≪ 音楽用語辞典-R(rf-ry)≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
a-ai | aj-an | ap-az | b-ba | bd-bl | bm-by | c-ce | ch-ci | cl-com | con-cz | d-de |
di-dop | dor-dy | e-em | en-ex | f-fi | fl-fz | g-gh | gi-gy | h-he | hi-hy | i | j-k | l-le | lh-ly |
ma-md | me-min | mir-mo | mp-my | n | o-op | or-ow | p-ped | peg-pi | pk-pra | pre-py | q | r-re | rf-ry |
s-schm | schn-ser | ses-soi | sol-ste | sti-stra | sto-sy | t-to | tr-ty | u | v-vi | vl-vo | wxyz |
五十音 トップ |
あ | い | う | え | お | か | き | く | け | こ | さ | し | す | せ | そ | た | ち | つ | て | と | な〜 に |
ぬ〜 の |
は | ひ | ふ | へ〜 ほ |
ま〜 み |
む〜 も |
や〜 よ |
ら〜 り |
る〜 ろ |
わ | アルファ ベットトップ |
R | 用語 | 国名・読み | 意味 |
183 | rf, rfz, | 伊: | rinforzando の略。 |
184 | R.H.、 r.h. | 英:ライト・ハンド | 右手 right hand の略 |
185 | Rhapsodie | 独:ラプゾディー | ラプソディー=狂詩曲。叙事的、民族的な要素の強い自由で幻想的な曲。 |
186 | r(h)apsodie | 仏:ラプソディー | 同上 |
187 | rhapsody | 英:ラプソディー | 同上 |
188 | rhythm | 英:リズム | リズム 詳しくは こちら |
189 | r(h)ythm band | 仏:リズム・バンド | 主として小学校低学年でリズム体得の為に行われる打楽器を中心として、それにピアノ、木琴などの旋律楽器を加えた合奏で、英米では1920年から30年にかけて音楽教育に取り入れられ、日本のもこれに習ったもの。 |
190 | r(h)ythme | 仏:リトム | リズム 詳しくは こちら |
191 | rhythmicon | 英:リズミコン | 光電管を利用した電気楽器。ロシアのテレミンとアメリカの作曲家コーウェルの共同製作。オーケストラ用の打楽器の一種。 |
192 | rhythmisch | 独:リトミッシュ | リズム的に |
193 | rhythmische Erziehung | 独:リトミッシュ・エルツィーウング | リズム教育 |
194 | rhythm music | 英:リズム・ミュージック | リズム音楽 |
195 | Rhythmus | 独:リトムス | リズム 詳しくは こちら |
196 | rib | 英:リブ | 横板=楽器の胴を取り巻いて表板と裏板を繋げる木片。 |
197 | ribattuta | 伊:リバットゥータ | 装飾音の一種で古い形のもの。トリルの前に主要な音とその2度上に付点音符と後打音のような形であらわれ、次第に速度を増してやがらトリルに入るものである。例:付点4分音符→8分音符→付点8分音符→16分音符→付点8分音符→16分音符→付点16分音符→32分音符→付点16分音符→32分音符→その後から32分音符トリルが続く、等。 |
198 | ribeba | 伊:リベバ | リベカ=中世の末期から文芸復興期にかけて流行した弓弦楽器。棹にあたる部分は胴の延長で、胴の背はマンドリンのようにふくらみ、糸倉に近づくにつれすぼまる。2〜3本の弦は5度に調弦され鋭い音を発し、民間の踊りや宮廷の音楽に16世紀頃迄使用されていた。楽器名のスペルは各国語を通じて非常にまちまちである。 |
199 | ribeca | 伊:リベカ | 同上 |
200 | ricercare | 伊:リチェルカーレ | こちら |
201 | ricercata | 伊:リチェルカータ | 同上 |
