてからも暫くはクラヴサンと共に室内用の楽器として重んぜられた。
26 ヴィオラ・ダ(ディ)・スパ 仏: viola de spalla
伊: viola da(di) spalla

ヴィオール族の主要楽器。全長約78p。
27 ヴィオラ・ダ(ア)・ブラッチョ 伊: viola da(a) braccio
ヴィオール族の主要楽器。単にヴィオールと言えばこれを指す。今日のヴィオラよりやや大きく全長約97p。
28 ヴィオラ・ダモーレ 伊: viola d’amore
ヴィオール族の派生楽器。リラの一種をモデルにして17世紀のイタリアに生まれた。
29 ヴィオラ・ディ・ボルドーネ 伊: viola di bordone
通常バリトンとも言われる。ヴィオール族の楽器で、リラWの一種。17〜18世紀のイタリア、ドイツに流行した。ガンバ(今日ならチェロ)くらいの大きさ。6〜7本の腸弦を張った指板の下に7〜27本の鋼鉄製共鳴弦を具えている。ただ、ヴィオラ・ダモーレとは違って、共鳴だけが主な役割ではない。開放弦のまま左手の親指ではじけるように、棹の裏側には適当な穴があいている。弓弦と撥弦を同時に兼ね備える特殊な楽器である。
30 ヴィオラ・バスタルダ 伊: viola bastarda
英: lyla-viol

ヴィオール族の楽器。今日のチェロよりもやや大きい。二つのC字孔を結ぶ中央にもう一つの響口が開いている。6〜7弦で、その後イギリスでは同数の共鳴弦をユニゾン(同音)にして指板の下に張るものが現れた。
31 ヴィオラ・ピッコラ 伊: viola piccola
仏: pardessus de viole

ヴィオール族の楽器。ヴァイオリンに対抗するため18世紀のフランスに生まれた。ヴィオラ・ダ・スパラよりも小さいが、横板の幅はずっと広いから非常に鋭い音を発する。膝の間に立てて演奏する。クントンと称した。
32 ヴィオラ・ポンポーザ 伊: viola pomposa
ヴィオール族、或いはヴァイオリン族の派生楽器。大きさはチェロとヴィオラの中間で、5弦を5度に調律する。大バッハの案で1820年頃に作られたが、一般化されなかった。第6番の組曲はこの楽器の為に書かれたもの。
33 ヴィオール 英: viol
仏: viole
伊: viola

ヴァイオリン族の母体である弓弦楽器。優雅な甘い音色を奏でおとなしいので室内楽や王朝音楽に適しているが、迫力に乏しい。ヴァイオリン族が一般化された18世紀の半ば頃から衰退した。
34 ヴィオール・テノール 仏: viole−tenor
ヴィオラの改良種で大型、チェロのようにして演奏する。
35 ヴィオール・ドルケストル 仏: viole d’orchestre
オルガン音栓。ガンバに属するフルー・ストップで鋭い音を発する。
36 ヴィオレッタ 伊: violetta
小さなヴィオールの総称。
37 ヴィオレッタ・マリーナ 伊: violetta marina
英: English violet

ヴィオール族の派生楽器。18世紀のイギリスで発明されてヘンデルに使用された。小型のヴィオールで14本の共鳴弦を有する。リラWの一種とみなすことも出来る。
38 ヴィオローネ 伊: violone
ヴィオール族最大の楽器。全長195p。コントラバスの古称でもある。管弦楽における地位を相当に長い間保持していた。改造してそのままコントラバスにしたものも少なくない。6弦をガンバよりオクターヴ下に調律し、指板にはフレット(指板の表面を区切る金属製の小突起)が付いている。
39 ヴィオロンチェロ 伊: violoncello
イタリア語のチェロ
40 ヴィカー・コラール 英: vicar choral
英国国教会独自のものでカシードラルの聖歌指導職の一種。以前は聖職だった。
41 ヴィクティメ・パスカーリ 羅: victimae paschali 
「過越のいけにえ」復活の大祝日のミサの続誦。
42 ヴィゴロサメンテ 伊: vigorosamente
力強く。男性的に。
43 ヴィト 西: vito
アンダルシア地方の踊り
44 ヴィブラフォーン 独: Vibraphon
鉄琴の一種。各音板の下にチューブの共鳴器を取り付け、音板と共鳴管の間にファンを装置してモーターで回転させる。共鳴管は低音ほど長くなる。
45 ヴィラネ 伊: villanella、 
   villanesca

