五十音でひく音楽用語辞典 は
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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..は | 用語 | 国語名 | 意味 |
1 | ハ | 英: c 独: C 仏: ut 仏・伊: do |
基本調(ハ長調)音階第1番目の音の名前 |
2 | ばいおん(倍音) | 英: harmonic overtone 独: harmonischer Oberton 仏: harmonique superieur |
調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
3 | バイサー | 独: Beisser | モルデント 詳しくは こちら |
4 | ハイ・ジャイヴ | 米: high jive | 最も洗練された台詞を流暢に早口にしゃべること。 |
5 | ハイ・ハット | 米: high hat hi-hat |
ジャズのドラム奏者が通常左足で踏んでいるフット・シンバルのこと。ハイ・ハット・シンバルともいう。 |
6 | ハイ・ハット・シンバル | 米: high hat cymbal hi-hat cymbal |
同上 |
7 | パイプオルガン | pipe organ(英語の訛り) | 最大の送風鍵盤楽器。音楽ホールや教会などの建物の一部として装備されることが多い。2〜6段の手で弾く鍵盤と足鍵盤がついている。 |
8 | ハイルリトミク | 独: Heilrhythmik | リズム教育。 詳しくは こちら |
9 | バインド | 英: bind | タイ |
10 | パヴァヌ | 仏: pavane | 日本ではパヴァーヌと呼んでいる。フランスの古い舞曲。 |
11 | パウケ(ン) | 独: Pauke(n) | ティンパニ=打楽器。銅製の釜底型の胴に張られた一枚の革を2本の撥で鳴らす。胴が音の調節をして、しかも一枚革なので複雑な共鳴音を鳴らさない唯一の太鼓である。締め枠のネジを調節することによって上下に5度ほど調律できる。演奏中にも調律できる。 |
12 | ハウスムジーク | 独: Hausmusik | 文字通りには家庭音楽を指す。 詳しくは こちら |
13 | はうた | 日: 端歌 | 近世俗曲の一つ。江戸の文化・文政期に円熟し大成した小品の三味線演歌。これから小唄と歌沢が発生した。江戸端唄。 |
14 | ハウプトヴェルク | 独: Hauptwerk | パイプオルガンに於ける手の鍵盤中最も力強い音を出す鍵盤をいう。Hptw.と略す。 |
15 | ハウプトノーテン | 独: Hauptnoten | 1.装飾音を有する時の主要音。 2.リズム的にみれば主要アクセントを持つ音。 |
16 | はおんきごう (ハ音記号) |
英: C clef | 中音部記号。五線上に一点ハ(ハ長調の中央ド)を決める音部記号(ト音記号やヘ音記号とは違う形)の中央のへこんだ位置に合わさっている線が一点ハの高さになる。 例 |
17 | バガテル | 仏: bagatelle | 「つまらぬ」という意。簡単な形式と小曲をいう。 |
18 | はく(拍) | 英: beat 独: Taktteil 仏: battememt de mesure 伊: battuta |
ひと打ち。拍子をとる単位は普通ひとうちに数える。このような数え方の単位が拍である。 |
19 | はくせい(白声) | 伊: voce bianca | 「白い声」という意。人の声を発声上観点から表現した言葉で、発声上の欠陥であり、広く全般に亘らない部分的な共鳴しか持たない声。力のない、深みのない、迫力の無い声で、聴者に深い印象を与えることはできない。ヴォーチェ・ビアンカと呼ばれる。 |
20 | パ・ザクセレレ | 英: quick−step 独: Geschwindmarsch 伊: marcia accelata |
早い行進曲 |
21 | バス | 独: Bass | 男声の声で一番低い声の名称。人声中一番低い音域。 |
22 | バース | 英: verse | ジャズ、ポップス系の曲の序奏部。器楽演奏の場合は省略されることが多いが、ヴォーカルの場合、この序奏部をつけての演奏が多い。 |
23 | バスきごう(〜記号) | 英: bass clef | ヘ音記号のうち第4線をファと決める記号。低音部記号ともいう ドの位置 |
24 | バスク・ダンス | 仏: basque danse | 南フランスのバスク地方の踊り |
25 | バス・クラリネット | 英の訛り:bass clarinet 独: Bassklarinette 仏: clarinette basse 伊: clarinetto basso clarone |
普通のクラリネットよりもオクターブ低い楽器で、現在は変ロのみに使用されている。形状はアルト・クラリネットに近く、湾曲部は金属製である。ト音記号を使用する実音は普通のクラリネットよりオクターブ低く、低音部を使用する場合は1音低い音を発する。 |
26 | バス・コントル | 仏: basse contre | 人声の種類の名称。男声の低声のうちでも一番低い声。 |
27 | バス・ダンス | 仏: basse danse | 茶番風な踊り |
