五十音でひく音楽用語辞典 さ
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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さ | 用語 | 国語名 | 意味 |
1 | サイクリック・フォーム | 英: cyclic form | 循環形式=多楽章の楽曲で全楽章を特定の楽想によって統一的に作曲する形式。古くはパルティータに見られるが、ソナタに於いて発達した。 |
2 | さいげんぶ(再現部) | 英: recapitulation 独: Reprise 仏: reprise |
三部形式、特にソナタにおいて主題が再度現れる部分 |
3 | さいじぶ(再示部) | 英: recapitulation 独: Reprise |
同上 |
4 | サイド・メン | 米: side men | ジャズで通常小編成のバンドの場合よく使われる言葉で、一人のリーダーに対して他の数人をいう。 |
5 | サイド・ポジション・マーク | 英:side position mark | ギター用語。フレットの位置が確認し易いようにネックの横に入れてあるマークのこと。 |
6 | サイネーテ | 西: sainete | スペインの音楽喜劇の一種 |
7 | さいばら | 日: 催馬楽 | 平安朝時代に起こった風俗歌または流行歌を雅楽風の管弦伴奏をつけて歌うもの。宮廷貴族の間では芸術風歌曲として歌われた。 |
8 | サイファー | 英: cipher | 雫を意味し、オルガンの或音がアクションの故障で鳴り止まないこと。 |
9 | サイファーリング | 英: ciphering | 同上 |
10 | さいもん | 日: 祭文 | 神祭で神に告げる祝詞の一種で滑稽な文章を用いたもの |
11 | サーヴィス | 英:service | 英国国教会においてプレーンソングの単なる和声づけやアンセムと区別して、祈祷書に含まれているカンティクルや不変的部分の音楽的作曲の全体をいう。 |
12 | サウンド・トラック | 英:sound track | 映画や劇中に挿入する為に作曲された音楽。 |
13 | サウンド・ボックス | 英: sound box | レコード溝の振動を、針から、針を支える棹を通じて振動膜に伝えて発音させるもの。蓄音機の部分品だが、ジャズメン達は喉のことをいう。 |
14 | サエタ | 西: saeta(saeto) | スペインの南部地方(特にアンダルシア)が起源の民謡風な歌曲で、楽器を使わないで歌われるもの。その一種にカルセレラがある。 |
15 | さお(棹) | 英: nect 独: Hals 仏: manche 伊: manico |
胴と共に撥弦楽器の主体をなす部分。胴の上に取り付けられて弦の一方を支え指板、上駒より糸巻きを含む糸倉に終わる。 |
16 | さおん(差音) | 英:difference tone 独:Differenzton 仏:son differentiel |
結合音の一種。振動数の差がうなりの場を構成しない程度に開いた関係で(約30振動差以上)、同時に強く鳴らされた二つの純音を同一の耳で聴く場合、聴覚器官内で、共鳴上の歪みから相互の振動数の差の振動が発生することによって聞こえる派生的な音。 |
17 | さぎしゅうし (詐欺終止) |
英: deceptiv cadence suspended cadence 独: Trugschluss 仏: cadence rompue 伊: cadenza inganno |
偽終始=属7の和音が主三和音に進まない終始(必ずしも終始形だけとは限らない。 |
18 | サクセンター | 英:succentor | プリセンターの代理。この職はヘンリー八世の改革以前からの、13のカシードラルにだけ存続する。 ※(プリセンター=4世紀頃には第一歌手を意味した。そして、カシードラル、修道院或いは協会での歌唱の責任的な地位をとっていた。イギリスではいろいろな変遷があり、オルガン奏者がこの地位につくことが多かった) |
19 | サクソフォーン | 仏・英: saxophone | 単簧の木管楽器。金属製に限られていて他の木管より著しく太いから一種独特の響きを出す。木管と金管の中間にある楽器。 |
20 | サクソルンぞく(〜族) | 仏:saxhorn | ベルギーの楽器制作家アドルフ・サックスが1845年頃のパリで公表した金管楽器の系列。全部で7種ある。 詳しくは こちら |
21 | サクソトロンバ | 伊:saxotromba | ベルギーの楽器制作家アドルフ・サックスが設計した金管楽器族。七種あり、管の形や音色の上からホルンとサクソルン族の中間に置かれる。実用化しなかった。 |
22 | サクラ・ラップレゼンタツィオーネ | 伊:sacra rappresentazione | 「聖劇」。16世紀中葉までイタリア各地で人気のあった神秘劇・奇蹟劇の一種。 |
23 | さげゆみ (下げ弓) |
英: down sow 独: Herunterstrich |