明るい、ナポリ風のマドリガルの一種。詩の各節についで同じ旋律を繰り返し、特徴は平行5度を多く用いること。16世紀に流行した。 
46 ヴィルガ 羅: virga
古代楽譜記号ネウマにおいて半音高められた音をいう。
47 ヴィルトゥオーソ 英: virtuoso
独: Virtuose
仏: virtuose
伊: virtuoso

「勇ましい」「有徳の」という意味で、芸術や道徳に対して特別な知識を有する人、または芸術の機械的技術の優れた人の意であったが、現在では音楽にしか用いられない。名人。
48 ヴィルベル 独: Wirbel
太鼓・シンバル・トライアングルの打ち方で、左右の撥を交代させながら急速に動かして音を発するもの。楽譜にはトゥリラーまたはトレモロで記される。速打とも訳される。
49 ヴィルレー 仏: virelay
フランス中世の音楽及び詩の重要な型で、語源は舞歌であった。そして、合唱と独唱が交互に歌われ、合唱は独唱の前後に歌われ、第一節の最後のリフレーン(折り返し)を兼ねる。
50 ヴィーンこてんは(〜古典派) 英: Viennese classics
独: Wiener Klassiker

ウィーンを活動の中心とした古典派の作曲家たち。ハイドン、モーツアルト、ベートーベン、シューベルトを指す。
51 ウーヴリール 仏: ouvrir
1.弦楽器の開放弦で奏される和音をいう。
2.オルガンのスウェル・ボックス(増音器)を使用する際にしばしば用いられる語。
(ウービリールには開くという意味がある)
52 ヴェクセルドミナンテ 英: second dominant
独: Wechseldominante

属和音への属和声、つまりVに対するUの和声。実際には属調の主として属三和音(長3度に変化された)と属七の和音のことである。
53 ウエスタン・ギター 英: western guitar
トレッド・ノートタイプと呼ばれる大型のボディを持つフラット・トップ・ギター。ウェスタン・ミュージックに起用されることが多いところからこう呼ばれる。
54 ウエスト・コースト・ブルース 英: west_coast blues
サンフランシスコ、ロサンゼルスなど太平洋岸の都市におけるブルースを指す。もともとこの地域は風土的にも社会的にもブルース的な雰囲気が希薄な上に黒人も少なかったことから40年代に流行したカンサス系のジャンプ・ブルースの影響を受けるのが遅れ、1950年代になってようやく生まれたといえる。T.ボーン・ウォーカー、ロウエル・フルソン、ケー・シー・ダグラスなどが代表的なブルース・マン。
55 ウエスト・コースト・ジャズ 英: west_coast jazz
1950年代を中心とする西海岸で流行した白人による知的に洗練されたジャズのこと。
  詳しくは  こちら
56 ヴェスパラル 英: vesperal
ヴェスペレーの典礼及び音楽の本。他の時課のも含むことがある。
57 ヴェスペラル 仏: vespefal
楽曲の標題としては夕べの情緒。またはそれに類するような意味。
58 ヴェスペレー 英: vespers
独: Vesper
仏: vepres
羅: vesperae

オフィチウムの晩課。五つの詩篇や賛歌などの他マニフィカト(ミサに次いで音楽的であり、多声作曲はもちろん、楽器も許される)が歌われる。。※マニフィカト:ルカ福音書における聖母マリアのカンティクム(賛美歌)
59 ウェセクカヨ 韓国: 倭色歌謡
韓国の演歌スタイルの曲。日本歌謡曲の影響を強く受けている。
60 ヴェネツィアがくは(〜楽派) 日: Venetian school
独: venezianische Schule

