≪ 音楽用語辞典-E(e-em)≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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E | 用語 | 国名・読み | 意味 |
1 | e | 英: イー独:エー | ホ音=ハ長調音階のミ |
2 | e | 伊: エ | そして。ふたたび。 |
3 | ear | 英: イア | 耳 |
4 | ear organ of hearing | 英: イアー・オーガン・オブ・ヒアリング | 聴覚器官 |
5 | Easter church | 英: イースター・チャーチ | 東方教会=ローマ・カトリック教会が西方教会と呼ばれるのに対してギリシャ正教会のこと。中世のビザンツ教会とロシア正教会の音楽は特に重要。 |
6 | ebony | 米: エボニー | 黒檀のこと、ジャズではクラリネットを指す。 |
7 | ecclesiastical modes | 英: イクリージアスティアカル・モーデズ | 教会旋法=中世期にローマで発達した教会音楽の旋法。 全部で12種類ある。ドリア、ヒポドリア、フリギア、ヒポフリギア、リディア、ヒポリディア、ミクソリディア、ヒポミクソリディア、エオリア、ヒポエオリア、イオニア、ヒポイオニア。 |
8 | echappe | 仏: エシャッペ | 1.逸音。非和声音。 2.和音を形成する二つの音の間にある経過的な音で、弱泊部にあるもの。 3.バレエ述語。飛ぶバーの意で、逃げるような足の使い方。 |
9 | echelle | 仏: エシェル | 音階=楽曲の構成の基礎となる必要不可欠な音を主音より8度に至るまで秩序立てて配列したもの。世界には数多くの音階があり、それぞれの音階を使用して作られた曲はそれぞれに異なる雰囲気を持っている。 |
10 | echelle hungroise | 仏: エシェル・オングロワズ | ハンガリー音階=和声的短音階に更に第4音を半音上げる音階で、増2度のところが2カ所ある音階。 |
11 | echelle diatonique | 仏: エシェル・ディアトニック | 全音音階=半音階の音を一つおきにとって作られた6個の音で構成された音階でどの音の音程も全音になる。 |
12 | echo | 英:仏: エコー | 反響=音が物体面で反射して、再び聞こえること。 |
13 | Echo | 独: エホー | 同上 |
14 | echo organ | 英: エコー・オーガン | 山彦オルガンの意。手鍵盤の一つ。 |
15 | echos | 羅: エコス | ビザンツ音楽=東ヨーロッパの音楽でギリシャ正教の教会音楽を指す。歌詞はラテン語ギリシャ語であり、大抵は自由な詩による。 |
16 | Ecksatz | 独: エック・ザッツ | 両端(りょうたん)楽章=ソナタの冒頭楽章と終楽章。 |
17 | eclatant | 仏: エクラタン | 光かがやく。 豪華な。 |
18 | eclesse | 仏: エクリース | 横板=楽器の胴を取り巻いて表板と裏板を繋げる木片。 |
19 | eclogue | 英: エクロッグ | 短い田園的な詩。楽曲の標題にも使われる。 |
20 | eco | 伊・ エコー | 反響=音が物体面で反射して、再び聞こえること。 |
21 | ecole berlinoise | 仏: エコール・ベルリノワズ | ベルリン楽派=18世紀にベルリンで作曲した人達で、二つの楽派がある。一派はフリードリッヒ大王を中心としたJ.J.クヴァンツ、J.G.グラウン、K.H.グラウン、F.ベンダ、C.P.E.バッハ、J.Fr.アグリーコラなどで主として器楽作品を残した(北ドイツ派ともいわれる。もう一派はベルリン歌曲派。 |
22 | ecole bourguigonne | 仏: エコール・ブルギュイゴンヌ | ブルグンド楽派=以前は第一ネーデルランド楽派というように呼ばれていたが、その中心がブルグンド王国であったということから、この名前が使われるようになった。 |
23 | ecole de Mannheim | 仏: エコール・ド・マンハイム | マンハイム楽派=リーマンによって再認識させられた18世紀中葉の楽派で、プファルツバイエルン楽派とも呼ばれる。 詳しくは こちら |
24 | ecole des Cinq | 仏: エコール・デ・サンク | 五人組(dei Funf)=19世紀後半にロシアの五人の作曲家たちで作ったグループのこと。真の国民主義の樹立に向かって団結した人達であり、他に職業(本職)を持つ非職業的音楽家だった。主導的な位置には学識のあるパデレフスキー(後にポーランドの首相を務めた)がつき、行政官吏のムソルグスキー、陸軍士官のキュイ、海軍士官のリルキー・コルサコフ、医学者のボロディンの五人。 |
25 | ecossaise | 仏: エコセーズ | 「スコットランド舞曲」の意味を持つ語。元来は4分の3拍子、或いは2分の3拍子だったが、ヨーロッパ諸国で流行して現在は4分の2拍子、または4分の4拍子もある。一般に「スコットランド民謡」といわれているが起源は不明。 |