28 | パスティッチョ | 伊: pasticcio 仏: pastiche |
1.オペラ的作品においては既に発表されたオペラ中のアリアを新しい台詞によって新しく用いること(時には異なった作曲家のアリアを用いることもある) 2.オペラの各幕が異なった作曲家によってつくられるもの。 3.器楽作品の各部分が異なった作曲家によって作られたもの。 |
29 | パストラル | 英: pastorale | 一定の形式は無く緩やかな8分の6拍子。田園的静かな気分の曲。 |
30 | パストラーレ | 伊: pastorale | 同上 |
31 | バス・トランペット | 英の訛り: bass trumpet | ピストン式のトロンボーン。早く上下する楽形の演奏を容易にするため、スライドをピストンに代えたもので、第4迂回音を有するものはバス・トロンボーンに相当するが、音質が劣るから特別な場合以外は殆ど使用されない。 |
32 | バス・トロンボーン | 英の訛り: bass trombone 独: Bassposaune 仏: trombone basse 伊: trombone basso |
こちら |
33 | バスふひょう(〜譜表) | 英: bass staff | 五線譜にバス記号を書き入れたもの |
34 | バス・フルート | 英の訛り: bass flute 仏: flute basse 伊: flauto contralto |
普通のフルートより4度低いトの移調楽器。あまり使用されない。アルト・フルートと呼ぶ方が正しい。 |
35 | バス・ホルン | 英の訛り: bass horn keyed horn |
ホルンではない。セルパンとオフィクライドの中間に置かれる低音金管。18世紀末から19世紀の初めにかけて使用された。 |
36 | バスーン | 英: bassoon | ファゴットの英語名 →ファゴット |
37 | はせいおん(派生音) | 独: abgeleitete Tone | 幹音(ピアノの白鍵の音)を半音階的に1回または2回変化して生じた音(黒鍵の音など) |
38 | バセット・フレーテ | 独: Bassetflote | バス・フレーテともいう。17〜18世紀の頃、縦笛式フルートの声音楽器を指した名称。 |
39 | バセットホルン | 英: basset horn 独: Bassehorn 仏: cor de basset 伊: corno di bassetto clarone |
古いクラリネット族の木管楽器。ヘ調のアルト・クラリネットの前身であるが、独特の形をしていて、高音域は狭く低音域が広い。1770年頃、バヴァリアに生まれ、モーツアルトが愛好した楽器だが、19世紀の初め頃には使用されなくなった。 |
40 | はた(旗) | 英: hook 独: Fahne 仏: crochet 伊: coda uncinata |
黒い音符の縦棒(符尾)に付く、旗のような形のしるし、正式名称を符鉤(ふこう)という。 |
41 | ばち(桴、 撥) | 英: drumstick 独: Schlagel 仏: baguette 伊: bacchetta |
打楽器に音振動を与える物。短い棒に頭が付いている。柄には木製、金属製、鯨の髭等を用い、頭部には柄を同じ材質のものから革や布を巻き付けたもの、スポンジの物などがある。 |
42 | はちじゅうそう(しょう) 八重奏(唱) |
英: octet 独: Oktett 仏: octette 伊: ottetto |
8個の独奏楽器による室内重奏、または8人の歌手による重唱。声楽の八重唱は一般にソプラノT・U、アルトT・U、テノールT・U、バスT・Uの編成で書かれる。 |
43 | はちど(8度) | 英: ovtave 独: Oktave 仏: octave 伊: ottava |
譜表上で8度に渡って構成される音程。1オクターヴと同じ。 |
44 | はちどカノン(8度〜) | 英: canon in octave | 先行する旋律を後から8度またはその倍数音程をなして模倣進行する場合のカノンをいう。カノンの中で最も普通のもの。 |
45 | はちぶ(ん)おんぷ (8分音符) |
英: eighth-note quaver 独: Achtel 仏: croche 伊: croma |
2分の1拍(半拍)…音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。1小節(4拍)8等分すると1つの音符は半拍になる。 |
46 | はちぶ(ん)きゅうふ (8分休符) |
英: eigthrest 独: Achtelpause 仏: demi-soupir 伊: pousa della croma |
8分音符と同じ長さの休符 |
47 | はちぶんのろくびょうし (8分の6拍子) |
英: six-eight time 独: Sechsachtelktakt 仏: mesure a six-huit 伊: sei-ottavi otto-sei |
8分音符を1拍とする拍子だが、実際には8分音符3つを1拍に数えて演奏する。つまり2拍子で演奏する。 |
48 | バッカナール | 独: Bacchanal 伊: bacchanalia |
酒神の祭り、酒宴の歌。 |
49 | バッグパイプ | 英: bagpipe | 革袋を具える有簧木管。歴史は古く約3000年位前に発祥し、ヨーロッパ全土に広がった。現在ではスコットランドの軍楽隊に使用されている。 |
