≪ 音楽用語辞典-D(di-dop)≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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D | 用語 | 国名・読み | 意味 |
108 | di | 伊:ディ | 〜の。 〜と共に。 〜の為に。 |
109 | diabolus in musica | 羅:ディアボルス・イン・ムジカ | 「音楽における悪魔」の意で、増4度の古いニックネーム。歌唱困難のため危険な音程とされ、15〜18世紀の声楽作曲で、旋律音程としては使用が禁止されていた。 |
110 | diapason | 英:ダイアベーソン | オルガンのフルー・ストップ |
111 | diapason | 仏:ディアパゾン | 語源は全てを通して」を意味するギリシャ語。1.17世紀の初め頃まではオクターヴを指した。 2.音叉。 3.管楽器の製造に関する述語 4.声域 5.ダイアベーソン |
112 | diapason de voix | 仏:ディアパゾン・ド・ヴォワ | 声域=通常歌うことの出来る音の高低の範囲をいう。 |
113 | diapason etalon | 仏:ディアパーゾン・エタロン | 標準音叉=楽器の調子を合わせたり、歌唱で最初に出す音を定める為に小さな基準音用の音叉。標準音叉の振動数は標準調子に基づいて作られる。 |
114 | diapason phonon | 英:ダイアベーソン・フォノン | オルガンの主要音栓。ポップ・ジョーンズが発明したオープン・ダイアベーソン。 |
115 | diapente | 英:ディアペンテ | 古代ギリシャおよび中世において5度を意味した。 |
116 | diaphone | 英:ディアフォーン | オルガンの主要音栓。ヴィヴラートを発するオープン・ダイアベーソン。 |
117 | diatonic scale | 英:ディアトニック・スケール | 全音階=第3音と第4音の間と第7音と第8音の間とに半音を持ち、他は全音でできている7音の音階。 |
118 | diatonische Tonleiter | 独:ディアトーニッシェ・トーンライター | 同上 |
119 | dictee musicale | 仏:ディクテ・ミュジカル | 聴音書き取り=教師が楽節の一部を弾いて書き取らせること。段階的に、最初は単音の一つから、次第に数を増やして旋律に至る。それも、慣れないうちは同じ場所を数回弾いてあげ、慣れてくると最初から終わりまで1度の演奏で書き取らせる。また和音も最初は一つから、次第に和声進行まで。熟練してくると調も拍子も与えずに、すぐに全部を弾いたものを書き取らせる。 |
120 | diction | 英:ディクション | 声楽に用いる詩の歌い方をいい、この練習は声楽に必要な基礎。 |
121 | dictionnaire de la musique | 仏:ディクショネール・ド・ラ・ミュジック | 音楽辞典 |
122 | dictionary of music | 英:ディクショナリー・オブ・ミュージック | 同上 |
123 | die Funf | 独:ディ・フュンフ | 五人組=19世紀後半にロシアの五人の作曲家たちで作ったグループのこと。真の国民主義の樹立に向かって団結した人達であり、他に職業(本職)を持つ非職業的音楽家だった。主導的な位置には学識のあるパデレフスキー(後にポーランドの首相を務めた)がつき、行政官吏のムソルグスキー、陸軍士官のキュイ、海軍士官のシムルキー・コルサコフ、医学者のボロディンの五人。 |
124 | diese | 仏:ディエーズ | 嬰記号 |
125 | diesis | 伊・ギリシャ:ディエジス | 同上 |
126 | dies irae | 羅;ディエス・イレー | 「怒りの日」の意。死者のためのミサ(レクイエム)の読誦。歌詞はチェラーノのトーマス(1250没)に由来する。このグレゴリオ聖歌の旋律はベルリオーズの「幻想交響曲」やサンサーンスの「死の舞踏」その他にしばしば使われる。 |
127 | dietro | 伊:ディエトロ | 〜の後ろに |
128 | difference Iimen | 英:ディファレンス・ライメン | 弁別閾 |
129 | difference threshold | 英:ディファレンス・スレショールド | 同上 |
130 | difference tone | 英:ディファレンス・トーン | 差音=結合音の一種。振動数の差がうなりの場を構成しない程度に開いた関係で(約30振動差以上)、同時に強く鳴らされた二つの純音を同一の耳で聴く場合、聴覚器官内で、共鳴上の歪みから相互の振動数の差の振動が発生することによって聞こえる派生的な音。 |
131 | differential Iimen | 英:ディファレンシャル・ライメン | 弁別閾 |