ヴァイオリンやヴィオラの運弓法。弓を下降させる。表現力は上げ弓より力強い。 |
24 | サスティン・ペダル | 英:sustain pedal | ピアノのダンパー・ペダル(ピアノ弦の振動を止めるダンパーを弦から離すペダル)の役割をする電気鍵盤楽器の伸音ペダル。 |
25 | サスペンション | 英: suspension | 掛留=ある和音内の音を少し遅らせて進行すると、そこに不協和音が生じ、次に和音内の音に進むと安定する。その不協和音になる音を掛留音という。 |
26 | サスフォー | 英:sus−four | サスペンデッド・フォー・コードの略 |
27 | サスペンデッド・コード | 英:suspended chord | 掛留和音=掛留によって生じることのある完全和音。四六および六の和音のことが多く、予備の有無には関わらない。 |
28 | サスペンデッド・フォース・コード | 英:suspended fourth chord | メジャー・コードまたはドミナント・コードの第4音が掛留されて出来る和音。掛留された第4音は、第3音へ半音下がって解決される。 |
29 | サッカド | 仏: saccade | 二つ以上の音が同時に出るように、ヴァイオリンの弓を弦の上に強く押しつけること。 |
30 | さっきょく(作曲) | 英: composing 独: Komponierung |
こちら |
31 | さっきょくほう(作曲法) | 英: school sf composition 独: Kompositionslehre 仏: traite de composition |
作曲学。広義には、旋律学、和声学、対位法、楽式論、(楽曲形式学)、リズム論の他、様式論、管弦楽器論および管弦楽法等、およそ作曲に関するすべての教えを包括する。 |
32 | サックス | 英: sax | サクソフォン |
33 | ザックプファイフェ | 独: Sackpfeife | バッグパイプのドイツ名 |
34 | ザッツ | 独: Satz | 楽章 1.多楽章楽曲(例えばソナタや組曲)の楽章。 2.楽節(英:phrase)の意で律動構造の単位(例えば4小節の小楽節、8小節の大楽節など)。 3.楽曲作法の意(例えば厳格作法) |
35 | さつまびわ | 日: 薩摩琵琶 | 室町時代末期に薩摩の国に起こった琵琶およびその歌曲。全長約90p、四弦四柱、斜めに立てて三角形の黄楊(つげ)の大きな撥で弾く。歌詞は勇壮なものが多く曲風は悲愴。 |
36 | さとかぐら | 日: 里神楽 | 郷土にある神社の祭祀に行われるもの。 詳しくは こちら |
37 | サパテオ | 西:zapateo | アルゼンチン及び中南米の国の民族音楽であるフォルクロリカで、男女が踊る時に履く一種の長靴。この靴でタップダンスの時のように音楽のリズムに合わせて床を鳴らして足音を入れる。 |
38 | サブ・シィディアリー・セクション | 英: subsidiary section | 第二主題。ソナタ形式で第一主題への対照となる素材。 |
39 | サブドミナント | 英:subdominant | 下属音=主音の完全5度下の音 |
40 | サブドミナント・コード | 英:subdominant chord | 下属和音=主要三和音のWに代理者Uの6・Uの四六をも含めたのが下属和音で機能符はSである。 |
41 | サブドミナントしゅうし(〜終止) | 英:subdominant cadence | 変格終止の別名。賛美歌の最後のアーメンの部分に用いられることからアーメン終止とも呼ばれる。 |
42 | サブトーン | 米: subtone | ジャズ用語。主にリード楽器に使われるが、クラリネットなどが同じ調子で他の楽器よりも低く、ソフトな幅の広い音色を出すのをいう。 |
43 | サブ・ベース | 英:sub−bass 仏:sous−basse |
オルガンの閉館音栓で、実際のピッチは32ft. |
44 | ザポテカノ | 英: zapotecano | マリンバの別名。 |
45 | さみせん | 日: 三味線 | しゃみせんと同じ。三弦の撥弦楽器。中国から琉球を経て日本に伝えられ、独自の発達をした。「さみせん」「三弦」とも呼ばれる。「しゃみせん」の語源は中国の三弦(しゃんしぇん」、琉球の三線(さんしん)によると言われる。中国、琉球のものは蛇の皮を張っているので「蛇皮線(じゃびせん)」と言われたが、現在は沖縄でも「三味線」という場合が多い。 |
46 | サラバンド | 英:saraband 独:Sarabande 仏:sarabande 伊: sarabanda 西:zarabanda |
17〜18世紀にヨーロッパで流行した舞踏。速度やリズムは正確で威厳があり、3拍子。後に古典組曲の一楽章となった。 |
47 | サリシォナル | 英:salicional 独:Weidenpfeife |
オルガンのフルー音栓。ガンバに属し、普通は錫製。音色は繊細で最も美しい音栓の一つに数えられる。 |