202 | richettato | 伊:リケッタート | スピッカート=弓が弦の上で撥ねる事が許されるスタカートの奏法で、弓の中央部を持って急速に動かす時に生じるものである。 |
203 | richtig | 独:リヒティッヒ | 正しい。 正確な。 |
204 | ricordanza | 伊:リコルダンツァ | 思い出 |
205 | riddle canon | 英:リドゥル・カノン | 謎カノン 詳しくは こちら |
206 | ride | 米:ライド | ジャズ演奏でスイング(自然に体が揺れ動くような演奏)すること |
207 | rideau | 仏:リドー | 幕。 カーテン。 |
208 | ridotto | 伊:リドット | 軽減する、変形するの意。原曲よりも小規模に編曲すること等。 |
209 | riduzione | 伊:リドウツオーネ | 縮小。 編曲。 |
210 | riff | 米:リフ | ジャズ用語。通常メロディに至らない短い楽句。2小節、もしくは4小節を用い、これを繰り返し演奏すること。バップの演奏などには相当長いリフが奏されることがある。 |
211 | riga | 伊:リガ | 譜表=音部記号が記入された五線のこと |
212 | rigabellum | 羅:リガベルム | リード・オルガン族の古楽器。ポータティヴ・オーガン(持ち運び出来るオルガン)の一種で首から吊し、左手で送風しながら右手で1個の鍵盤を操作する。非常に古くから持てはやされ、打簧のリード・パイプを有するが、16世紀より音管をなくしてハーモニュームの前身楽器になり、同じような役割を果たしている。 |
213 | rigaudon | 仏:リゴドン | フランスのプロバンス地方から出た元気の良い(時にグロテスクな)、ブーレに似た踊りで、普通4/4拍子、希に2/2拍子で、4分音符の上拍を持っている。3回か4回の繰り返しがあり、3回目には偶然のように見せかけて低い音に移り、正規に終わらない。これは後続の部分との対照を考えている為である。 |
214 | rigo aggiunto | 伊:リーゴ・アジュント | 加線=五線の上や下に音符を書くときに用いる短い横線。 |
215 | rigo finto | 伊:リーゴ・フィント | 同上 |
216 | rigore | 伊:リゴーレ | 正確。 厳格。 |
217 | rigoroso | 伊:リゴローソ | 正確な。 厳格な。 |
218 | rilasciando | 伊:リラシャンド | 解放して。 次第に速度を遅く。 |
219 | rimettendo | 伊:リメッテンド | 取り戻して。 以前の速度で。 |
220 | rinforzando | 伊:リンフォルツァンド | その音を特に強く。 rf、rfz、rinf と略す |
221 | rinforzato | 伊:リンフォルツァート | 同上 |
222 | ripetizione | 伊:リペティツィオーネ | 反復 |
223 | ripieno | 伊:リピエーノ | 総奏(すべての弦楽器での演奏) |
224 | ripieno maggiore | 伊:リピエーノ・マッジョーレ | オルガンのミックステュア音栓。リピエーノ・マッジョーレとリピエーノ・ミノーレがある。 |
225 | ripieno minore | 伊:リピエーノ・ミノーレ | 同上 |
226 | Ripienstimme | 独:リピーエンシュティンメ | 総奏(すべての弦楽器での演奏) |
227 | riposato | 伊:リポサート | 安らかな。眠った。 |
228 | riposo | 伊:リポーソ | 安良か。 休息。 |
229 | riprendere | 伊:リプレーンデレ | 再び戻る。 元の速度で。 |
230 | ripresa | 伊:リプレーサ | 反復 |
231 | riscaldano | 伊:リスカルダーノ | 興奮して |
232 | risentito | 伊:リセンティート | 感情をもって。 快活に。 |
233 | risolutamente | 伊:リソルタメンテ | 決然と |
234 | risoluto | 伊:リソルート | 同上 |
235 | risoluzione | 伊:リソルツィオーネ | 解決。決断。決定。 |
236 | rispetto | 伊:リスペット | イタリアの民謡または民謡風な歌曲の一種。恋人に対する愛情と敬意を表す歌曲を指す。 |