132 | differential threshold | 英:ディファレンシャル・スレショールド | 同上 |
133 | Differenzton | 英:ディフェレンツトーン | 差音=結合音の一種。振動数の差がうなりの場を構成しない程度に開いた関係で(約30振動差以上)、同時に強く鳴らされた二つの純音を同一の耳で聴く場合、聴覚器官内で、共鳴上の歪みから相互の振動数の差の振動が発生することによって聞こえる派生的な音。 |
134 | diffraction | 英:ディフラクション | 廻折 |
135 | diffraction | 仏:ディフラクシオン | 同上 |
136 | dig | 米:ディグ | ジャズ用語。醍醐味を理解するという時に使われる。 |
137 | digitorium | 英:ディジトリウム | ピアニストその他の鍵盤楽器奏者が指の強化練習用に使う携帯用小型鍵盤。バネも具える五個ほどのキーを持ち、無音。M.マークスが19世紀半ばに発明し、「指」を意味するラテン語(digitus)から命名。 |
138 | diluend | 伊:ディルエンド | デクレシェンドと同じ |
139 | dim. | 伊:ディミヌエンド | → diminuendo の略。 |
140 | diminished interval | 英:ディミニッシュト・インターヴァル | 減音程=短音程か完全音程の上の音が半音下げられるか、または下の音が半音上げられるかして2音間の幅が狭くなったものを減音程という。 |
141 | diminished seventh | 英:ディミニッシュト・セヴンス | 減7度=下の音を含めて上に7つ数えた音を7度音程といい、その2音間が3全音と3半音の関係 |
142 | diminished triad | 英:ディミニッシュト・トライアッド | 減三和音=根音と第3音間が短3度で第3音と第5音間も短3度で構成されている三和音 |
143 | diminuendo | 伊:ディミヌエンド | 次第に弱く |
144 | diminution | 英:ディミニューション | 減ること。 |
145 | Diminution | 独:ディミヌチオーン | 上に同じ |
146 | di molto | 伊:ディ・モルト | 非常に。 はなはだ。 |
147 | di nuovo | 伊:ディ・ヌオーヴォ | もう一度。 新たに。 |
148 | diphthong | 英:ディフソング | ディフトング=二重母音または副母音。母音が二つ連続しているのもをいう。例えばeine(アイネ)、Freude(フロイデ)等で、歌の場合は特にこの研究を要する。日本語ではあまり問題にならないが、外国語を歌う場合二重母音に一音が付けられ、特に長い音の時は前の母音に大部分の歴時(音符や休符の表す長さ。歴時は一打ちを単位として計る)をとる。 |
149 | Diphthong | 独:ディフトング | 同上 |
150 | diplaccousie | 仏:ディプラクジー | 両耳の聴差 |
151 | diplacusis | 英:ディプレーキュジス | 同上 |
152 | Diplakusis | 独:ディプラクージス | 同上 |
153 | di posta | 伊:ディ・ポスタ | ただちに |
154 | direct | 英:ダイレクト | (プラルトゥリラーに似た形…の記号)、次の五線または次のページの音に対して注意を促すときつけられている。と何時では単に同一音型の繰り返しに用いられることもある。 |
155 | directorium chori | 羅:ディレクトーリウム・コリ | 「合唱案内書」の意。グレゴリオ聖歌の全旋法を記した書。 |
156 | directeur de musique | 仏:ディレクトゥール・ド・ミュジック | ムジークディレクトール=1.音楽団体を統率する楽長、指揮者の一般的称号。主として声楽団体について用いる。 2.特にドイツで、音楽行政官、音楽教授、教会オルガニストなどに国家が授与する公的称号。 |
157 | Dirigieren | 独:ディリギーレン | 指揮 |
158 | Dis | 独:ディス | 嬰ニ(ハ長調のレに♯がついた音) |
159 | disc | 米:ディスク | 円盤。蓄音機の回転板。 参考 こちら |
160 | Discant-Schalmei | 独:ディスカント・シャルマイ | オーボー族 |
161 | discantus | 羅:ディスカントゥス | 時代によって異なった意味を持っているが大体以下のようなものが主な意味。 1.プレーンソングの上につけて歌われる旋律(テノールが普通) 2.他の歌手の、即興でない曲つけられる即興的声部。 3.作曲の技術、または声部の分かれた音楽の技術。 4.合唱におけるソプラノの声部。 5.賛美歌において、クワイアのテノールや会衆が曲を歌っている時、それに付けられる自由に書かれたソプラノ。 |
