音楽用語辞典-C(con〜cz)

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ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。

ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された
著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に
あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは
アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま
たは参考書でお調べ下さるようお願いします。

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    日=日本語  英=英語  独=ドイツ語  伊=イタリア語  羅=ラテン語  米=アメリカ特有の名前  西=スペイン

a-ai aj-an ap-az b-ba bd-bl bm-by c-ce ch-ci cl-com con-cz d-de
di-dop dor-dy e-em en-ex f-fi fl-fz g-gh gi-gy h-he hi-hy i j-k l-le lh-ly
ma-md me-min mir-mo mp-my n o-op or-ow p-ped peg-pi pk-pra pre-py r-re rf-ry
s-schm schn-ser ses-soi sol-ste sti-stra sto-sy t-to tr-ty u v-vi vl-vo wxyz
五十音
トップ








アルファ
ベットトップ


       用語      国語名・読み                  意味
378 con 伊:コン
〜を以て
379 concentus 羅:コンチェントゥス
アッチェントゥス(詩篇誦のような音節的朗誦の形式)に対してグレゴリオ聖歌における旋律的な歌。
380 concertaut 仏:コンセルタン
コンチェルタンテ=1.独奏的な、つまり各楽器が独奏的に互いに競い合うこと。2.合奏協奏曲で独奏する楽器。
381 concertaute 伊:コンチェルタンテ
  同上
382 concert de chambre 仏:コンセール・ド・シャンプル
室内協奏曲=17〜18世紀に、教会演奏会にタイして、王侯貴族の宮廷で催された演奏会を室内演奏会と呼び、そこで演奏される楽曲を室内協奏曲と呼んだ。その場合のコンツェルトは現在のコンチェルトとは違って合奏曲または器楽曲の意味を持っていた。
383 concert flute 英:コンサート・フルート
1.フルート族
2.オルガンのフルート音栓=ハーモニック・フルートの発音原理により華々しい音を発してソロ鍵盤に繋がる。普通は4ft.のピッチ
384 concert grand 英:コンサート・グランド
特に大型のピアノ。
385 concert hall 英:コンサート・ホール
音楽会場
386 concertina 英:コンサーティーナ
コンチェルティーナ=アコーディオンと似ているが、六角形で鍵盤は無く全部がボタン式。イングリッシュ・コンチェルティーナ、ジャーマン・コンチェルティーナ等様々な種類のものが作られている。
387 concertina 伊:コンチェルティーナ
  同上
388 concert master 米:コンサート・マスター
管弦楽団の第一ヴァイオリンの主席奏者で、ソロを受け持ったり 時には指揮者の代わりもする。 
389 concerto 英:コンチャート
協奏曲=1.協奏曲として一番古いものはオルガン伴奏使用の宗教的声楽曲だった。2.合奏協奏曲といわれる器楽協奏曲には室内協奏曲と教会協奏曲がある。3.現在
協奏曲と呼ばれるものは器楽独奏を伴う管弦楽が一般的である。 詳しくは こちら
390 concerto 仏:コンセルト
   同上
391 concerto 伊:コンチェルト
   同上
392 concerto da camera 伊:コンチェルト・ダ・カーメラ
室内協奏曲=17〜18世紀に王侯の宮廷で演奏される演奏会を室内演奏会とよび、そこで演奏される曲を室内協奏曲とよんだ。
393 concerto da chiesa 伊:コンチェルト・ダ・キエーザ
教会協奏曲=宮廷で演奏される室内協奏曲に対して教会で演奏される曲を教会協奏曲とよばれた。
394 concerto grosso 伊:コンチェルト・グロッソ
二つの管弦楽に分かれ、独奏者の群れと管弦楽集団で協奏する。