237 | risposta | 伊:リスポスタ | 応答=主題の提示に続き、他声部がこれに「答える」楽句。必ずしも主題の厳格な模倣ではなく、種々の装飾を受けることがある。詳しくは こちら |
238 | ristretto | 伊:リストレット | ストレッタ。フーガで、主題の解決を待たずに応答が現れ緊張を高める手法。 |
239 | risvegliato | 伊:リスヴェリアート | 活発に。 元気に。 |
240 | rit. | 伊:リタルダンド | ritardando の略 (次第に遅く) |
241 | ritard. | 伊:リタルダンド | ritardando の略 同上 |
242 | ritardando | 伊:リタルダンド | 次第に遅く |
243 | ritardato | 伊:リタルタート | 同上 |
244 | riten. | 伊:リテヌート | ritenuto の略 |
245 | ritenendo | 伊:リテネンド | 直ちに遅く |
246 | ritenento | 伊リテネンテ | 同上 |
247 | ritenuto | 伊:リテヌート | 同上 |
248 | ritmo | 伊:リトモ | リズム 詳しくは こちら |
249 | Ritornell | 独:リトルネル | 声楽曲の前奏・間奏・後奏の器楽曲の部分。協奏曲では独奏の後の総奏。 |
250 | ritornello | 伊:リトゥルネルロ | 同上 |
251 | ritorno | 伊:リトルノ | 帰り。 再帰。 |
252 | ritoirnelle | 仏:リトゥルネル | 1.14世紀フィレンツェ派のマドリガルで常に同じ文句で繰り返される部分。 2.後になって(モノディの時代)声楽曲の導入部分または中間のつなぎの部分、または後奏部をなす純器楽曲をいう。 3.古典協奏曲は独奏の後の総奏部。 4.ダ・カーポ(初めに戻る)と同意。 |
253 | ritterlich | 独:リッターリッヒ | 騎士の。 勇ましい。 |
254 | rituale | 羅:リトゥアーレ | ローマ・カトリック教会の秘蹟、埋葬、行列や祝別の執行に属する祭式を含む本。 |
255 | ritus | 羅:リトゥス | 典礼様式。規則によって祭式の所作が行われるべき方法。 |
256 | riverso | 伊:リヴェルソ | 反対の。 逆の。 |
257 | rivolgimento | 伊:リヴォルジメント | 転回対位法(対位法的声部を互いに上下に転回しても成り立つように作られている対位法)における声部の転回。 |
258 | rivolto | 伊:リヴォルト | 転回=和音は、構成音の音のうち、どの音を最低音に置くかによって基本形、第一転回形、第二転回形、第三転回形(七の和音のみ)と区別される。 |
259 | robusto | 伊:ロブスト | 力強い |
260 | robustamente | 伊:ロブスタメンテ | 力強く |
261 | rock | 米:ロック | ジャズでは「ジャンプ( jump )する」、「スウイング( swing )する」と同じ意味に用いられる。 |
262 | roco | 伊:ローコ | しわがれ声の。粗野な。無感覚の。 |
263 | rococo music | 英:ロココ・ミュージック | ロココ音楽=バロックの印象的剛壮に対して、精神的内容を持とうとする傾向の音楽とも、感情過多様式ともいわれる。 |
264 | rococo musique | 仏:ロココ・ミュジック | 同上 |
265 | roh | 独:ロー | 生の。 未完成の。 粗野な。 |
266 | Rohrblatt | 独:ロールブラット | 簧(した) |
267 | Rohrflote | 独:ロールフレーテ | オルガンのフルート音栓。閉管の上に、それよりも口径の狭い第二の管が指しつがれ、開管と閉管との中間の音を発する。 |
268 | Rohrstimme | 独:ロールシュティンメ | リード音栓=有簧音栓で、リード・パイプの列によって成り立ち、簧の種類からクラリネットのような打簧と、ハーモニュームのような自由簧に分けられる。 |
269 | Rokokomusik | 独:ロココムジーク | ロココ音楽=バロックの印象的剛壮に対して、精神的内容を持とうとする傾向の音楽とも、感情過多様式ともいわれる。 |