50 | バックホイート・ノーテーション | 英: buckwheat notation | アメリカ及びイギリスで19世紀以来採用されている記譜法の一つで、五線の譜表を用いてはいるが、ファ(fa)ソル8sol)、ラ(la)、ミ(mi)の四つの名前のみを用いる所謂ファソラ(fasola)という視唱 法を便利にする為に生まれた。この記譜法が確立されたのは1802年にウィリアム・リットルという人が、ファ、ソル、ラ、ミの四つの名にそれぞあれ違う形の音符を当てて、この音符を見てすぐファソラの視唱 ができるようにしたことによる。そして、この記譜法は現在ではアメリカ南部の濃園地方の子弟の教育に使われている。 |
51 | はっけん | 日: 白鍵 | ピアノやオルガンで白い鍵をいう。白い鍵は黒い鍵より細くて長く、幹音を出す。 |
52 | はつげんがっき (撥弦楽器) |
英: plucked instrument 独: Harfeninstrumente 仏: instrument a cordes pincees |
弦を弾いて音を出す楽器。 詳しくは こちら |
53 | パッサカリア | 伊: passacaglia | スペインの緩やかな3拍子の古い舞踏曲。シャコンヌに似た多声様式の楽曲で、17〜18世紀にかけて器楽曲の終楽章に組み込まれたが、19世紀以降には廃れてしまった。 |
54 | バッサネルロ | 伊: bassanello | ファゴットに属する古楽器。大きさで3種類に別れていた。 |
55 | パッサン | 仏: passent | 弦楽器で弓を滑られること |
56 | パッショナート | 伊: passionato | 熱情的な |
57 | パッシオーネ | 伊: passione | 受難楽=聖金曜日(受難日)あるいは聖週(受難週)に演奏する、キリスト受難の音楽。 |
58 | パッション | 英: passion | 同上 |
59 | はっしんそうち | 日: 発振装置 | オッシレーター。エーテル波楽器で用いる電気ヴァルブ発振装置のこと。単独で用いることもあるが、大抵は2種の異なった電流により唸りを生じさせる。 |
60 | はっせい(発声) | 独: stimmbildung | 歌を歌うための声の出し方。これには姿勢、呼吸、咽喉付近の筋肉の状態、口の状態、鼻腔等の響きの状態などが最も深い関係を持っている。これらの事を完成する為に、古来より種々の方法を設けて容易に会得することが出来るようにつとめた。その方法を発声法という。 |
61 | パッセージ | 英: passage run 独: Gang Lauf 伊: passagio |
経過句ともいう。独立した楽想をなさないで旋律音の間を上行、下行する経過的な音符の群。 |
62 | パッセージ・ワーク | 英: passage work | 楽曲の中における副次的役割の部分に属し迅速で華麗な走句からなる。 |
63 | はっそうきごう (発想記号) |
英: expression mark | 楽曲において演奏時に表現をつけるための記号。例えばアクセント(accent)を>で表すなど(accentのように文字で書く場合は発想標語という) |
64 | バッソ・オスティナート | 伊: basso ostinato | 固執低音=声の楽句は変わっていくのに、バスだけは同じ楽句に固執し、執拗に反復するもの。パッサカリア、シャコンヌはバッソ・オスティナートを主題とする変奏曲である。 |
65 | バッソ・カンタンテ | 伊: basso cantante | 男子の最低音(バス)のうちなめらかな歌に適した声。 |
66 | バッソ・セリオ | 伊: basso serio | バスは大別して三種に分けられる。バッソ・セリオは「荘重なるバス」、バッソ・ブッフォは「滑稽なバス」、バッソ・ドラマーティコは「劇的なバス」。この他、バッソ・プロフォンド「重く厳かなるもの」、バッソ・パルランテ「よく喋るのに適したもの」等がある。 |
67 | バッソ・ドラマーティコ | 伊: basso dramatico | 上欄参照 |
68 | バッソ・パルランテ | 伊: basso parlante | 上欄参照 |
69 | バッソ・ブッフォ | 伊: basso buffo | 上欄参照 |
70 | バッソ・プロフォンド | 伊: basso profond | 上欄参照 |
71 | バッテリー | 英: battery | 軍隊が合図や号令に使用するリズム形、 例:太鼓連打など。 |
72 | バットゥータ | 伊: battuta | 1.小節 2.拍子 3.中世の対位法では外声部間における上拍の10度から下拍の8度への禁止された進行。 |
73 | バットマン | 仏: battement | 古い声楽曲にみられる装飾音。下短2度から始まるトリルの一種。 |
74 | バッハ・トランペット | 英: Bach trumpet | バッハ、ヘンデル時代のトランペット。構造の違いから現代では余程の名奏者でなければ演奏できなくなっているらしい。 |
75 | ハーディー・ガーディー | 英: hurdy gurdy | ヴィエール(ヴィオール族の古称。ヴィオールの前身となった弓弦楽器を指す)の英語名 |