395 concert overture 英:コンサート・オーヴァーチュア
演奏会用序曲=演奏会で上演されることを目的として書かれた序曲。オペラの序曲として書かれたものを、切り離して演奏会で演奏することからヒントを得て、作曲家が、演奏会用の独立した序曲を作るようになった。ソナタ形式が用いられたり、あるものは交響詩と変わらない形をとっている。
396 concert pitch 英:コンサート・ピッチ
標準調子=絶対調子、基準調子、標準基音、標準高度ともいう。音楽で用いられる音の高さを合致させるために選定された特定振動数のこと。
397 contcitato 伊:コンチタート
激して
398 concours de musique 仏:コンクール・ド・ミュジック
音楽コンクール
399 conducting 英:コンダクティング
指揮
400 Conga 西:コンガ
樽のような形をした太鼓。キューバから始まり後に中南米の民族音楽にも使われるようになった。
401 co preciptazione 伊:コン・プレチプタツィオーネ
プレチピタンド。速く。速く演奏すること。
402 consective fifths 英:コンセキュティヴ・フィフス
平行5度
403 consective octave 英:コンセキュティヴ・オウテーヴ
平行8度
404 conservatoire 仏:コンセルヴァトワール
音楽学校
405 conservatorio 伊:コンセルバトーリオ
  同上
406 conservatory 英:コンサーヴァトリー
  同上
407 conserver 仏:コンセルヴェ
保存する。 守る。
408 console 英:仏:コンソール
オルガンの鍵盤やストップキーなどの操作部。
409 console piano 米:コンソール・ピアノ
アメリカで小型のアップライト・ピアノを指す。
410 consonance 英:仏:コンソナンス
協和=二声体以上の和音がよく調和すること
411 consonance imparfaite 仏:コンソナンス・アンパルフェト
不完全協和音=完全音程よりも半音狭い、または半音広い音程。
412 consonance parfaite 仏:コンソナンス・パルフェト
完全協和音=完全1度、完全4度、完全5度、完全8度。
413 consonante intervalle 仏:コンソナント・アンテルヴァル
協和音程=各種の音程のうち、2音が良く調和する音程
414 consonant interval 英:コンソナント・インターヴァル
  同上
415 consonanza imperfetto 伊:コンソナーンツァ・インペルフェット
不完全協和音 
 
consonance  inparfaite
416 consonanza perfetto 伊:コンソナーンツァ・ペルフェット
完全協和音   
consonance parfaite
417 consonnant 英:コンソンナント
子音
418 consonne 仏:コンソンヌ
  同上
419 con sordino 伊:コン・ソルディーノ
弱音器をつけて
420 consort 英:コンソート
コンサートの古い綴り。16〜17世紀のイギリスでは合奏を意味した。フランス語のアンサンブルに相当する。
421 consort viol 英:コンソート・ヴィオル
ヴィオローネ=ヴィオール族最大の楽器。コントラバスの古称でもあり、管弦楽において長い間地位を保持していた。改造してコントラバスにしたものも少なくない。6弦をガンバよりオクターブ下に調弦し、指板にはフレットがついている。
422 conte 仏:コーント
物語
423 contemporary music 英:コンテンポラリー・ミュージック
現代音楽
424 contest 英:コンテスト
競走。 音楽コンクール。
425 Continental fingering 英:コンティネンタル・フィンガリング
大陸式運指
426 contra 仏:コントラ
〜に対して
427 contra-bass 英:コントラバス
ヴァイオリン族の最低音楽器。弦はヴァイオリン族の例外として4度に調弦される(大きいから5度に調弦すると運指に差し支えがあるから) 詳しくは こちら
428 contrabassa da viola 伊:コントラバッサ・ダ・ヴィオラ
ヴィオローネ=ヴィオール族最大の楽器。コントラバスの古称でもあり、管弦楽において長い間地位を保持していた。改造してコントラバスにしたものも少なくない。6弦をガンバよりオクターブ下に調弦し、指板にはフレットがついている。
429 contrabass clarinet 英:コントラベース・クラリネット
コントラバス・クラリネット=クラリネット族の最低音楽器・ペダル・クラリネット、ダブルベース・クラリネットともいう。大編成の吹奏楽に用いる。