270 | roll | 英:ロール | 1.歌劇の配役。ロールは「巻紙」を意味するが、昔は、劇の脚本からそれぞれの俳優の台詞を巻紙に書いた風習から、約そのものがロールとよばれるようになった。 2.ヴィルベル=太鼓、シンバル、シンバル、トライアングルの打ち方で左右の撥を交代させながら急速に打つ。 |
271 | Rolle | 独:ロレ | 同上 |
272 | Rollschweller | 独:ロルシュヴェルラー | クレッシェンド・ペダル=オルガンの増音装置。ジェネラル・クレシェンド・ペダルともいう。このペダルと特殊な装置によって音を強くしていく効果がある。 |
273 | Rolltrommel | 独:トルトロンメル | 中太鼓 |
274 | romalis | 西:ロマリス | スペインの踊りの一種。 |
275 | Roman Catholic church music | 英:ローマン・カソリック・チャーチ・ミュージック | ローマ・カトリック教会音楽 |
276 | romance | 英・仏:ロマンス | ロマン派時代の音楽の一種で、劇的な或いは悲劇的な要素は無く、専ら美しい感傷的な旋律を主体とした愛の歌。 |
277 | romance sans paroles | 仏:ロマーンス・サン・パロル | 無言歌 |
278 | romanesca | 伊:ロマネスカ | 1.ガリアルダのイタリア風の形の踊り。ローマから来たのでこの名がある。 2.グラウンド・ベースとして17世紀に多く使われた旋律。 3.歌の一つの型。 |
279 | romanesque | 仏:ロマネスケ | 同上 |
280 | Roman school | 英:ローマン・スクール | ローマ楽派=16世紀以後ローマに栄えた楽派。パレストリーナ(1525〜94)等が知られている。ミサやモテトなどの保守的な典礼音楽をとりあげ、やや哲学的な対位法的無伴奏合唱様式を確立した。 |
281 | Romantic music | 英:ロマンティック・ミュージック | ロマン派音楽 詳しくは こちら |
282 | romantishe Musik | 独:ロマンティッシェ・ムジーク | 同上 |
283 | romanza | 伊:ロマンツァ | ロマンス=ロマン派時代の音楽の一種で、劇的な或いは悲劇的な要素は無く、専ら美しい感傷的な旋律を主体とした愛の歌。 |
284 | Romanze | 独:ロマンツェ | 同上 |
285 | romanzero | 西:ロマンセロ | 小説集の意。音楽ではロマン的傾向の器楽曲集。 |
286 | rombando | 伊:ロンパンド | ハミング |
287 | romische Schule | 独:レーミッシェ・シューレ | ローマ楽派=16世紀以後ローマに栄えた楽派。パレストリーナ(1525〜94)等が知られている。ミサやモテトなどの保守的な典礼音楽をとりあげ、やや哲学的な対位法的無伴奏合唱様式を確立した。 |
289 | ronda | 西:ロンダ | 夜警または夜の見回りという意。音楽では夜または夕方路上で歌って歩く若人の一団で、楽器を用いることも多い。主としてスペイン(特にアンダルシア)で行われる。 |
290 | rondalla | 西:ロンダリア | 同上 |
291 | ronde | 仏:ローンド | 1.全音符(1小節全部を伸ばす音符)。 2.ロンドー 詳しくは こちら |
292 | rondeau | 仏:ロンドー | 同上 |
293 | rondel | 仏:ロンデル | 同上 |
294 | rondellus | 羅:ロンデルス | 同上 |
295 | rondena | 西:ロンデーニャ | スペインのファンタンゴの一種。(五十音・ふの行参照) |
296 | rondino | 伊:ロンディーノ | ロンド形式で書かれた小曲 ↓ |
297 | rondo form | 英:ロンド・フォーム | ロンド形式=舞踏歌ロンドーから起こった器楽形式。同じ曲が繰り返される間に変化のあるエピソード(主要部の間の自由な挿入部)が挿入される形式(A-B-AーC-A) 詳しくは こちら |
298 | rondo-sonata form | 英:ロンド・ソナータ・フォーム | ロンド・ソナタ形式=ロンド形式の特徴とソナタ形式の特徴を結合したもの。第一部は提示部、第二部は中間部、第三部は再現部 (A-B-A-C-A-B-A) 詳しくは こちら |
