≪ 音楽用語辞典-A(ap〜az)≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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A | 用語 | 国語名・読み | 意味 |
296 | a parte equale | 伊:ア・パルテ・エクアーレ | 各声部を同じように |
297 | aperto | 伊:アペールト | 明瞭な。開いた。 |
298 | a piacere | 伊:ア・ピアチェレ | 自由に |
299 | a poco a poco | 伊:ア・ポコ・ア・ポコ | 次第に。少しずつ。 |
300 | apollinisch | 独:アポリニーシュ | アポロン的 |
301 | apotome | ギリシャ:アポトメー | ピュタゴラスの音階の中の、全音と半音の差をいう。これはまたクロマティック半音ともいう。 |
302 | appasionato | 伊:アッパショナート | 激情的 |
303 | approach note | 英:アプローチ・ノート | コード・トーンに順次進行する(長2度または短2度で進行する)短い音価の非和声音。 |
304 | apple | 米:アプル | ジャズ用語。アメリカのジャズの世界ではニューヨーク市のことを呼ぶ。エデンの園のリンゴはイブを誘惑したが、檜舞台であるニューヨークはまさにジャズの世界のリンゴである、というところから来ている。 |
305 | applied form | 英:アプライド・フォーム | 応用楽式 詳しくは こちら |
306 | appoggiand | 伊:アッポジャンド | 保持して |
307 | appoggiato | 伊:アッポジャート | 同上 |
308 | appoggiatura | 伊:アッポジャトゥーラ | 前打音=旋律を構成する音の前に付く装飾音。長前打音、短前打音、複前打音がある。 |
309 | a prima vista | 伊:ア・プリマ・ヴィスタ | 視唱 (奏)せよ |
310 | a punta d'arco | 伊:ア・プンダ・ダルコ | 弓の先端で |
311 | apoyando | 西:アポヤンド | ギター演奏用語で、弦をはじいた右指を次の弦に停止させる奏法のこと。太い音を出すのに適している。 |
312 | Arabeske | 独:アラベスケ | 1.アラビア風にという意味。要するにアラビア模様(唐草模様)のような感じの装飾の多い楽曲をいう。2.バレーのステップの一つ。 |
313 | arabesque | 仏:アラベスク | 同上 |
314 | arcata | 伊:アルカータ | 弓 |
315 | arcato | 伊:アルカート | 弓を用いて |
316 | arched top guitar | 英:アーチド・トップ・ギター | ボディの中央が丸みを帯びて、盛り上がっているギター。ギブソンのレス・ポール・モデルやES.175等が有名。 |
317 | archet | 仏:アルシェ | 弓 詳しくは こちら |
318 | archi | 伊:アルキ | 同上 |
319 | arco | 伊:アルコ | 同上 |
320 | ardemment | 仏:アルダマン | 熱心に |
321 | ardente | 伊:アルデンテ | 熱心な |
322 | ardito | 伊:アルディート | 大胆な |
323 | ardore | 伊:アルドーレ | 熱心。熱情。 |
324 | aria | 伊:アリア | → air |
325 | aria d'imitazuone | 伊:アリアディミタツィオーネ | 鳥の囀りや狩りのホルン等を模倣したアリア。 |
326 | aria grande | 伊:アリア・グランデ | ダ・カーポ・アリアともいう。最も多く使われたアリアの形式でA−B−Aの三部形式により、主旋律を含む器楽のリトルネルロ(常に同じ文句で繰り返される)の前奏を持っている。 |
327 | arie | 独:アリエ | → air |
328 | arietta | 伊:アリエッタ | 小さいアリア。普通中間部を欠く。 |
329 | Ariette | 独:アリエッテ | 同上 |
330 | arioso | 伊:アリオーソ | 1.レチタティーヴォ(叙唱)の終わりに現れる旋律的部分。 2.自由な叙唱と詠唱の中間の曲。 3.オペラやカンタータの等の短い詠唱。 4.楽曲の場合はカンタ−ビレ(歌うように)に同じ。 |
331 | arm | 英:アーム | ギターで、トレモロ・ユニットを動かすための棒部分。トレモロ・アーム、バー、ワーミー・バーとも呼ばれる。 |
332 | armature | 仏:アルマテュール | 調号=調性記号ともいう。シャープとフラットを用いている。楽曲の初め、音部記号の次ぎに書かれた、各調の音階を構成するのに必要な嬰(♯)変(♭)記号。調子記号。 |