48 | サリュソフォーン | 仏: sarrusophone | 金属製の有簧管楽器。広い意味のオーボー族の仲間。9種のうち、今日ではコントラバス(サクソフォーン・コントラバス)だけが一般化している。 |
49 | サルヴェ・レジーナ | 羅:salve regina | 聖母マリアのアンティフォナ(グレゴリオ聖歌の交誦)の一つ。オフィチウムでは三位一体の祝日から待降節まだ一日の最後の時課で歌われる。 |
50 | さるがく | 日: 猿楽 | 甲楽とも書く。散楽(さんがく)の転化という。平安時代の芸能。滑稽な物まねや言葉芸が中心で、内侍所の御神楽の夜などに演じた。後には一時の滑稽な余興も猿楽と呼んだ。鎌倉時代に入って演劇化され、能と狂言に転じた。 |
51 | さるがくのう | 日: 猿楽能 | 日本芸能の一つ。平安時代の猿楽が鎌倉時代になって歌舞劇となり能と呼ばれた。 |
52 | サルスエラ | 西: zarsuela | スペインの伝統的な滑稽なオペラ。歌と合唱を伴う一幕物。 |
53 | サロンおんがく (サロン音楽) |
英: salon-music 独: Salonmusik |
16〜18世紀には王侯貴族のサロンで演奏された高尚で品格のある音楽(バッハ、、ヘンデル、モーツァルト等)だったが、19世紀以降になると二つに分かれた。一つは純芸術的音楽でブラームスやリストなどが代表的。もう一つは小規模な合奏団が演奏する上品な音楽であり、現在は後者をサロン音楽と称している。 |
54 | さわりげん (さわり弦) |
英: snare 仏: timbre 伊: timbro |
小太鼓の裏外側に張られた弦。共鳴振動のさわりになって音色を決定する |
55 | さんおん(三音) | 英: third | 和音で、根音から3度の音をいう。 |
56 | さんがく | 日: 散楽 | 中世の中国で行われた音楽的芸能で“百戯”ともいう。その一部が奈良時代に我が国に伝わり、後に田楽の中に採り入れられ、猿楽に影響を与えた。 |
57 | さんかんへんせい | 日: 三管編成 | 木管楽器各3本(フルート、オーボー、クラリネット、ファゴット各2本づつ、ピッコロ、コーラングレ、バスクラリネット、コントラファゴット)、トランペットも3本となりホルンは4本または6本。ティンパニは不可欠と考えて良い。 |
58 | ざんきょう(残響) | 英: reverberation 独: Nachhall Winderhall 仏: reverberation |
発音体の振動が停止してもなお余韻を残す現象。エコー。 |
59 | サング・スクイルズ | 英: sang scuils | スコットランドの聖歌学校 |
60 | サンクトゥス | 羅: sanctus | ミサにおける「聖なるかな」の意。3度繰り返されるので「三聖誦」ともいう。 |
61 | さんげん | 日: 三弦 | 雅楽で用いられる琵琶、箏、和琴(わごん)の3種、または三味線の別称。中国、沖縄の三線(さんしん)…蛇皮線…も三弦という。 |
62 | さんこ | 日: 三鼓 | 三ノ鼓ともいう。雅楽器の一つ、細腰鼓(さいようこ)の一種。高麗楽に用いる。右手で持った撥で打つ。 |
63 | さんさがり | 日: 三下がり | 三味線調弦法の一つ。本調子の第三弦を1音(二律)下げたもの。 |
64 | さんじゅうきょうそうきょく (三重協奏曲) |
英: triple concerto 独: Tripelkonzert |
3つの独奏楽器を持つ協奏曲。例えば、ベートーベンの三重協奏曲作品56番はヴァイオリンとチェロとピアノの独奏楽器が置かれていて、それに管弦楽が協奏している。 |
65 | さんじゅうそう (三重奏) |
英: trio-terzet 独: Trio-terzett 仏: trio-terzette 伊: trio-terzetto |
3つの独奏楽器による室内重奏。トリオともいう。 |
66 | さんじゅうしょう | 英: trio-terzet 独: Trio-terzett 仏: trio-terzette 伊: trio-terzetto |
3人の歌手による重唱。テルツェットともいう。 |
67 | さんじゅうたいいほう (三重対位法) |
英: triple counterpoint 独: dreifacher Kontrapunkt 仏: contrepoint triple |
対位法的声部を互いに上下に転回しても成り立つように作られていて、この手法が三声部に適用されれたもの。 |
68 | さんじゅうにぶ(ん)おんぷ (32分音符) |
英: thirty-scondnote demisemiquaver 独: zweiunddreissigstelnote 仏: triple-croche 伊: semibiscroma |
1小節(4拍)を32等分した音符。符鉤を3つ付けた黒音符。1/8拍。 |
69 | さんじゅうにぶ(ん)きゅうふ (32分休符) |
英: demisemiquaver rest thirty-second rest 独: Zweiunddreissigstelspause |
1/8拍音符と同じ長さの休符 |