162 | discordant intervalle | 仏:ディスコルダン・タンテルヴァル | 不協和音程=二つの音が良く調和しない音程の総称。これらの音程は振動数の比が単純でなく、一緒にならすと濁った響きがする。 |
163 | discreto | 伊:ディスクレート | 慎重に |
164 | disinvolto | 伊:ディシンヴォルト | 自然に。自由に。 |
165 | Disis | 独:ディシス | 重嬰ニ(ハ長調のレにダブルシャープがついていて、全音上がる。つまりレがミと同じ高さになる) |
166 | disjunct motion | 英:ディスジャンクト・モーション | 跳躍的進行=和声楽では2度の進行を音階的な進行といい、3度以上の進行をすべて跳躍的進行という。 |
167 | disk | 米:ディスク | ディスク(disc)=円盤。蓄音機の回転板。電気楽器の回転板。 |
168 | Diskant | 独:ディスカント | 時代によって異なった意味を持っているが大体以下のようなものが主な意味。 1.プレーンソングの上につけて歌われる旋律(テノールが普通) 2.他の歌手の、即興でない曲つけられる即興的声部。 3.作曲の技術、または声部の分かれた音楽の技術。 4.合唱におけるソプラノの声部。 5.賛美歌において、クワイアのテノールや会衆が曲を歌っている時、それに付けられる自由に書かれたソプラノ。 |
169 | disk jockey | 米:ディスク・ジョッキー | ジャズ用語。ラジオまたはテレヴィジョンのレコード解説者をいう。ただし、この場合の解説は専門的な事はしゃべらず、もっぱら気楽な話や冗談を飛ばしながら音楽を聴かせる興味本位のものをいうのであって、本来の解説とは意味が違う。従ってジャズ批評家のジャズ解説放送をディスクジョッキーというのは間違いである。 |
170 | diskordantintervall | 独:ディスコルダントインターヴァル | 不協和音程=二つの音が調和しない音程を総称していう。振動数の比が単純でなく、一緒に鳴らすと濁った響きになるが、音楽では特殊な効果をあげたり、協和音程の美しさを一層引き立たせるために用いる。 |
171 | disperato | 伊:ディスペラート | 絶望して |
172 | disque | 仏:ディスク | →disc |
173 | dissonance | 英:仏:ディソナンス | 不協和=二つ以上の和音が調和しない状態を指していう。 |
174 | dissonant chord | 英:ディソナント・コード | 不協和音(不協和和音)=不協和音(程)を含む和音 → discardantintervalle |
175 | dissonant interval | 英:ディソナント・インターヴァル | 不協和音程=二つの音が調和しない音程を総称していう。振動数の比が単純でなく、一緒に鳴らすと濁った響きになるが、音楽では特殊な効果をあげたり、協和音程の美しさを一層引き立たせるために用いる。 |
176 | Dissonanz | 独:ディソナンツ | 不協和=二つ以上の和音が調和しない状態を指していう。 |
177 | Dissonanzakkord | 独:ディソナンツアッコルド | 不協和音(不協和和音)=不協和音(程)を含む和音 →discardantintervalle |
178 | distanza | 伊:ディスタンツァ | 音程 |
179 | distinctico | 羅:ディスティンクティオ | 「区分」の意。グレゴリオ聖歌における歌詞の意味による旋律の段落。 |
180 | distinction | 英:ディスティンクション | 同上 |
181 | distinto | 伊:ディスティント | はっきりと |
182 | dital harp | 英:ディタル・ハープ | 1798年、イギリスのギター教師が発明した小型のハープ。ハープ・ギターと言われ、ペダルの代わりに7つの鍵を手指で操作しながら膝の上で演奏する。一般化した楽器ではない。ハープ・リュートとも呼ばれる。 |
183 | disthyramb | 英:ディジラム | ディジランボス=ギリシャの神、ディオニュソスの祭典から発生した合唱輪舞の歌。 |
184 | disthyrambos | ギリシャ:ディジランボス | 同上 |
185 | diversion | 英:ダイヴァーション | 変奏曲=一定の主題を元として、その中のさまざまな要素を変化させていく楽曲。主な手法としては 1.主題の旋律を変えないで和声だけを変えていく場合。 2.和声を変えずに旋律を変化させる。 3.主題のムードを変える。すなわ長調の曲を短調に、またその逆。 4.主題の調を変える。 5.主題の拍子を変える。 6.対位法的を応用する、など。 詳しくは こちら |