76 | バディナージュ | 仏: badinage | 冗談の意で、18世紀の組曲の中に自由な一楽章として用いられた、おどけた舞曲めいた曲(例:バッハの組曲) |
77 | バティフォーン | 独: Batyphon | 低音の木管吹奏楽器で、クラリネット族でセルパンに類似し、1839年E.スコルラによって作られ、にからロ迄の音域を持つ。 |
78 | パテーティコ | 独: pathetisch 伊: patetico 仏: pathetique |
悲愴な。悲劇的な。 |
79 | パ・ド・ヴィラジョワ | 仏: pas de villageois | 村人の踊り |
80 | バード・オーガン | 英: bird organ | 小型のオルガンで、小鳥に歌を仕込むために使われる。 |
81 | ハナッカ | チェコ: nanacca | 3拍子の音楽を持つモラビアのダンス。リズムの感じがポロネーズに似ている。 |
82 | ハバネラ | 西: habanera | キューバ島の首都ハバナを中心としておこったダンス。2拍子系、律動的なリズムで、タンゴの発生にも影響している。1850年頃からスペインに渡り、各地に広まった。 |
83 | ハープ | 英: harp | 撥弦楽器。詳しくは こちら |
84 | パーフォーレテッド・ロール・インストルメント | 英: perforated roll instrument | 巻紙に孔をあけその位置によって音度を、長さによって音質を示し、これに空気を通過させることによって自動的に音を発する楽器。最初は小オルガンに応用、日本でも紙孔琴として流行した。これの進化したものがピアノラ(自動ピアノ)として特許を得た。レコード音楽以前に流行した。 |
85 | ハープ・ギター | 英: harp guitar | 1798年、イギリスのギター教師が発明した小型のハープ。ハープ・ギターと言われ、ペダルの代わりに7つの鍵を手指で操作しながら膝の上で演奏する。一般化した楽器ではない。ハープ・リュートとも呼ばれる。ハープ・リュート、ディタル・ハープともいう。 |
86 | ハープシコード | 英: harpsichord | クラヴサン、チェンバロともいう。鍵盤を有する撥弦楽器。グランドピアノと似ているが5オクターヴjくらいで小さく、音量も小さい。ジャックという特殊な装置によって下から弦をかき鳴らす。 |
87 | ハープせつ(〜説) | 英: harp theory | ヘルムホルツによって唱えられ、その後部分的な修正は加えられたが、現在最も優勢な説。内耳の蝸牛殻の中に納められ渦状に巻く帯状の基礎膜は、その長さの方向に走る繊維群から出来、蝸牛底(入り口)の方が短くて緊張し、奥に行く程細長く緩んでいて、丁度ピアノかハープの楽器の状態をなしている。 |
88 | ハーフ・テューブ・インストルメント | 英: half−tube instrument | 半管楽器=金管楽器では管の全長で鳴る基音をペダル音と称して、小バス、中バス以外の楽器では全く鳴らし得ないか、鳴らし得ても楽音としての使用に耐えない。その場合は第2倍音を基にするので、この種の楽器を半管楽器と称している。ただ半管(ハーフ・テューブ)と全管(ホール・テューブ)の区別は必ずしも厳密なものではない。奏者の技術のみにあらず、同じ楽器でも吹奏楽と管弦楽では条件を異にする。 |
89 | ハープ・リュート | 英: harp lute | 1798年、イギリスのギター教師が発明した小型のハープ。ハープ・ギターと言われ、ペダルの代わりに7つの鍵を手指で操作しながら膝の上で演奏する。一般化した楽器ではない。ハープ・リュートとも呼ばれる。ディタル・ハープともいう。 |
90 | ハミング | 英: hnmming 独: Brummstimmen Summen 伊: a boccachiusa rombamdo |
口を閉じて歌うことをいう。唇を閉じて口の中を広く保ち響くようにして歌う。合唱曲中で指定された部分(伴奏部)をこれで歌うものがある。 |
91 | ハーモニカ | 米: harmonica | こちら |
92 | ハーモニチェロ | 英: harmonicello | チェロに似た弓でこする楽器で5〜10本の弦を持つ。ニュルンベルクの僧侶J.カルルによって18世紀の後半に発明された。 |
93 | ハーモニック・シークエンス | 英: harmonic sequence | 和声的反復進行=ある短い和声の原型を(これをモティーフと呼ぶ)何回か高さを移して反復するものをいう。各声の音程関係を全く原型の通りに移せば必ず転調が起こり、これを反復進行という。 |
94 | ハーモニックス | 英: harmonics | 1.フラジオレット・トーンズ=倍音の原理を利用したバイオリン族及びハープなどの楽器の奏法による音。 2.倍音=調和倍音ともいう。基音の振動に対し、整数倍の振動数をもつ上音。 |
95 | ハーモニック・トランペット | 英: harmonic trumpet | オルガンのリード音栓。ハーモニック・フルートと同じ原理。 |
96 | ハーモニック・ピッコロ | 英: harmonic piccolo | ハーモニック・フルート。オルガンのフルート音栓。フルートのような音色のオルガン音栓。基本的にはガンバ音栓より口径の広い開管のフルート・ストップで、鍵盤の全域にわたる8ft.なたは4ft.の音栓。 |