16・17世紀、イタリアのヴェネtツィアに栄えた一大楽派。劇的、器楽的音楽によってヴェネツィア様式を確立した。
61 ウェーバー・ファヒナーのほうそく(〜法則) 英: Weber・Fechner’s law
独: Weber・Fechnersches Gesetz
仏: Ioi de Weber・Fechner
     こちら
62 ヴェリスモ 伊: verismo
独: Verismus

現実主義の意だが、音楽では、19世紀後半の特にイタリア歌劇で見られる特殊な作風を持つ主義をいう。
63 ウェルシュ・ハープ 英: Welsh Harp
イギリスの吟遊詩人が愛用した古いハープ。
64 ヴェローチェ 伊: veloce
急速に。リテヌートに対する言葉。
65 ヴォーカライズ 英: vocalize
仏: vocalise
伊: vocalizzo

発声の練習にあたって、音楽(主にイタリア語)を用いて種々の旋律を歌ったり階名を用いて種々の旋う方法でなく、a、e、i、o、u 或いは母音を用いて発声の練習を行う事をいう。
66 ヴォカリーズ 英: vocalise  
   同上
67 ヴォーカル・スコア 独: vocal score
歌劇やオラトリオなどで、指揮者が使い易いようにオーケストラの部分をピアノの楽譜に書き換えた楽譜。
68 ウォーキング・ベース 米: walking bass
ジャズで高音から低音に、また低音から高音に与えられたコードの中で奏するベース奏法の一つ。
69 ヴォーチェ・ビアンカ 伊: voce bianca
仏: voix blanche

白い声という意。人の声を発声法的観点から表現した言葉で、口腔の共鳴或いは上部共鳴を持つ声などで、部分的な共鳴のみを持つ声で共鳴が全般に行き渡らない声。つまり力の無い、深みの無い、迫力の無い浅い声であって、これは発声上の欠陥である。
70 ヴォックス・アンゲリカ 羅: vox angelica
仏: voix celeste

ヴォワ・セレストともいう。オルガンの特殊音栓。ガンバに属するフルー音栓。
71 ヴォックス・フマナ 羅: vox humana
仏: voix humaine

オルガン音栓。ヴォワ・ユーメーヌともいう。人声の意。
72 ヴォードヴィル 仏: vaudeville 1.1700年代前半頃までは、風刺的で通俗的なフランスのポピュラー・ソングを指す言葉であった。一般に知られている旋律に対して、風刺的な短い詩をつけて歌ったもの。一つの旋律にいろいろな同じ韻の詩がつけられた。初期のオペラコミックに重要な役割を演じた。

2.19世紀になるとアメリカに渡り、歌や寸劇・ダンスなどによるバラエティーショー形式へと発展した。
73 ウォトカンばんごう
(〜番号)
英: Wotquenne's number
独: Wotwuennes Nummer
ベルギーの音楽学者A・ウォトカンが付けた作品番号。特にハイドンに用いられる。
74 ウォッシュボード 米: wash board
ジャズで、洗濯板から思いついてリズム楽器として用いられた、金属製で上部にシンバルがついていて、手で叩くもの。
75 ヴォランタリー 英: voluntary
英国国教会の礼拝の時に演奏される一種のオルガン曲。この言葉が音楽用語として用いられ始めたのは16世紀の中頃。その頃はプレーンソングの主題に作曲家自身が別の声部をつけないで、自由につけられるようにした器楽曲を指した。
76 ヴォランテ 伊: volante
軽く
77 ヴォルタ 伊: volta
1.3拍子の速いダンス。1600年頃に大流行した。
2.回、度の意。
78 ウルフおん(〜音) 英: wolf note
独: Wolfs_tone