186 | divertimento | 伊:ディヴェルティメント | 嬉遊曲。 詳しくは こちら |
187 | divertisment | 仏:ディヴェルティスマン | 1.ツヴェッシェンハルモニー=中間和声。 2.ディヴェルティメント=嬉遊曲。 詳しくは こちら |
188 | divisi | 伊:ディヴィジ | 分けて |
189 | division | 英:ディヴィジョン | ディヴィジョン・ヴィオール=通奏低音で奏される一定のバスの音型(グラウンド)の上に、16分音符を主体とする早い装飾的な音型を加えながら旋律を変奏し、展開するヴィオール奏法の一技法。 |
190 | division simple binaire | 仏:ディヴィジョン・サンプル・ビネール | 単純2拍子=複合されていない拍子(それ一種類しか数えられない拍子)。2拍子。3拍子。4拍子。 |
191 | division ternaire | 仏:ディヴィジョン・テルネール | 複合拍子=単純拍子が複数集まって出来ている拍子。従って複数の拍子の取り方が出来る。 |
192 | division viol | 英:ディヴィジョン・ヴィオール | 通奏低音で奏される一定のバスの音型(グラウンド)の上に、16分音符を主体とする早い装飾的な音型を加えながら旋律を変奏し、展開するヴィオール奏法の一技法。 |
193 | dix | 仏:ディス | 10 |
194 | dixieme | 仏:ディジェ(ー)ム | 10度 |
195 | dizionario di musica | 伊:デツィオナーリオ・ディ・ムジカ | 音楽辞典 |
196 | do または doh | 伊:ド | ハ音のイタリア名。階名唱法の第1番目の音(この時はdoh と書く) |
197 | Docke | 独:ドッケ | ジャック=ハープシコードやスピネットなどで音に振動を与える装置。 |
198 | dodecaphony | 英:ドデカフォニー | 十二音音楽=12の半音からなる音階を使って作曲する技法。 |
199 | doglia | 伊:ドリア | 悲哀 |
200 | dog tune | 米:ドッグ・チューン | ジャズ用語。音楽的にいってとても優れているとは言えない歌。 |
201 | doigt | 仏:ドワ | 指 |
202 | doigte | 仏:ドワテ | 指使い 詳しくは こちら |
203 | dolcan | 伊:ドルカン | ドルチェ=柔軟に。オルガンの主要音栓。 |
204 | dolce | 伊:ドルチェ | 柔軟に。オルガンの主要音栓。 |
205 | Dolcian | 独:ドルシアン | 1.ファゴットに類する古楽器(16〜17世紀)。 2.オルガンのリード音栓。非常に柔らかな音を発する8ft、または16ft。 |
206 | dolento | 伊:ドレント | 悲しく |
207 | dolore | 伊:ドローレ | 悲しみ |
208 | doloroso | 伊:ドロローゾ | 悲しげな |
209 | Domchor | 独:ドームコール | 礼拝堂付き合唱隊 |
210 | dominant | 英:ドミナント | 属音=主音に対して完全5度上の音 |
211 | dominant cadence | 英:ドミナント・ケーデンス | 半終止=曲の区切りなどで属和音(ときには下属和音)に代わる場合、または不完全正格終始をさすこともある。 |
212 | dominant chord of the ninth | 英:ドミナント・コード・オブ・ザ・ナインス | 属9の和音=属七和音の上に更に9の音が重なる和音 |
213 | dominante | 仏:ドミナーント | 属音=属音=主音に対して完全5度上の音 |
214 | Dominante | 独:ドミナンテ | 同上 |
215 | Dominantharmonie | 独:ドミナントハルモニー | 属和音=属和声。属音の上に出来る和音。 |
216 | dominant harmony | 英:ドミナント・ハーモニー | 同上 |
217 | Dominantnonenakkord | 独:ドミナントノーネンアッコルト | 属9の和音 → dominant chord of the ninth |
218 | Dominantseptimenakkord | 独:ドミナントゼプティメンアッコルト | 属7の和音=属音の上に出来る三和音の上に更に、主音から数えて7度音程の音を重ねた和音 |
219 | dominant seventh | 英:ドミナント・セヴンス | 同上 |
220 | domine Deus | 羅:ドミネ・デウス | 「主なる天主」の意。ミサのグローリア楽章の中の語。 |