97 | ハーモニック・フィギュレーション | 英: harmonic figuration | 分散和音=和音の各音を同時でなく分けて順番に演奏すること |
98 | ハーモニック・フルート | 英: harmonic flute | オルガンのフルート音栓=フルートのような音色のオルガン音栓。基本的にはガンバ音栓より口径の広い開管のフルート・ストップで、鍵盤の全域にわたる8ft.または4ft.の音栓。 |
99 | ハーモニューム | 仏・英の訛り: harmonium | 制限された場所(学校、礼拝堂、居間等)で使用するオルガンの代用として作られたリード・オルガン族の鍵盤楽器。日本では単にオルガンと称している。 |
100 | ハモンド・オーガン | 英: Hammomd organ | 1934年、シカゴの電気発明家・ローレンス・ハモンドによって考案された電気オルガン。パイプオルガンに匹敵する音響を発する。 |
101 | はやさとつよさをかえるようご | 日: 速さと強さを変える用語 | 速さと強さを同時に変える用語(例:速度を速くしつつ強さも強くしていく時などに使用する用語)。 こちら |
102 | はら(腹) | 英: loop 独: Bauchstelle 仏: ventre |
定常振動または定常波において、振幅が極大となるところをいう。節に対立する語。 |
103 | バラード | 仏: ballade | 14,15世紀頃の舞踊歌であったが、18世紀に入って叙情的な性格をおびた声楽曲、合唱曲が作られるようになり、その特徴を活かして器楽曲が作られるようになった。 参考 こちら |
104 | パラフレーズ | 英: paraphrase | 或楽曲を装飾的に手を加えて書き直したり、歌曲を器楽曲に書き換えたりすること、及びそうして作られた曲のこと。 |
105 | バラライカ | 露: balalaika | ロシアの郷土楽器でギターの一種 |
106 | バランスマン | 仏: balancement | トレモロの18世紀頃のフランス名。ベーブング(Bebung、現在は用いられていないがクラビコードの演奏技法)と同義語にも用いられた。 |
107 | バリオラージュ | 仏: bariolage | ヴァイオリン奏法で、特殊な効果を出すために開放弦と押さえた弦との音を急速に奏する奏法。 |
108 | パリッシュ・チャーチ・ミュージック | 英: Parish Church Music | 英国国教会ではカシードラル(大聖堂)の音楽に対してパリッシュ・チャーチ(教区聖堂)の音楽ははるかに単純であり、区別して考察する必要がある。 |
109 | バリトン | 英: baritone | こちら |
110 | バリトン・オーボー | 英: baritone oboe | オーボーより8度低い木管でコーラングレとバスーンの中間にある。起源は古いがあまり使用されない。ヘッケルフォーンはこの一種である。 |
111 | バリトンきごう | 日: バリトン記号 | ヘ音記号のうち第3線をファと決める記号 ドの位置 |
112 | ハリング | ノルウェー: halling | ノルウェーの民族的なダンス。2拍子だが速度がいろいろに変わり、踊りも変化に富んでいる。 |
113 | パリンドローム | 英: plindrome | 前後いずれから読んでも同音の語句または廻文、同様の意味の楽曲にも用いる。 |
114 | バルカロール | 英: gondlier song 独: Barkarole Gondellied 仏: barcarolle 伊: barcaruola barcarola |
舟歌という意味だが特にベネツィアのゴンドラの舟歌を指している。8分の6拍子が普通。 |
115 | バールけいしき(〜形式) | 独: Barform | 中世期のマイスタージンガーの歌に見られる形式で、大体AAB。二つの脚(シュトローレン・strollen)と歌い納め(アブゲザンク・Abgesang)と続く。バールというのは中世ドイツ語。この形式は近頃のドイツの学者の言い出したことである。しかし。中世に始まったのではなく、ギリシャの詩の形、節(シュトローフェ・strophe)〜対比節(アンティシュローフェ・Antisrophe)〜末尾句(エポーデ・Epode)にも見られ、また東方教会の中世初期の音楽にも見られる。 |
116 | ハルダンガー・フィーデル | 独: hardanger Fiedel | ノルウェーの古い民族弦楽器。4本の指でおさえる弦と4本の共鳴弦とを有し、ヴィオール・ダムールに似ている。 |
117 | パルテ | 伊: parte | 部分という意味で、一つの曲の楽章または声部をいう。独唱(奏)の伴奏部にコラ・パルテ(colla parte)と指定されている時は、独唱(奏)者が自由に演奏するということである。また、ア・トレ・パルテ(a tre parte)は三つの声部でという意味である。 |
118 | パルティ | 仏: partie | 声部。ほぼパート(英)、シュティンメ(独)にあたる語。和声学用語のほかに、17〜18世紀にはパルティータを意味したことがある。 |
119 | パルティータ | 伊: partita | 古典組曲と殆ど同じだが、各曲が同一の変奏形 式で作られている。 |
120 | パルティトゥール | 独: Partitur | 総譜=スコア。合奏や合唱などで多くの譜表を一括して小節を縦に並べ、総合譜表としたもの。 |