299 | Rondosonatenform | 独:ロンドゾナーテンフォルム | 同上 |
300 | root | 英:ルート | 根音=三和音、七の和音などの基礎になる音 |
301 | root position | 英:ルート・ポジション | 根音位置=和音の根音をバスに持つ和音=基本位置 |
302 | rosace | 仏:ロザス | 響口 |
303 | rosette | 仏:ロゼット | 同上 |
304 | rota | 羅:ロータ | 1.中世の輪唱曲の一種。特に有名なのは、14世紀初期の作とされるイギリスの「夏は来たりぬ(Sumer is icumen in)」のロータである。 2.中世の弦楽器の一種。 |
305 | rotary valve | 英:ロータリー・ヴァルヴ | 回転式 |
306 | rote | 仏:ロート | ロッタ=中世の楽器名はしばしば混同されて、この名称も2種の楽器を指している。 1.有棹の弓弦楽器。クロッタから生まれたものでかなり大きい。膝の上か、、チェロのように両足の間、或いは立って演奏する。3弦で調律は判らない。ヴィオラ・ダ・ガンバの前身と見なされている。 2.中世の前半期に流行った撥弦楽器。弓を度外視すればクロッタに似ている。プサルテリウムの一種で9〜14世紀の記録から既にプサツテリウムやキターラと混同されている。 |
307 | rotondo | 伊:ロトンド | 丸い。充分な音で。 |
308 | rotta | 羅:ロッタ | 中世の楽器名はしばしば混同されて、この名称も2種の楽器を指している。 1.有棹の弓弦楽器。クロッタから生まれたものでかなり大きい。膝の上か、、チェロのように両足の間、或いは立って演奏する。3弦で調律は判らない。ヴィオラ・ダ・ガンバの前身と見なされている。 2.中世の前半期に流行った撥弦楽器。弓を度外視すればクロッタに似ている。プサルテリウムの一種で9〜14世紀の記録から既にプサツテリウムやキターラと混同されている。 |
309 | Rotte | 羅:ロッテ | 同上 |
310 | rotundello | 伊:ロトゥンデルロ | ロンドー=1.全音符(1小節全部を伸ばす音符)。 2.ロンドー 詳しくは こちら |
311 | roulade | 仏:ルラード | 声楽的デヴィジョン(通奏低音で奏される一定のバスの音型(グラウンド)の上に、16分音符を主体とする早い装飾的な音型を加えながら旋律を変奏し、展開するヴィオール奏法の一技法)の意。 |
312 | roulant, roulante | 仏:ルラン、 ルラーント | 廻転する |
313 | round | 英:ラウンド | 輪唱=二声部以上を持つ楽曲で、同じ旋律を各声部が等しい間隔を置いて順次に歌っていき、歌い終わった声部はまた最初に戻り、これを何回も繰り返すもの。カノンは結尾(coda)があるが輪唱にはない。時には和声をつけた部分をもつこともある。 |
314 | round dance | 英:ラウンド・ダンス | 踊り手がグルグル回る踊り、または輪を作って踊る踊り。円舞。(スクェア・ダンスと区別する) |
315 | rovesio, al | 伊:ロヴェーショ・アル | アル・リヴェールソ=反進行の意。また、終わりから始めへ奏しても同じ形の楽曲を指す場合がある。 |
316 | rubato | 伊:ルバート | 盗むという意。楽句の中のテンポを変えて自由に演奏する。 |
317 | rubeca | 仏:ルベカ | リベカ=文芸復興期に流行した弓弦楽器 |
318 | rubible | 英:ルビブル | 同上 |
319 | Ruckgang | 独:リュックガング | ソナタ形式における展開部の終わりの第一主題の再現に導く部分 |
320 | Ruckshkag | 独:リュックシュラーク | リバットゥータ=装飾音の一種で古い形のもの。トリルの前に主要な音とその2度上に付点音符と後打音のような形であらわれ、次第に速度を増してやがらトリルに入るものである。例:付点4分音符→8分音符→付点8分音符→16分音符→付点8分音符→16分音符→付点16分音符→32分音符→付点16分音符→32分音符→その後から32分音符トリルが続く、等。 |
321 | rudement | 仏:リュドマン | 激しく。 荒々しく。 |