430 contrabasso 伊:コントラバッソ
コントラバス=ヴァイオリン族の最低音楽器。弦はヴァイオリン族の例外として4度に調弦される(大きいから5度に調弦すると運指に差し支えがあるから)
詳しくは こちら
431 contrabasso ad ancica 伊:コントラバッソ・アダンチア
管の太いサリュソフォーン。吹奏楽の最低木管は幅のある深い響きを要するので、これを使用する。楽器の指示がサクソフォーンのように不便でなく音量も豊かである。特にイタリアで使用されている。
432 contrabass trombone 英:コントラベース・トロンボーン
コントラバス・トロンボーン=(英語の訛り)。普通のトロンボーンより1オクターヴ低い金管楽器。低奏部の演奏が困難な為殆ど演奏されない。
433 contrabass tuba 英:コントラベース・テューバ
テューバ=1.ローマ時代のトランペット
2.今日では管弦楽における金管群の最低音楽器を指す。
434 contra fagotto 伊:コントラ・ファゴット
ファゴットより1オクターヴ低い木製または金属製の木管楽器。
435 contralist 英:コントラリスト
コントラルト(アルト)と同じ声域を持つカストラート
436 contralto 伊:コントラルト
アルト=女声のうち低い音域、小児の声もアルトという。
437 contra octave 英:コントラ・オクテーヴ
下一点ハ(ハ長調のドから見て1オクターヴ下のド)
438 contrappunctus 伊:コントラプンクトゥス
対位法=二つ以上の旋律を、それぞれ独立した性格を持たせながら同時に進行するように組み合わせる作曲技法。こちら
439 contrappunt 伊:コントラプント
  同上
440 contrary motion 英:コントラリー・モーション
反進行
441 contratenore 伊:コントラテノーレ
アルト
442 contra violin 英:コントラ・ヴィオリン
コントラ・ヴァイオリン=ヴァイオリンよりもやや大きくて、より太い弦を使用する弓弦楽器。1917年第二ヴァイオリンの奏者用にイギリスで制作された。
443 contre basse 仏:コントル・バス
コントラバス
444 contre basson 仏:コントル・バッソン
コントラ・ファゴット=ファゴットより1オクターヴ低い木製または金属製の木管楽器。
445 contredanse 仏:コントルダーンス
民族舞踊
446 contre-point 仏:コントルポワン
対位法=二つ以上の旋律を、それぞれ独立した性格を持たせながら同時に進行するように組み合わせる作曲技法。こちら
447 contre-point double 仏:コントルポワン・トゥブル
二重対位法=二声部の転回対位法
448 contre-point fleuri 仏:コントルポワン・フリーリ
装飾対位法=対位法の第五類を装飾対位法と呼ぶ。
449 contre-point quadruple 仏:コントルポワン・クドリュプル
四重対位法=四声部の転回対位法
450 contre-point renversable 仏:コントルポワン・ランヴェルサブレ
転回対位法=対位法的声部を互いに上下に転回しても成り立つように作られている対位法。この手法が二声部に適用されれば二重対位法、三声部に適用されれば三重対位法、四声部に適用されると四重対位法と呼ばれる。
451 contre-point strict 仏:コントルポワン・ストリクト
厳格対位法=三和音とその第一転回形だけが使用され、順進行する経過音を除き不協和音は使用されない。バスと上声いずれかとの間の完全4度は不協和音とみなされ、如何なる場合にも半音階的和音は使用できない。
452 contre-point triple 仏:コントルポワン・トリプル
三重対位法
453 cool 英:クール
ジャズ用語。ディキシーランド・ジャズやスィングが非常に強いビートを持っているのに対し、現代のモダンジャズはビートが均等化されているので、こう表現される。
454 coonshout 米:クーンシャウト
初期の黒人の歌唱法を古くさく模倣したものをいう
455 copert 伊:コペルト
ティンパニ
456 copla 西:コプラ
短い行によるスペインの民謡的な詩と歌。即興作曲されることもある。
2.ビリャンシーコの中の歌唱の楽章
457 Coppel 独:コッペル
カップラー=ラテン語のコプラーから来た言葉で連結器を意味する。オルガンの音栓を配合するコンビネーションの一種。もしくは、それを操作するペダル。
458 coupla 独:コプラ
  同上
459 copyright de la musique 仏:コピーライト・ト・ラ・ミュジック