121 | パルティトゥーロフォーン | 独: Partiturophon | ドイツ人のマーガーが1938年に発明したエーテル波楽器。 |
122 | ハルフェンツーク | 独: Harfenzug | 古い時代にピアノについていた一種の音栓で、それを操作するとハープのような音を出した。 |
123 | ハルモーニク | 独: Harmonik | 和声楽=ある一定の秩序によって意図的に結合され使用された和音間の結合と連続法の相違によってそれぞれ違ったニュアンスの相違が生じる。この時の和音の連続に関する方法を「和声学」という。(和声=和音の連続によって生じる音楽的時間と空間を和声という) |
124 | ハルモニコルド | 独: Harmonichord | 1808年ドレスデンのカウフマン発明の鍵盤楽器で、弦はペダルで動かす。円筒に張った革の摩擦で発音される。 |
125 | ハルモーニッシェ・ヘンデ | 独: harmonische Hande | 和声の手。グィドの手とも言われ11世紀イタリアの楽僧グイドによって創案された、指の関節によって音階と音名を指示する方法。親指の指先から始まって渦巻き状に数えられる各関節は順次に上行する音列を指示する。 |
126 | パルラーテ | 伊: parlate | カンタービレに対して、話し合うように歌えという場合に用いられる。パルダンド(parlando)ともいう。 |
127 | バレエ | 仏: ballet | イタリア語の動詞ballare(踊る)から転化したフランス語。ヨーロッパで発達した音楽を伴う舞踊であるため、多くの音楽家が参加している。 |
128 | バレエおんがく(〜音楽) | 英: ballet music | バレエの為に作曲された音楽。 詳しくは こちら |
129 | バレエ・クラシック | 仏: ballet classique | 古典バレエのこと。近代バレエに対して、19世紀頃までのバレエを総称していう。 |
130 | バーレス・アイアン・フレーム | 英: barless iron frame | グランド・ピアノの構造の一部。ピアノに鋼鉄製のフレームを使用したことは重要な進歩であるが、音質を悪くしたので、その面に改良を加えている。ブロードウッドの特許。 |
131 | バーレスク | 英: burlesque 独: Burleske 仏: burlesque 伊: burlesca |
道化曲。滑稽な性格を表した音楽。形式その他には一定の約束はなく自由である。 |
132 | パレストリーナようしき(〜様式) | 英: Palestrina style 独: Palestrinastil |
パレストリーナ及びその後継者たち(ナニニ、アネリオ、アグリコラ等)の音楽に見られる複音楽的無伴奏合唱様式。半音階的進行回避、順位進行の重用、自然な予備ある不協和音の用法、明確な歌詞内容の表出等に特徴がある。カトリック教会においてはグレゴリオ聖歌につぐ標準的な典礼音楽様式として重視され、、また最近の音楽理論ではバッハ以上に線的対位法原理を示すものとされている。 |
133 | バレリーナ | 仏・伊: ballearina | 女性第一舞踏家のこと。最高の技術と品格を兼ね備え持つ舞姫の称号でプリマバレリーナを指す。従ってバレーを踊る女性全体を指す言葉ではない。 |
134 | バーレル・オーガン | 英: barrel organ hand organ 独: Drehorgel |
ドレーオルゲル、ハンド・オルガンともいう。ピンの刺さっている円筒(樽)を手で回転させ、ピンが舌状の鍵板に触れることによってパイプを鳴らす原始的な自動オルガン。(日本に残る「オルゴール」という呼び方はこのオルガンと混同した結果による) |
135 | バレル・ハウス | 米: barrel house | ジャズ用語。ニューオリーンズではジャズが盛んだった頃、樽からアルコールを出して飲ませるキャバレーをバレル・ハウスと言っていたが、ラフさと安易さがディキシーランド・ジャズと共通するとあって、ディキシーランド・ジャズをバレル・ハウスと称したと言われる。 |
136 | ハレルヤ | ヘブライ語: Hallelujah | 「エホバを誉めよ」の意。グレゴリオ聖歌その他ではラテン語形のアレルヤが用いられる。近代ではメサイア(ヘンデル)の有名な合唱等がある。 |
137 | バロックおんがく(〜音楽) | 英: baroque music 独: Barockmusik 仏: musique du baroque 伊: musica barocco |
1500年〜1750年頃の音楽とその様式を指す。16世紀にはメヌエット、ブーレ、ガヴォットなどの舞曲やオラトリオ、教会カンタータなどもこの頃に盛んに作られ、後にバッハがドイツ音楽技術とマッチさせてバロック音楽の総決算をし、バッハによってバロック音楽は幕を閉じた。 |
138 | バロクシトーン | 独: Baroxyton | 開口の大きな音域の広い(に〜一点イ)金管楽器で1853年ケーニヒグラッツのツェルヴェニーが発明。オーストリア、ロシアの軍楽に用いられた。 |
139 | パロディ | ギリシャ語: parodie | もじりの意。一般には、或曲に異なった歌詞を当てはめたり、或歌詞に別の曲を当てはめたりすること。16世紀にはこれを最大の敬意を表す手段として広く行われていた。 |