221 | domine Jesu Christe | 羅:ドミネー・イエズ・クリステ | 「主ウエズス・キリストよ」の意。レクイエムにおける奉献文のこと。この語で始まる。 |
222 | domra | 羅:ドムラ | ロシアの郷土楽器。リュートに属して共鳴胴の背は半球形。起源は古く16〜17世紀頃から大中小の3種に別れた。バラライカの親に当たり、今でも使用されている。 |
223 | dona nobis pacem | 羅:ドーナ・ノービス・パチェム | 「我らに平和を与え給え」の意。ミサのアニュス・デイの最後の句。 |
224 | dopo | 伊:ドーポ | 後ろに |
225 | doppel | 独:ドッペル | 二つの。 二重の。 |
226 | Doppel-B | 独:ドッペル・ベー | 重変記号(一つの音符にフラットが二つ付く。その音より全音低くなる)、ダブルフラット。 |
227 | Doppelchor | 独:ドッペル・コール | 二重合唱=複合唱ともいう。一つの合唱が二つに分かれ、各々が四部混声合唱になっているものをいう。 |
228 | Doppelflote | 独:ドッペル・フレーテ | オルガンのフルート音栓。二つの歌口を有し、普通は8ft(木製)で閉管式もある。 |
229 | Doppelfuge | 独:ドッペル・フーガ | 二重フーガ=二つの主題を持つフーガ |
230 | Doppelgriff | 独:ドッペルグリッフ | 弦楽器または鍵盤楽器で、同時に多くの音を奏することをいう。重音奏法。 |
231 | Doppelkadenz | 独:ドッペルカデンツ | 二重終止=偽終止を経て正格終止S−D−Tを続けて終止する。 |
232 | Doppelkanon | 独:ドッペルカノン | 二重カノン=主題と応答が二つずつあるカノン |
233 | Doppelkontrapunkt | 独:ドッペルコントラプンクト | 二重対位法=二声部の転回対位法 |
234 | Doppelkonzert | 独:ドッペルコンツェルト | 二重協奏曲=二つの独奏楽器を持つ協奏曲。例えば、ブラームスの二重協奏曲Op.102はヴァイオリンとチェロの二つの独奏楽器が持たれ、それに管弦楽が協奏している。 |
235 | Doppelkreuz | 独:ドッペルクロイツ | 重嬰記号、ダブルシャープ(ダブルシャープはフラットとは異なり♯♯とは書かない) |
236 | Doppelpunkt | 独:ドッペルプンクト | 複付点 詳しくは こちら |
237 | Doppelquartett | 独:ドッペルクヴァルテット | 複四重奏=二つの弦楽四重奏を |
238 | Doppelschlag | 独:ドッペルシュラーク | ターン(回音)=主要音→主要音の上の音→主要音→主要音の下の音→主要音の構成で演奏する装飾音。 参考 こちら |
239 | Doppelstrich | 独:ドッペルシュトリッヒ | 複縦線=譜表に垂直に引かれた2本の線。楽曲の段落を示したり拍子や調子が変わる時に用いられる。同じ太さの2本のものと、終止を意味する一方を太くしたものとがある。 |
240 | Doppelvokal | 独:ドッペルヴォカール | ディフトング=二重母音或いは複母音。母音が二つ連続しているのもをいう。例えばeine(アイネ)、Freude(フロイデ)等で、歌の場合は特にこの研究を要する。日本語ではあまり問題にならないが、外国語を歌う場合二重母音に一音が付けられ、特に長い音の時は前の母音に大部分の歴時(音符や休符の表す長さ。歴時は一打ちを単位として計る)をとる。 |
241 | Doppelvorhalt | 独:ドッペルフォールハルト | 複掛留。二声による二重掛留。 |
242 | Doppelzunge | 独:ドッペルツンゲ | 複簧 |
243 | doppio | 伊:ドッピオ | 二倍の。二重の。 |
244 | doppio bemoll | 伊:ドッピオ・ペモレ | 重変記号 → Doppel-B |
245 | doppio diesis | 伊:ドッピオ・ディエジス | 重嬰記号 → Doppelkreuz |
246 | doppio movimento | 伊:ドッピオ・モヴィメント | 2倍の速さで |
247 | Doppler effect | 英:ドップラー・エフェクト | ドップラー現象=音源と聴く人との間が近づいたり遠ざかったりする時、近いと音が高く聞こえ、遠ざかると低く聞こえる現象。 |
248 | Dopplereffekt | 独:ドップラーエフェクト | 同上 |
249 | Doppelkanon | 独:ドッペルカノン | 二重カノン=主題と応答が二つずつあるカノン |
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