音楽著作権
460 cor 仏:コール
角笛
461 cor anglais 仏:コーラングレ
有鍵ビューグル=現在のピストン式ビューグルの母体となった金管楽器で、今では使用されない。
462 corda 伊:コルダ
弦。  詳しくは こちら
463 corda vouta 伊:コルダ・ヴォータ
開放弦=撥弦楽器などで左手の指を触れないで演奏する弦。開放弦で演奏した音を解放音という。
464 corde 仏:コルド
弦    詳しくは こちら
465 corde a(de,en) boyau 仏:コルド・ア(ド、エン)・ポワ
腸弦=ガットともいう。子羊の腸で作る弦。弓弦楽器、発言楽器の弦として最も広く用いられている。
466 corde a vide 仏:コルド・ア・ヴィッド
開放弦=有棹楽器または撥弦楽器で左手の指を触れない場合の弦をいう。これは音は豊かだが表情に乏しい。調律はすべて開放弦で行なう。
467 cor de bassed 仏:コール・ド・バッセ
バセットホルン=古いクラリネット族の木管楽器。ヘ調のアルト・クラリネットの前身であるが、独特の形をしていて、高音域は狭く低音域が広い。1770年頃、バヴァリアに生まれ、モーツアルトが愛好した楽器だが、19世紀の初め頃には使用されなくなった。
468 cor de chamois 仏:コール・ド・シャモワ
ゲムスホルン=羚羊ホルンの意で、オルガン音栓のフルー音栓。ガンバのように円錐管の上端が狭くて、ホルンのような音を発する。
469 cor de chasse 仏:コール・ド・シャッス
狩猟ホルン
470 cor de nuit 仏:コール・ド・ニュイ
夜のホルンの意で、オルガンの閉館音栓(ブルドン)。
471 cor des Alpes 仏:コール・デザルプ
アルペンホルン   → alpenhorn 
472 corde vocale 仏:コルド・ヴォカール
声帯
473 corde sympathique 仏:コルド・サンパティック
共鳴弦=音の共鳴振動を組織的に利用した弦。人為的な衝動を直接受けずに他の弦の振動に共鳴して音を発する。ただ、一定の音に対してしか反応しない。
474 cor d'harmonie 仏:コール・ダルモニー
ホルン
475 cordier 仏:コルディエ
緒止板=弓弦楽器の胴の下部表板の上に取り付ける木片
476 cordo simpatico 仏:コルド・シンパーティコ
共鳴弦=音の共鳴振動を組織的に利用した弦。人為的な衝動を直接受けずに他の弦の振動に共鳴して音を発する。ただ、一定の音に対してしか反応しない。
477 corea 西:コレア
歌によって伴奏される一種の踊
478 cormone 伊:コルモーネ
クルムホルン=古い複簧の木管楽器。ポンメル或いはボンバルトの系統として並んでシャルマイ族を構成した。現在ではこれを継承する楽器は無い。
479 cornamusa 伊:コルナムーザ
1.イタリアの古い有簧楽器
2.バッグーパイプのイタリア名
480 cornamuto torto 伊:コルナムート・トルト
クルムホルン=古い複簧の木管楽器。ポンメル或いはボンバルトの系統として並んでシャルマイ族を構成した。現在ではこれを継承する楽器は無い。
481 cornemuse 仏:コルヌミューズ
1.イタリアの古い有簧楽器
2.バッグーパイプのイタリア名
482 cornet 英:コーニット
コルネット。単にピストンとも訳する。変ロ調の管を使用する。ピストン指揮の高音金管楽器で今日使用される唯一のコルネット。
483 cornet de poste 仏:コルネ・ド・ポスト
ポストホルン=駅馬車の出発や到着を告げるのに用いたラッパ。ハ長調の金管で、普通は小さなホルンのように丸く巻いてある。信号ラッパのように自然倍音しか鳴らないが、景気の良い音を出した。
484 cornett 英:コーニット
cornet に同じ
485 cornetta a chiavi 伊:コルネッタ・ア・キアーヴィ
有鍵ビューグル=現在のビューグルの母体になった金管楽器で、1810年に生まれ、20数年後にはピストン式に変わった。管側に穴を有し鍵と称する一種の弁によって穴を開閉する。今では使用されない。今では使用されない。
486 cornettino 伊:コルネッティーノ
コルネット族=古い管楽器の一族。今日のコルネットと同じ名前であるが、本質的に異種の楽器である。ラテン語ではリトゥウス、ドイツ語ならツィンク、イギリスでは古いスペイン語をそのまま使用して、語尾のtを重ねて今日のコルネットと区別し、フランスではこれを指すときコルネ・ブーカンと呼んでいる。
487 cornetto 伊:コルネット
  同上
488 cornetto a pistoni 伊:コルネット・ア・ピストーニ
  同上 