140 | ハワイアン・ギター | 米: Hawaiian guitar | 軽音楽の楽器。ハワイの郷土音楽では最初のうち普通のギターを使用していたが、奏法は、膝の上に楽器を乗せ、左手の金属片で指板を押さえながら、一弦琴のように旋律だけを演奏した。その奏法では棹を手で支える必要もなくなり、現在では6弦だけを元のままにして(全部金属製)形態は原型をとどめない。その形態はまちまちで、電気をも使用し、広く世界的に親しまれている。 |
141 | はんおん | 英: semitone half step halftone |
全音の半分の音程。近代になって現れた4分音や三分音を除くと、普通の音楽で用いられる最小の音程である。 |
142 | はんおんおんかい | 日: 半音音階 | 8度の中の12の半音で構成されている音階。鍵盤楽器では異名同音になるが、嬰記号のみを用いた上行形、変記号のみを用いた下行形、両者を混用した旋律的なもの等に分類される。半音音階は略して半音階ともいうが、長音階や短音階のように楽曲の基礎となることはなく、そのままの形またはその一部、或いはその延長した形で曲の一部に現れる。十二音音階と半音音階とは、似ているが本質的な差違がある。 |
143 | はんおんかい (半音階) |
英: chromatic scale 独: chromatische Tonleiter 仏: gamme chromatique 伊: scala chromatica |
12の半音からなる音階。この音階は旋律の脇役であり、転調にも関係なく経過音的に用いられる。 |
144 | はんおんかいてきおんてい(半音階的音程) | 英: chromatic interval | 全音階に含まれ得る音程をなす二つの音のいずれか一方、或いは両方を半音階に変化して出来た音程で、全音階に含まれ得ないものをいう。例えば、増6度。 |
145 | はんおんかいてきはんおん(半音階的半音) | 半音の音程であるが、全音階における導音と基音間のように全音階に含まれるものではなくて、その調の全音階の音を半音階的に変化して生じた半音の音程をいう。 |
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146 | はんおんかいてきわおん(半音階的和音) | 英: non−diatonic chord | その調の音以外の音を含む和音 |
147 | はんおんきごう (半音記号) |
英: chromatic sign 独: chromatische Zeichen 仏: signe chromatique 伊: segno chromatico |
シャープとフラット |
148 | ハンガリアン・ダンス | 英: Hungarian dance 独: ungarischer Tanz |
ハンガリーの民族舞曲で特有の律動と音階とを持っているが、チャルダッシュが最も有名である。 |
149 | ハンガリーおんかい(〜音階) | 英: Hungarian scale 独: ungarische Tonleiter |
和声(的)短音階に、更に第四音を半音上げる音階で、増2度のところが2箇所ある音階である。 |
150 | ハンガリーおんがく(〜音楽) | 英: Hungarian music 独: ungarische Musik 仏: musique hongroise |
こちら |
151 | ハンガリーぶきょく(〜舞曲) | 英: Hungarian dance 独: ungarischer Tanz |
ハンガリーの民族舞曲で特有の律動と音階とを持っているが、チャルダッシュが最も有名である。 |
152 | はんかんがっき(半管楽器) | 英: half tube instrument 独: Halbinstrument 仏: demi-instrment |
金管楽器では管の全長で鳴る基音をペダル音と称して、小バス、中バス以外の楽器では全く鳴らし得ないか、鳴らし得ても楽音としての使用に耐えない。その場合は第2倍音を基にするので、この種の楽器を半管楽器と称している。ただ半管(ハーフ・テューブ)と全管(ホール・テューブ)の区別は必ずしも厳密なものではない。奏者の技術のみにあらず、同じ楽器でも吹奏楽と管弦楽では条件を異にする。 |
153 | パンジェ・リングワ | 羅: Pange lingue | 「いざ歌え(我が)舌よ」。聖トマス・アクィナス(1227〜74)作詞の聖体讃歌。このグレゴリオ聖歌は定旋律としてもよく使われた。 |
154 | ばんしき | 日: 盤渉 | 日本の12律の第10音。中国の南呂にあたる。 |
155 | ばんしきちょう | 日: 盤渉調 | 雅楽の六調子の一つ。盤渉の音を主音とした律調。 |
156 | はんしゅうし (半終止) |
英: half cadence imperfect cadence 独: Halbschluss 仏: cadence imparfait 伊: cadenza imperfetta |
詳しくは こちら |
157 | バンジョー | 米: banjo | 主にジャズや民族音楽に用いられるギターの一種。表板の部分は皮で円形の枠胴に張られ裏板は無い。 |
158 | バンジョリン | 米: banjolin | バンジョーより派生した小型の楽器。短い棹の指板にはフレットが刻まれ、4弦、或いは4複弦を義甲で演奏する。 |