26 | e double flat | 英: イー・ダブル・フラット | 重変ホ=フラットが二つ付いたホ音。ホ音より全音(1音)低い。 |
27 | e double sharp | 英: イー・ダブル・シャープ | 重嬰ホ=重嬰記号(シャープ二つに相当する)がついたホ音。ホ音より全音高い。 |
28 | efface | 仏: エファッセ | バレエ用語。 |
29 | effects | 米: エフェクツ(特に複数形) | いろいろな楽器で子供の泣き声、鳥獣の声、馬蹄の響き、機関車の音など、擬音的に模倣する技術。 |
30 | effect Doppler | 仏: エフェ・ドプラ | ドップラー現象=音源と聴く人との間が近づいたり遠ざかったりする時、近いと音が高く聞こえ、遠ざかると低く聞こえる現象。 |
31 | e flat | 英: イー・フラット | 変ホ(ハ長調音階のミに♭が付いた音) |
32 | e flat bass tuba | 英: イー・フラット・ベース・チューバ | 中バス=サクソルン族の低音楽器。アルトよりオクターヴ低く、大バスより4度高い。 |
33 | e flat bombardon | 英: イー・フラット・ボンバードン | 同上 |
34 | egal | 仏: エガル | 等しい |
35 | eglise | 仏: エグリーズ | 教会 |
36 | E.H. | 英: | イングリッシュ・ホルンの略 |
37 | egocentric sound localization | 英: エゴセントリック・サウンド・ローカリゼーション | 音の自己中心的定位=音源定位の判断に現れる一傾向で、運動をしている発音体の軌道を判断すると、垂直運動も水平運動も、聴く人間の身体を中心にして球状をなしているように感じる現象をいう。 |
38 | egocentrisme de localisation auditive | 仏: エゴサントリスム・ド・ロカリゼシオン・オディティーヴ | 同上 |
39 | egozentrische Schallokalisation | 独: エゴツェントリシェ・シャルロカリザチオーン | 同上 |
40 | Eifer | 独: アイファー | 熱心 |
41 | Eigenschwingung | 独: アイゲンシュヴィングング | 固有振動 |
42 | Eigenton | 独: アイゲントーン | 固有音=発音体が自由振動をする時に発するその発音体特有の振動数の音。 |
43 | eighth-note | 英: エイス・ノート | 8分音符=2分の1拍。(半拍)…音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。1小節を8等分すると1つの音符は半拍になる。 |
44 | eighth-rest | 英: エイス・レスト | 8分休符=8分音符と同じ長さを休む |
45 | eilen | 独: アイレン | 急ぐ |
46 | einfacher gerader Takt | 独: アインファッヘル・ゲラーデル・タクト | 単純2拍子=4分の2拍子、2分の2拍子のようにその数え方しかない2拍子。 |
47 | einfacher ungerader Takt | 独: アインファッヘル・ウンゲラーデル・タクト | 単純3拍子 ↑ |
48 | einfacher Ton | 独: アインファッヘル・トーン | 純音=単音、単純音ともいう。部分音を含まない。波形が最も単純で正弦波形をなすために音色による違いが生じない。従って透き通った響きがするが、反面表現力に乏しく冷ややかで空虚な感じがする。しかし、完全な純音は理論上のもので実際には極めて成立しにくい。 |
49 | Eingestrichen | 独: アインゲシュトリッヘン | 一点音=ピアノの中央ハ音からロ音までの音 |
50 | eingestrichene Oktave | 独: アインゲシュトリッヘン・オクターヴェ | 同上 |
51 | einheit | 独: アインハイト | 単元 |
52 | Einklang | 独: アインクラング | 同度 |
53 | einige | 独: アイニゲ | 若干の |
54 | Einleitung | 独: アインライトゥング | イントロダクション=或楽曲の主要部分に入る前に準備の部分としておかれる音楽(序奏。導入部)。交響曲の第一楽章に設けられることが多い。ジャズ用語では略してイントロと呼ばれることもある。 |
55 | Einsaitiger | 独: アインザイティガー | モノコード=一弦琴。木製の共鳴胴に一弦を張り渡し、駒の移動を自由にして、その位置を知るために目盛りが刻まれている。もっとも基本的な弦楽器で、非常に古くから存在し、弦振動の法則はピュタゴラスの昔、これによって解明された。今日でも物理学に使用されている。中世には楽器として盛んに使用された。 |
56 | Einsatz | 独: アインザッツ | 管弦楽や合唱で或声部またはソロ奏者が比較的長い時間休止の後再び始めることをアインザッツという。そのために指揮者が合図することをアインザッツ・ケーベンという。 |
57 | Eintritt | 独・ アイントリット | (芝居の)場。入場。 |