70 | さんじゅうたいいほう(三重対位法) | 英: triple counterpoint 独: dreifacher Kontrapunkt 仏: contrepoint triple |
三声部の転回対位法 (参照 → 転回対位法) |
71 | さんじゅうフーガ (三重フーガ) |
英: tripple fugue 独: Tripelfuge |
3個の主題を有するフーガ。 1.第一主題に基づくもの。 2.第二主題に基づくもの。第一、第二主題の対位法的結合に基づくもの。 3.第三主題に基づくものや第一、第二、第三主題に基づくものなど。 |
72 | さんしろくのわおん (三四六の和音) |
英: chord of thd third fourth and sixth 独: Terzquartsextakkord 仏: accord de troisieme et quatrieme |
三四の和音に同じ。バスから植えに3.4.6度の音がある和音だから七の和音の第2転回形(バスに第5音の音がある形) |
73 | さんせいたいいほう (三声対位法) |
英: three parts counterpoint | 3つの声部から出来ている対位法 |
74 | さんせいぶソナタ (三声部〜) |
独: Triosonate 伊: sonata a tre |
ソナタの発展途上に現れた一つの形態で、17世紀の初め頃から用いられた二つのヴァイオリンと通奏低音とで合奏する器楽曲。 |
75 | さんぜんおん (三全音) |
英: tritone 羅・独: Tritonus 伊: tritono |
2音間に三つの全音がある音程、つまり増4度。 |
76 | サンダー・スティック | 英: thunder stick | 薄い木片を振り回して音を出す原始楽器。アメリカ、オーストラリア原住民等が用いる。 |
77 | さんてんおん (三点音) |
英: three-lined octave 独: Dreigestrichen |
一点音(ピアノの中央のド〜シ)の2オクターヴ上の音。 |
78 | さんど(3度) | 英: third 独: Terz 仏: tierce 伊: terza |
譜表上で3度に渡って構成される音程。2全音=長3度、1全音半=短3度等) |
79 | さんどかのん (3度カノン) |
英: canon in third | 模倣声部が先行声部と3度隔たっているカノン |
80 | さんどけん | 日: 3度圏 | ある音を主音として音階を作り、その音から上へまたは下へ3度ずつとって行くと一回りする。これを3度圏という。 5度圏と同じ要領。( 5度圏参照 ) |
81 | さんどこうせい(3度構成) | 独: Terzbau Terzenaufbau |
ある音を根音として、その上方へ3度を積み重ねて三和音や七の和音を作るという和声学の理論。 |
82 | さんのつづみ | 日: 三の鼓 | 雅楽器の一つ、細腰鼓(さいようこ)の一種。高麗楽に用いる。右手で持った撥で打つ。 |
83 | サンバ | ブラジル: samba | ブラジルの民族音楽の一つ。4分の2拍子のかなり速い曲。複数の打楽器が刻むポリ・シズムと独特のシンコペーションが特徴である。 |
84 | さんびょうし (3拍子) |
英: triple time 独: Tripeltakt 仏: mesure a trois 伊: tempo dispari |
強、弱、弱 の拍が繰り返される拍子。 |
85 | サンブカ | 羅: sambuca | 中世期の楽器名であるが、この時期の常として甚だしく混乱している。小型のハープやヴィエールUを指すかと思えば、フルートの一種やミュゼットやトロンボーンをも指す。 |
86 | さんぶけいしき (三部形式) |
英: ternary form 独: dreiteilige Form |
基礎形式の一つで3つの部分から出来ている。一つの部分が8小節の大楽節で、全部で24小節ある。AーBーA、つまり最初のAは提示部、Bは展開、後ろのAは再現を表す。これが確立されたのは古典派においてであり、以後三部形式は全ての形式の基礎となった。 |
○ | サンプラー | 英: sampler | こちら |
87 | さんぶんそんえきほう | 日: 三分損益法 | 古来東洋において音律を算出する方法。 詳しくは こちら |
88 | サンポーニャ | 伊: sampogna | イタリア中南部の山岳地方に古くから伝わるバグパイプ。 |
89 | さんれんぷ(3連符) | 英: triplet 独: Triole |
2等分するべき音符を3等分したもの(例:1拍の音符を3等分する。2拍の音符を3等分する。4拍の音符を3等分する) |
90 | さんわおん(三和音) | 英: triad 独: Dreiklang 仏: accord de trois sons |
ある音とその上の3度と5度の積み重ねからなる重音。つまり、3度ずつ積み重ねられた音で和声の主体をなす。 |
さの項目 計 90語 |
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