159 | はんしんこう (反進行) |
英: contrary motion 独: Gegenbewegung 仏: mouvement contraire |
2声の進行方向が反対(例:上声部が上行するとき下声部が下行するなど) |
160 | ばんそう(伴奏) | 英: accompaniment 独: Begleitung 仏: accompagnement 伊: accompagnamento |
独奏、独唱、重奏、合唱などに従属的に付け加えられる器楽部分。18世紀迄はチェンバロやパイプオルガンなどが低音で和音を箏することが伴奏の一般的手法だったが、18世紀末以降はピアノや管弦楽が伴奏楽器の主流になった。 |
161 | パンタレオン | 独: Pantaleon | 1690年にドイツのパンタレオン・ヘーベンシュトライトが発明を自称してパリにセンセーションを巻き起こしたツィンバロン。長さ2メートル近くあり、200弦以上を有した。後にハンマーを上から打ち下ろすピアノの名称となり、ハープシコードの音栓名にも使われた。 |
162 | パンタロン | 伊: pantalon | 同上 |
163 | バーン・ダンス | 米: barn dance | 文字通りには納屋或いは厩舎のダンスという意味。アメリアの田舎のダンスで、その音楽は4拍子。起源は明確ではないが、新しい納屋を作った時の祭の習慣から生じたものといわれている。 |
164 | ハンティング・ソング | 英: hunting song | 狩りの歌。形式は全く自由であるが、標題音楽的傾向を持ち狩猟に用いられるホルン(角笛)の模倣などが多く用いられる。 |
165 | バンド | 英: band 独: Musikbande 仏: bande 伊: banda |
本来は音楽団体や管弦楽団を指す呼称だったが、近代になってからはジャズ演奏団体を指すようになった。現在では管楽器奏者を主体とした団体を指している。 →吹奏楽 |
166 | バンド・オーガン | 英: band organ | バーレル・オーガン=ドレーオルゲル、ハンド・オルガンともいう。ピンの刺さっている円筒(樽)を手で回転させ、ピンが舌状の鍵板に触れることによってパイプを鳴らす原始的な自動オルガン。(日本に残る「オルゴール」という呼び方はこのオルガンと混同した結果による) |
167 | バンドニオン | 西: bandonion | バンドネオンともいう。アルゼンチン式のアコーディオン。タンゴの旋律楽器として特殊な趣を添えるが和声に適さない。鍵盤の代わりにボタンを使用する。 |
168 | バンドネオン | 西: bandoneon | バンドニオンともいう。 同上。 |
169 | ハンド・ホルン | 英の訛: hand horn | 無弁ホルンのこと。バンドニオンともいう。 |
170 | パントマイム | 英: pantomime | 無言劇。黙劇。言語や歌声を発することなく、所作のみによる劇の上演をいう。転じて、その役者及びそういう劇をも指す。これには普通に音楽を伴う。 |
171 | バンドゥーリア | 西: bandurria | チュテラ。スペインの郷土楽器。複7弦で裏板は平たいからギターの一種とみなされる。 |
172 | バンドーラ | 伊: bandola、 bandora | マンドリン型をしたリュート族の楽器。これらの楽器は、古代から数千年の間に様々な形に変化し非常に種類が多く名称も時代と場所によって著しく混乱している。 |
173 | パンのふえ(〜の笛) | 英: Pandean pipes | ギリシャ神話に出てくる半人半獣の牧神パンの笛の意、最も原始的な管楽器。 |
174 | パンハルモニコン | 伊: panharmonicon | メルツェル(1772〜1838)が発明した多数の機械楽器の一つ。機械オルケストラで、ベードーベンは、このために「ウェリントンの勝利」(1813)を作曲した。大正年間日本でも、これに類したものが映画館で用いられた。 |
175 | はんぷくきごう (反復記号) |
英: repeat mark 独: Repetitionszeichen 仏: baton de reprise 伊: replica |
繰り返し演奏するという意味の記号 |
176 | バンブー・パイプ | 英: bamboo pipe | 竹笛。玩具の笛。 |
177 | バンブーラ | ?: bamboula | 1.原始的なタンブリンの一種で、西インド諸島の原住民に使用される。 2.この楽器で伴奏しながら踊る舞踊。 |
178 | ハンマークラヴィーア | 独: Hammerklavier | ハープシコードに対するピアノの古い呼び方。今日では単にクラヴィーアと呼ばれる。 |
.. | はの項目 計 178語 | .. | .. |
a-ai | aj-an | ap-az | b-ba | bd-bl | bm-by | c-ce | ch-ci | cl-com | con-cz | d-de |
di-dop | dor-dy | e-em | en-ex | f-fi | fl-fz | g-gh | gi-gy | h-he | hi-hy | i | j-k | l-le | lh-ly |
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