58 | Eis | 独: エイス | 嬰ホ(ハ長調音階のミにシャープがついて半音上がった音、実際の高さはファと同じ) |
59 | Eisis | 独: エイシス | 重嬰ホ(ハ長調音階のミにダブルシャープがついて全音上がった音、実際の高さはファシャープと同じ) |
60 | einstimmig | 独: アインシュティンミッヒ | 単声体の。同度の。 |
61 | einteilige Form | 独: アインタイリゲ・フォルム | 一部形式=4小節の前楽節と4小節の後楽節から出来ている。子供の歌に多い。 |
62 | elargir | 仏: エラルジール | 音を広げる。次第に遅くする。 |
63 | electric action | 英: エレクトリック・アクション | 風函=オルガンの生命ともいえる重要な部分。木製の箱で、送風機から送られた空気を調整しがなら音管に送り込む。鍵盤の数だけあるが、一つの鍵盤に2〜3個割り当てる場合もある。 |
64 | electrone | 英: エレクトロン | 1939年にロンドンのコムトン・オルガン会社で製造した電気オルガン。静電学的方式により周波を変化、オルガンのストップの効果を生む。 |
65 | electronic musical instrument |
英: エレクトロニック・ミュージカル・インストルメント | 電気楽器 詳しくは こちら |
66 | electrophonic instrument | 英: エレクトロフォニック・インストルメント | 同上 |
67 | electrophonic organ | 英: エレクトロフォニック・オーガン | 電気音響方式によるオルガンの総称。ハモンド、ワーリッツァー、コムトンなどは皆これに属する。 |
68 | electrophonic violin | 英: エレクトロフォニック・ヴァイオリン | 電磁気によって弦振動を電流に変えて可聴音響化するもの。見たところ普通のヴァイオリンと変わりないが、音量を加減することが出来る。ドイツのO.フィールリンクが創始者。 |
69 | elegante | 仏: エレガント | 典雅な。優美さをもって。 |
70 | elegantemente | 伊: エレガンテメンテ | 典雅な。 優美さをもって。 |
71 | elegia | 伊: エレジア | 悲歌。 挽歌。 |
72 | elegiac | 伊: エレジアーコ | 悲しげな |
73 | elegiaco | 英: エレジャイアック | 悲しげな |
74 | Elegie | 独: エレギー | 悲歌 |
75 | elegy | 英: エレジー | 同上 |
76 | elektrische Geige | 独: エレクトリッシェ・ガイゲ | エレクトロフォニック・ヴァイオリン=電磁気によって弦振動を電流に変えて可聴音響化するもの。見たところ普通のヴァイオリンと変わりないが、音量を加減することが出来る。ドイツのO.フィールリンクが創始者。 |
77 | elektrische Musikinstrument | 独: エレクトリッシェ・ムジークインストルメント | 電気楽器 詳しくは こちら |
78 | Elektrochord | 独: エレクトロコルド | ドイツのO.フィールリンクがベルリンで1928〜33年に製作した電気ピアノで、後にネオ・ベヒシュタイン・フリューゲルの母体となった。単弦の振動を電気的に置き換えて増幅再生させる。 |
79 | Elektromophon | 独: エレクトロモフォーン | ドイツのヨルク・マーガーが1925年に発明した電気楽器。クラヴィーアトゥール・スフェロフォーンの母体となった。 |
80 | Elektronde | 独: エレクトロンデ | 1929年にベルリンのマルティン・タウプマンが発明した電気楽器。純粋に電気的に周波を発生させ、これを半音階的に一個のスイッチで切り替える。 |
82 | elevato | 伊: エレヴァート | 崇高な。 秀でた。 熱狂的。 |
83 | ereventh | 英: イレブンス | 11度=下の音を含めて上に11数えた音の音程 |
84 | embouchure | 仏: アンプシュール | 本来の意味は管楽器の歌口だが、多くは金管楽器とフルートを演奏する時の唇の応用法 のことをいう。 |
85 | emicon | 米: エミコン | 1931年にアメリカに現れた32の鍵盤をもつ電気楽器。電流に各種の電気抵抗を与えて、周波に変化を与える。 |
86 | Emphase | 独: エンファーゼ | 強調 |
87 | emphase | 仏: アンファーズ | 誇張。 力強さ。 |
88 | emphasis | 英: エンファシス | 強調 |
89 | Empfindung | 独: エンプフィドゥング | 感覚。 感情。 |
90 | emporte | 仏: アンポルテ | 情熱的に。 興奮して。 |
91 | empresse | 仏: エンプレッセ | 忙しい。 性急な。 |
92 | emu | 仏; エミュ | 感動した |
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