489 cornetto curvo 伊:コルネット・クルヴォ
  同上
490 cornetto diritto 伊:コルネット・ディリット
  同上
491 cornetto muto 伊:コルネット・ムート
  同上
492 cornetto spranino 伊:コルネット・ソプラニーノ
コルネット
493 cornetto torto 伊:コルネット・トルト
コルネット族=古い管楽器の一族。今日のコルネットと同じ名前であるが、本質的に異種の楽器である。ラテン語ではリトゥウス、ドイツ語ならツィンク、イギリスでは古いスペイン語をそのまま使用して、語尾のtを重ねて今日のコルネットと区別し、フランスではこれを指すときコルネ・ブーカンと呼んでいる。   
494 corno 伊:コルノ
角笛
495 corno alto 伊:コルノ・アルト
コルノ・バッソに対する言葉。無弁ホルンを用いた頃の管弦楽では、高音域を受け持つコルノ・アルトと低音域を受け持つコルノ・バッソとに別れ、それぞれに適する吹管を使用した。19世紀頃のフランスでは中音域の吹奏に適するコール・ミックストも使用されている。
496 corno a macchina 伊:コルノ・ア・マッキーナ
ホルン
497 corno a mano 伊:コルノ・ア・マーノ
無弁ホルン
498 corno a pistoni 伊:コルノ・ア・ピストーニ
ホルン
499 corno da caccia 伊:コルノ・ダ・カッチア
狩猟ホルン
500 corno da segnale 伊:コルノ・ダ・セニャーレ
信号ラッパ=無弁の高音金管楽器。芸術的な音楽には使用されない。吹奏楽のビューグルやコルネットはこれを改良してものである。俗にいう軍隊ラッパで、勇ましい端的な響きは歩兵の信号や行進の伴奏に最も適している。一般には変ロのものを使用している。
501 corno di basetto 伊:コルノ・ディ・バセット
1.バセット・ホルン=古いクラリネット族の木管楽器。ヘ調のアルト・クラリネットの前身であるが、独特の形をしていて、高音域は狭く低音域が広い。1770年頃、バヴァリアに生まれ、モーツアルトが愛好した楽器だが、19世紀の初め頃には使用されなくなった。
2.オルガンのリード音栓
502 corno dolce 伊:コルノ・ドルチェ
オルガン音栓。柔らかいホルンの意であるが、8ft.(希に16ft.)のフルート・ストップ。
503 corno inglese 伊:コルノ・イングレーゼ
コーラングレ=オーボー族の木管楽器。形状はオーボーに等しいが大きいから楽器を身体に近づけて垂直に保たないと右手の運指が困難になる。その姿勢では簧を直接くわえにくいのでファゴットのように吸口部に曲がった金属製の細管を加えて、その先端に複簧を取り付ける。
504 cornone 伊:コルノーネ
コルネット族
505 cornopean 英:コーノピアン
1.コルネット(古楽器)の旧称
2.オルガンのリード音栓=トランペットよりも柔らかな音を鳴らし、英米で一般的。
506 orno torto 伊:コルノ・トルト
コルネット族
507 corny 英・コーニー
ジャズ用語=とうもろこし(corn)から出た言葉で「古めかしい」とか「陳腐な」とか「活気のない」等のジャズ演奏もしくはその楽団に付けられる悪口。一般にジャズ・ファンは、スウィングのない演奏に対して用いる。
 ※ スウィング
508 coro 伊:コーロ
合唱   詳しくは こちら
509 cor oboe 仏英の合成語:コール・オーボー
オルガン音栓。8ft.のフルー・ストップ。
510 corona 伊:コロナ
冠という意味で、フェルマータ=通常の演奏ではフェルマータの付いた音符もしくは休付はそれの約2倍くらい長く演奏する複縦線に付い場合は終止を表す。
511 corps de rechange 仏:コール・ド・ルシャンジュ
替え管
512 corranach 英:コラナック
スコットランド及びアイルランドの高地における葬送歌またはその歌手
513 corrente 伊:クラーント
古い舞曲。古典組曲の第二楽章に置かれる。クラーントとは走る(courir)という言葉から出ており、従ってこの舞曲は軽快で流暢。
514 cor simple 仏:コール・サンプル
無弁ホルン=今日のホルンのように迂回管装置を持たなかった旧ホルンの総称。フレンチ・ホーンともいう。
515 cortege 仏:コルテージュ
行列
516 coryphee 仏:コリフェ
技法は習得したが、まだソロを踊る資格が無く、舞群のトップを踊る舞踊手の階級。ロシア風の階級では群舞ではなくソリストに当たる。
517 cosacca 伊:コサッカ
コサックダンス風に
518 cosacco 伊:コサッコ
   同上