333 | armature des modes | 仏:アルマテュール・デ・モード | 同上 |
334 | armonia | 伊:アルモーニア | 調和。和声。 |
335 | armonia moderna | 伊:アルモーニア・モデルナ | 近代和声学 |
336 | armonica | 伊:アルモーニカ | ハーモニカ。吹奏楽。 |
337 | armonioso | 伊:アルモニオーゾ | 和声的な。調子の良い。 |
338 | arpa | 伊:アルパ | ハープ 詳しくは こちら |
339 | arpa doppia | 伊:アルパ・ドッピア | ダブル・ハープ=17世紀頃のハープ。弦が2重になっている。 |
340 | arpeggio | 伊:アルペッジョ | 分散和音=和音の各音を同時でなく分散させて順次に奏する |
341 | arpeggione | 伊:アルペッジョーネ | ギター・ダムールともいう。チェロよりやや小さいギターを弓で奏するヴィオール族の楽器。1823年ウィーンの人により発明された。 |
342 | arrangement | 英:アレンジメント | 編曲 |
343 | articolato | 伊:アルティコラート | 明瞭に音を出して。 |
344 | articulation | 伊:アーティキュレーション | 同上 |
345 | artig | 独:アールティッヒ | 行儀の良い。可愛らしい。 |
346 | Artikulation | 独:アルティクラチオーン | 明瞭に音を出して。 |
347 | artist | 英:アーティスト | 1.芸術家 2.第一舞踏手とシェジェ(sujet)を尊敬していう呼称。 |
348 | artiste | 仏:アルティスト | 同上 |
349 | Asiatic music | 英:エイシアティック・ミュージック | 東洋音楽 |
350 | asiatische Musik | 独:アシアーティッシェ・ムジーク | 同上 |
351 | as is | 英:アス・イズ | 記譜通りに演奏することを指す表示。フィルインやアドリブの途中、またはオクターヴ記号などの解消を指示する場合に用いる。 |
352 | asonia | 英:アソニア | 音痴 |
353 | asonie | 仏:アゾニ | 同上 |
354 | aspiratamente | 伊:アルピラータメンテ | 覇気満々と |
355 | assai | 伊:アッサイ | 非常に |
356 | assez | 仏:アッセ | 十分に |
357 | assieme | 伊:アッシェーメ | 〜一緒。共に。 |
358 | Atempause | 独:アーテムパウゼ | 器楽演奏で、次の強拍をより効果的にするため、弱拍でほんの少し休むこと |
359 | a temp | 伊:ア・テンポ | 元の早さで |
360 | athletic music | 英:アスレティック・ミュージック | 体育音楽 |
361 | atonal | 英:アトナール | 無調 詳しくは こちら |
362 | atonalism | 英:アトーナリズム | 無調主義のこと。シェーンベルクによって提唱され12音技法へと発展した。 詳しくは こちら |
363 | atonalrity | 英:アトーナリティー | 無調性 詳しくは こちら |
364 | attacca | 伊:アタッカ | 特に速度を変える時、または一つの楽章の終りに他の楽章がすぐに続く時に指定される語である。従って、その間に非常に短い休符だけが許される。 |
365 | attacco | 英:アタッコ | 短い動機で、主としてモテトやフーガの収入部(エピソード)として用いられるが、フーガの9主題として用いられることもあり、バッハの平均率27番のフーガの主題はアタッコを用いた例として有名。 |
366 | attack | 伊:アタック | 一つの音、または楽句を敏活に決然と始めることをいう。きっかけ。 |
367 | audition | 英:仏オーディション | 聴覚 |
368 | auf | 独:アウフ | 〜の上で。〜の上に。 |
369 | aufgeregt | 独:アウフゲレーグト | 感動して |
370 | aufhalten | 独:アウフハルテン | とめる |
371 | auflage | 独:アウフラーゲ | 版 |
372 | Aufschlag | 独:アウフシュラーク | 上拍 |
373 | Aufschnitt | 独:アウフシュニット | 切り口 |
374 | Aufschwung | 独:アウフシュヴング | 跳躍 |
375 | Aufstellung | 独:アウフシュテルング | 提示部 |
376 | Aufstrich | 独:アウフシュトリッヒ | 上げ弓 |