322 | rudiments | 英:ルーディメンツ | スネア・ドラム(マーチング・ドラム)に用いられる基本的なスティック(桴)・パターンのこと。様々なパターンがある |
323 | ruff | 英:ルフ | 同上 |
324 | Ruhe | 独:ルーエ | 休止。 平和。 静寂。 |
325 | Ruhepunkt | 独:ルーエプンクト | 休符 |
326 | Ruhezeichen | 独:ルーエツアイヘン | 同上 |
327 | ruhig | 独:ルーイッヒ | 静かな |
328 | Ruhrtrommel | 独:リュールトロンメル | 中太鼓 |
329 | rullante | 伊:ルランテ | 回転する |
330 | Rumanian music | 英:ルーマニアン・ミュージク | ルーマニア音楽=ルーマニアの民族j音楽は古くて豊かであり、ビザンツとトルコの影響を示している。しかし、近代的な芸術音楽はようやく20世紀に始まった。最初のそして最も重要な代表者はエネスコ(1881〜1955)であるが、彼は印象派の影響も受けている。その他はまだ世界的には知られていない。 |
331 | rumanische Musik | 独:ルメーニッシェ・ムジーク | 同上 |
332 | rumba | 西:ルンバ | キューバの民族舞踊音楽。シンコペーション(切分音)がふんだんに使われ8小節の主題が何度も繰り返される。 |
333 | run | 英:ラン | 急速な装飾音 |
334 | russe | 仏:リュス | ロシア風の |
335 | Russian bassoon | 英:ラッシアーン・バスーン | 金管に属する旧式の低音楽器。セルパンの改良種で、ファゴットのような形をしている。主にロシアの軍楽隊で使用された。 |
336 | Russian church music | 英:ラッシアーン・チャ−チ・ミュージック | ロシア教会音楽=11世紀以来ビザンツ的旋律のロシア的方言が形成されたことは、今日なお解読されてはいないが、独自のネウマ楽譜(クリウキ)の存在が認められている。このズナーメニ聖歌と言われるものの盛期は13〜14世紀にあった。近代に入っても独自の発展を示すが、西欧と異なって楽器は全然用いられない。モーツアルト的様式の教会コンツェルトの巨匠はボルトニャンスキー(1751〜1825)であり、アルハンゲルスキー(1846〜1924)やカスタルスキー(1856〜1926)は最近の大家である。 |
337 | Russian music | 英:ラッシアン・ミュージック | ロシア音楽 詳しくは こちら |
338 | russische Musik | 独:ルシッシェ・ムジーク | 同上 |
339 | russa、 russo | 伊:ルッサ、 ルッソ | ロシア風の |
340 | rustico | 伊:ルスティコ | 田舎風の。 素朴な。 |
341 | rythmique | 仏:リトミク | リズム的な |
. | Rの項目 341語 | . | . |
a-ai | aj-an | ap-az | b-ba | bd-bl | bm-by | c-ce | ch-ci | cl-com | con-cz | d-de |
di-dop | dor-dy | e-em | en-ex | f-fi | fl-fz | g-gh | gi-gy | h-he | hi-hy | i | j-k | l-le | lh-ly |
ma-md | me-min | mir-mo | mp-my | n | o-op | or-ow | p-ped | peg-pi | pk-pra | pre-py | q | r-re | rf-ry |
s-schm | schn-ser | ses-soi | sol-ste | sti-stra | sto-sy | t-to | tr-ty | u | v-vi | vl-vo | wxyz |
五十音 トップ |
あ | い | う | え | お | か | き | く | け | こ | さ | し | す | せ | そ | た | ち | つ | て | と | な〜 に |
ぬ〜 の |
は | ひ | ふ | へ〜 ほ |
ま〜 み |
む〜 も |
や〜 よ |
ら〜 り |
る〜 ろ |
わ | アルファ ベットトップ |