519 cosaque 仏:コザック
   同上
520 cotillon 仏:コティヨン
コティロンはフランス語の訛。正しくはコティヨンと発音する。19世紀に流行した舞踏会の最後に踊られる踊りで、18世紀頃には既に知られていた。一種の郷土舞踊で、泉堂となる一組のリーダーは、自由にフィギュアを選び、続く各組がそれを真似て踊る。音楽はワルツ、マズルカなどの簡単なものが選ばれる。
521 cottage pianoforte 英:コティッジ・ピアノフォート
コティジは小さな家のことで、小型のアップライト。
522 coulisse 仏:コーリッス
スライド=滑らす装置の意で、金管の円筒部を二重にし奏者の手で直に抜き差ししながら半音列を得る装置。ピストン式よりも遙かに古い。今ではトロンボーンにのみ適用されている。
523 counterpoint 英:カウンターポイント
対位法=二つ以上の旋律を、それぞれ独立した性格を持たせながら同時に進行するように組み合わせる作曲技法。こちら
524 counter subject 英:カウンター・サブジェクト
対比主題
525 country dance 英・カントリー・ダンス
郷土舞踊
526 coup darchet 仏:クー・ダルシュ
弓で奏すること
527 coup de glotte 仏:クー・ド・グロット
歌い始めに声門を閉じ、破裂するように急に歌い出すことをいう。特別な場合を除いて一般には禁止されている。
528 coupler 英:カップラー
ラテン語のコプラーから来た言葉で連結器を意味する。オルガンの音栓を配合するコンビネーションの一種。もしくは、それを操作するペダル。
529 couplet 仏:クプレ
1.ロンド形式で、主要主題とその反復の間にある部分。
2.主旋律の装飾
3.2連音符
530 Coupleuxs et Givelet orgue 仏:クプリュー・エ・ジヴレー・オルグ
クプリュー・オルグ=フランス人のE.クプリューとP.ジヴレーによって発明された電気音響楽器で1930年に特許を得ている。1932年にパリ放送局及び教会に設置され、2段の鍵盤は各々5オクターブ、ストップ34、ペダルは正規通り。
531 Coupleuxs organ 英:クプリュー・オーガン
  同上
532 courante 仏:クラーント
古い舞曲。古典組曲の第二楽章に置かれる。クラーントとは走る(courir)という言葉から出ており、従ってこの舞曲は軽快で流暢。
533 couronne 仏:クロンヌ
冠という意で、フェルマータ=楽曲の表情をつける為に使われる記号の一つ。ファルマータのついた音符は2倍くらい、或いは曲の前後の関係によって、音符や休符を自由に伸ばす。また複縦線についている場合は終止を表す。
534 courtaud 仏:クルトー
カートール=古い複簧の木管楽器。カラムスの低音楽器だったが、ファゴットの出現によって消滅した。
535 couvert 仏・クヴェール
覆われた
536 cover all spots  米:カヴァー・オール・スポッツ
ジャズ用語。万能のジャズメンのこと(どの場所にも使えるという意味)。
537 crab canon 英:クラブ・カノン
逆行カノン=応答は主題を逆から進行する。 
 →カノン
538 crab motion 英:クラブ・モーション
レトログラード=旋律を逆から、つまり右から左へ読むこと(逆に読んだ旋律を左から右へ五線に書く)
539 cradle-song 英:クレードル・ソング
ベルスーズ=子守歌。声楽曲にも器楽曲にもある。形式上の約束は無く子守歌の気持ちを表現するもので、非常に自由な音楽で感情の起伏は無い。
540 crayon des tons 仏:クレーヨン・デ・トン
音(おん)鉛筆=楽音の高さとそれに伴う量感との関係を表した平面的略図。低い音は太い音で、高い音は細い音である。この勾配は最低音部、最高音部で著しく極端になり、その形が鉛筆に似ている。アメリカの心理宅社ティチナーによって考案された。
541 creativ expression 英:クリエーティヴ・エクスプレッション
創造的表現
542 crecelle 仏:クレセル
ガラガラ=古代ギリシャの打楽器およびそれを真似た今日の楽器。krotalon。内側のくぼんだ木または金属の小片2個を柄の先につけて振るとカスタネットのような響きがする。
543 credo 羅:クレード
「我は信ず」の意。ミサの一楽章。
544 creole 米:クレーオール
クリーオール音楽=クリオール人の音楽
詳しくは こちら
545 Creole music 英:クリーオール・ミュージック
  同上  こちら
546 Creollo music 英:クリーオロ・ミュージック
クリーオロ音楽=クリーオール音楽、特にキューバ音楽をいう。  こちら