楽器の構成の仕方によって部分的に表れる、粗い吠えるような不快音のこと。
79 ヴォワル 仏: voile
ヴェールのことだが、音楽では太鼓の音を抑える為に用いる布をいう。声楽では明るさをなくして冷たく歌うこと。
80 ウクレレ 米: ukulele、 ukelele
ユークレレともいう。小型のギター。4本の腸弦を有し、20世紀から軽音楽で使用されるようになった。
81 うたい 日: 謡
能楽用語で能の歌曲。謡曲に同じ。能の謡本(うたいぼん)とそれに節を付けてうたう謡(うたい)とをいう。謡本は脚本に当たるが、普通の脚本と違い和歌や漢詩など修飾的な言葉の多い叙事詩的なもので節の譜が付いている。謡曲(ようきょく)という言葉は江戸時代に現れたものでそれ以前は謡(うたい)といっていた。
82 うたぐち(歌口) 英: mouthpiece
仏: embouchure

吹管。奏者の唇が簧の代わりを努める管楽器で、唇の当たる部分。
83 うたざいもん 日: 歌祭文
 → 阿保蛇羅経
84 うたざわ 日: 歌沢
 ↓ 歌沢節
85 うたざわぶし 日: 歌沢節
略して歌沢ともいう。近代の三味線歌曲の一つ。江戸時代の末、江戸の端唄愛好家達が旗本の笹本笹丸を中心として起こしたもの。端唄を精錬して専ら音楽本位にしたもの。
86 うたミサ(歌〜) 羅: missa cantata
正式の典礼聖歌を伴うミサ。misa cantata(羅)
87 うちもの 日: 打ち物
広義には日本で用いられる打楽器の総称。狭義には雅楽に用いられる太鼓、鼓鉦、鞨鼓(かっこ)、三ノ鼓の総称。
88 うちわだいこ 日: 団扇太鼓
一枚革を丸く張り、柄を付けた太鼓。日蓮宗で用いる。
89 ウッド・ブロック 英: wood block
打楽器。木鐘ともいう。木魚の原理と同じで丸形のものと角形のものがある。
90 ウナ・コルダ 伊: una corda
弦楽器では一弦でという意味。ピアノではソフトペダル(左のペダル)を踏む。
91 うなり(唸り) 英: beat  
仏: battement
独: Schwebung

高さの異なった二つの音の波が同時に起こると大きくなったり小さくなったりする。
92 うなりぼう(唸り棒) 英: groaning stick
薄い木片を振り回して音響を発する原始楽器。アメリカインディアン・オーストラリア原住民等が用いる。
93 うらいた(裏板) 英: back  
仏: fond

有棹弦楽器の胴の裏面。裏甲ともいう。
94 うらこう 日: 裏甲
裏板  ↑
95 うらごえ(裏声) 独: Falsett
伊: falsetto

ファルセット。仮声。男声では一番高い音域。普通には下から胸声、中声、頭声があるがその上に急に細く弱々しい声区があるが、これが裏声である。女声ではこれが認められず頭声が一番高い音区である。
96 うわごま 日: 上駒
糸受、糸枕ともいう。有棹弦楽器の指板と糸倉の境目にある低くて細長い枕。弦と指板に適当な間隔を置くためのもの。
97 うわもの 日: 上もの
レコーディングで、リズムセッション以外の部分を指す。
98 うんきゅうほう 日: 運弓法
弦楽器の弓の取り扱い方。正確な音の高さは運指法によるが音の硬柔、楽句を分けることから感情の表現など、あらゆるものが弓の働きである。
99 ウンタードミナンテ 独: Unterdominante
下属音。サブドミナントと同じ。
100 ウンダ・マリス 羅: unda maris
オルガン音栓。海の波の意で、ヴォックス・アンゲリカに類し、トレモロを発する。
101 ウンフォルコンメネル・アウテンティッシェル・シュルス 独: unvollkommener authentischer Schluss
不完全正格終止
102 ウンフォルコンメネル・ガンツシュルス 独: unvollkommener Ganzschluss
不十分全終止。不完全な全終止。
103 ウン・ポーコ 伊: un poco
poco(ポーコ)と同じ。少し。やや。
  うの項目   計 103語    

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