377 | Auftakt | 独:アウフタクト | 上拍 |
378 | Aufzug | 独:アウフツーク | 開幕。劇の幕。 |
379 | Augenmusik | 独:アウゲンムジーク | 15〜16世紀に行われた、歌詞の内容を視覚的に表した記譜法のこと |
380 | augmented interval | 英:オーグメンティッド・インターヴァル | 増音程 |
381 | augmented sixth | 英:オーグメンティッド・シックスス | 増6度 |
382 | augmented triad | 英:オーグメンティッド・トライアッド | 増三和音 |
383 | augmentierte Sechste | 独:アウグメンティールテ・ゼックステ | 増6度 |
384 | augmentierte Intervall | 独:アウグメンティールテ・インターヴァル | 増音程 |
385 | aulos | ギリシャ:アウロス | 古代ギリシャの有簧管楽器。後のティピア、カラムス、オーボー、クラリネット等はこの流れをくむもの。 |
386 | aura | 伊:アウラ | ぴやぽん。口琴(くちごと)ともいう。玩具のような笛。世界で古くから使用されていて様々な名前をもつ。 |
387 | aus | 独:アウス | 〜から |
388 | ausdruck | 独:アウスドルック | 表現。表情。 |
389 | ausgehalten | 独:アウスゲハルテン | 音を保って。 |
390 | aushalten | 独:アウスハルテン | 保つ |
391 | ausschlagen | 独:アウシュラーゲン | たたきだす。拍子を打つ。 |
392 | Aussenstimmen | 独:アウセンシュティンメン | 外声=多声楽曲の最上音と最低音 |
393 | ausser | 独:アウセル | 〜の他に |
394 | Ausserestimmen | 独:オイセレシュティンメン | 外声 |
395 | aussi | 仏:オッシ | 〜もまた、同じくらいに、それ故に |
396 | Auszug | 独:アウスツーク | 抜粋。 編曲。 |
397 | authentic cadence | 英:オーセンティック・ケーデンス | 正格終止=属和音から主和音に進んで終結する形(X→T、X7→T)。終止感が強い。属和音から主和音に進んで終結する形(X→T、X7→T)。終止感が強い。変格に対する正格という意味では最後の主音上の三和音を属音上の三和音(七の和音)で準備する和声を指すが、調的な安定性が最も強い。 |
398 | authentic mode | 英:オーセンティック・モード | 正格旋法 |
399 | authentischer Modus | 独:アウテンティッシェル・モードゥス | 正格旋法 |
400 | authentischer Schluss | 独:アウテンティッシェル・シュルッス | 正格終止=属和音から主和音に進んで終結する形(X→T、X7→T)。終止感が強い。属和音から主和音に進んで終結する形(X→T、X7→T)。終止感が強い。変格に対する正格という意味では最後の主音上の三和音を属音上の三和音(七の和音)で準備する和声を指すが、調的な安定性が最も強い。 |
401 | autoharp | 英:オートハープ | 奏法の容易なツィターの一種 |
402 | automaton violinist | 英:オートマトン・ヴァイオリニスト | 機械装置によって演奏するヴァイオリン |
403 | auxiliary note | 英:オグジリアリー・ノート | 補助音=旋律で、和音内の音から和音外の音に出て、また和音内の音に戻るとき、和音外の音を補助音という。 |
404 | avant | 仏:アヴァン | 胸に |
405 | avec | 仏:アヴェック | 一緒に |
406 | avec sourdine | 仏:アベック・スルディーヌ | 弱音器をつけて |
407 | Ave verum Corpus | 羅:アヴェ・ヴェールム・コルプス | ローマカトリック教会の聖体賛歌。近世にもモーツアルトなどが作曲している。 |
408 | a vicenda | 伊:ア・ヴィチェンダ | 変化して |
409 | a vista | 伊:ア・ヴィスタ | 視唱(奏)せよ。 視唱(奏)=与えられた楽譜をその場ですぐに演奏すること新曲視唱(初見演奏)ともいう(読譜力が必要)。 |
410 | a vue | 仏:ア・ヴユー | 同上 |
411 | azione | 伊:アツィオーネ | 働き。 劇。 |
412 | azione sacra | 伊:アツィオーネ・サクラ | 聖体劇=初期のオラトリオはこの名前で呼ばれたことがあった |
. | Aの項目 412語 | . | . |
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