547 cresc. 伊:クレシェンド
crescendo の略 ↓
548 crescendo 伊:クレシェンド
次第に強く
549 crescendo pedal 英:クレシェンド・ペダル
オルガンの増音装置。ジェネラル・クレシェンド・ペダルともいう。このペダルと特殊な装置によって音を強くしていく効果がある。
550 criticism of music 英:クリティシズム・オブ・ミュージック
音楽批評
551 croche 仏:クロッシュ
8分音符=2分の1拍(半拍)…音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。1小節(4拍)8等分すると1つの音符は半拍になる。
552 croiser 仏:クロワゼ
重なる。 交叉する。
553 croix sonore 仏:クロワ・ソノール
フランスで発明されたエーテル波による純粋電気音響楽器
554 croma 伊:クローマ
8分音符    → croche
555 cromorne 仏:クロモルヌ
クルムホルン=古い複簧の木管楽器。
556 crooning 米:クルーニング
感傷的な歌い方
557 crotales 仏:クロタル
ガラガラ=古代ギリシャの打楽器及び今日のそれを真似た楽器。中央がへこんだ木や金属の小片2個を柄の先に付けて振るとカスタネットのような響きがする。
558 crotchet 英:クロッチット
4分音符=1拍(音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。従って1小節は4拍、その1小節を4等分すると一つの音符は1拍。
559 crouth 仏:クルート
クロッタ=ヨーロッパ最古の弓弦楽器。今日のイギリス、ウェールズ地方の起こり、撥弦楽器として使用されていた。弓はアジアから伝わったのか自然発生的なものか何時頃から用いられたかは定かでない。
560 crowd 英:クラウド
  同上
561 crwth 英:クラース
  同上
562 C-Shlussel 独:ツェー・シュルッセル
ハ音記号=中音部記号。例 このページのNo.123  Cclef 参照
563 cukoo 英:クックー
郭公笛。玩具の笛の一種。ハイドンの「玩具交響曲」等に用いられる。
564 cueca 西:クエカ
アルゼンチン、チリ、ボリビアの民族舞踏音楽。特にチリでは国民必踏のものとされている。互いに離れ、ハンカリを振り合って踊る。
565 cuivre 仏:キュイーヴル
銅。金管楽器。
566 cum sancto rspiritu 羅:クム・サンクト・スピリトゥ
「精霊と共に」の意。ミサのグローリア楽章の最終の句。
567 cup 英:カップ
吹管
568 cupo 伊:クーポ
神秘的な。暗い。
569 crriculum 英:カリキュラム
教育課程
570 curtain music 英:カーテン・ミュージック
劇のカーテンが下りている幕間に演奏される音楽。17・18世紀の言葉。
571 curtall 英:カートール
古い複簧の木管楽器。カラムスの低音楽器だったが、ファゴットの出現によって消滅した。
572 cushion dance 英:クッション・ダンス
古いダンス。踊り手は自分のパートナーに選ぼうとする人の前のクッションへ素早く座り、それによってパートナーを定めた。
573 custos 羅:クストス
ダイレクト=次の五線の、または次のページの音に対して注意する為に五線またはページの終わりにつけられる。ドイツでは単に同一音の繰り返しを示すこともある(記号としてはプラルトゥリラーに似ている)
574 cutting contest 米:カッティング・コンテスト
ジャズ用語。楽壇の競演会。
575 cycle 仏:シクル
ツィクルス。ギリシャ語で「還」を意味する。連続演奏。ある作曲家の多数の作品を、数回の演奏会曲目として計画的に演奏していく一連の演奏会。またはある演奏家や演奏団体など特定の目的をもって開催する連続演奏会。
576 cyclic form 英:サイクリック・フォーム
循環形式
577 cymbal 英:シンバル
シンバル  詳しくは こちら
578 cymbale 仏:サンバル
    同上
580 cymbel 英:シンベル
    同上
581 czakan ハンガリー:ツァカン
ボヘミアで使われているフルートの一種
582 czecho-slowak music 英:チェコスロヴァキア ミュージック
 こちら
583 czimbalon ハンガリー:ツィンバロン
打弦楽器。クラヴィコードやピアノの前身とされる原始的な楽器。
.  Cの項目   583 語 .  . 

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