≪ 音楽用語辞典-C(con〜cz)≫
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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日=日本語 英=英語 独=ドイツ語 伊=イタリア語 羅=ラテン語 米=アメリカ特有の名前 西=スペイン
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di-dop | dor-dy | e-em | en-ex | f-fi | fl-fz | g-gh | gi-gy | h-he | hi-hy | i | j-k | l-le | lh-ly |
ma-md | me-min | mir-mo | mp-my | n | o-op | or-ow | p-ped | peg-pi | pk-pra | pre-py | q | r-re | rf-ry |
s-schm | schn-ser | ses-soi | sol-ste | sti-stra | sto-sy | t-to | tr-ty | u | v-vi | vl-vo | wxyz |
五十音 トップ |
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ら〜 り |
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わ | アルファ ベットトップ |
C | 用語 | 国語名・読み | 意味 |
378 | con | 伊:コン | 〜を以て |
379 | concentus | 羅:コンチェントゥス | アッチェントゥス(詩篇誦のような音節的朗誦の形式)に対してグレゴリオ聖歌における旋律的な歌。 |
380 | concertaut | 仏:コンセルタン | コンチェルタンテ=1.独奏的な、つまり各楽器が独奏的に互いに競い合うこと。2.合奏協奏曲で独奏する楽器。 |
381 | concertaute | 伊:コンチェルタンテ | 同上 |
382 | concert de chambre | 仏:コンセール・ド・シャンプル | 室内協奏曲=17〜18世紀に、教会演奏会にタイして、王侯貴族の宮廷で催された演奏会を室内演奏会と呼び、そこで演奏される楽曲を室内協奏曲と呼んだ。その場合のコンツェルトは現在のコンチェルトとは違って合奏曲または器楽曲の意味を持っていた。 |
383 | concert flute | 英:コンサート・フルート | 1.フルート族 2.オルガンのフルート音栓=ハーモニック・フルートの発音原理により華々しい音を発してソロ鍵盤に繋がる。普通は4ft.のピッチ |
384 | concert grand | 英:コンサート・グランド | 特に大型のピアノ。 |
385 | concert hall | 英:コンサート・ホール | 音楽会場 |
386 | concertina | 英:コンサーティーナ | コンチェルティーナ=アコーディオンと似ているが、六角形で鍵盤は無く全部がボタン式。イングリッシュ・コンチェルティーナ、ジャーマン・コンチェルティーナ等様々な種類のものが作られている。 |
387 | concertina | 伊:コンチェルティーナ | 同上 |
388 | concert master | 米:コンサート・マスター | 管弦楽団の第一ヴァイオリンの主席奏者で、ソロを受け持ったり 時には指揮者の代わりもする。 |
389 | concerto | 英:コンチャート | 協奏曲=1.協奏曲として一番古いものはオルガン伴奏使用の宗教的声楽曲だった。2.合奏協奏曲といわれる器楽協奏曲には室内協奏曲と教会協奏曲がある。3.現在 協奏曲と呼ばれるものは器楽独奏を伴う管弦楽が一般的である。 詳しくは こちら |
390 | concerto | 仏:コンセルト | 同上 |
391 | concerto | 伊:コンチェルト | 同上 |
392 | concerto da camera | 伊:コンチェルト・ダ・カーメラ | 室内協奏曲=17〜18世紀に王侯の宮廷で演奏される演奏会を室内演奏会とよび、そこで演奏される曲を室内協奏曲とよんだ。 |
393 | concerto da chiesa | 伊:コンチェルト・ダ・キエーザ | 教会協奏曲=宮廷で演奏される室内協奏曲に対して教会で演奏される曲を教会協奏曲とよばれた。 |
394 | concerto grosso | 伊:コンチェルト・グロッソ | 二つの管弦楽に分かれ、独奏者の群れと管弦楽集団で協奏する。 |
395 | concert overture | 英:コンサート・オーヴァーチュア | 演奏会用序曲=演奏会で上演されることを目的として書かれた序曲。オペラの序曲として書かれたものを、切り離して演奏会で演奏することからヒントを得て、作曲家が、演奏会用の独立した序曲を作るようになった。ソナタ形式が用いられたり、あるものは交響詩と変わらない形をとっている。 |
396 | concert pitch | 英:コンサート・ピッチ | 標準調子=絶対調子、基準調子、標準基音、標準高度ともいう。音楽で用いられる音の高さを合致させるために選定された特定振動数のこと。 |
397 | contcitato | 伊:コンチタート | 激して |
398 | concours de musique | 仏:コンクール・ド・ミュジック | 音楽コンクール |
399 | conducting | 英:コンダクティング | 指揮 |
400 | Conga | 西:コンガ | 樽のような形をした太鼓。キューバから始まり後に中南米の民族音楽にも使われるようになった。 |
401 | co preciptazione | 伊:コン・プレチプタツィオーネ | プレチピタンド。速く。速く演奏すること。 |
402 | consective fifths | 英:コンセキュティヴ・フィフス | 平行5度 |
403 | consective octave | 英:コンセキュティヴ・オウテーヴ | 平行8度 |
404 | conservatoire | 仏:コンセルヴァトワール | 音楽学校 |
405 | conservatorio | 伊:コンセルバトーリオ | 同上 |
406 | conservatory | 英:コンサーヴァトリー | 同上 |
407 | conserver | 仏:コンセルヴェ | 保存する。 守る。 |
408 | console | 英:仏:コンソール | オルガンの鍵盤やストップキーなどの操作部。 |
409 | console piano | 米:コンソール・ピアノ | アメリカで小型のアップライト・ピアノを指す。 |
410 | consonance | 英:仏:コンソナンス | 協和=二声体以上の和音がよく調和すること |
411 | consonance imparfaite | 仏:コンソナンス・アンパルフェト | 不完全協和音=完全音程よりも半音狭い、または半音広い音程。 |
412 | consonance parfaite | 仏:コンソナンス・パルフェト | 完全協和音=完全1度、完全4度、完全5度、完全8度。 |
413 | consonante intervalle | 仏:コンソナント・アンテルヴァル | 協和音程=各種の音程のうち、2音が良く調和する音程 |
414 | consonant interval | 英:コンソナント・インターヴァル | 同上 |
415 | consonanza imperfetto | 伊:コンソナーンツァ・インペルフェット | 不完全協和音 → consonance inparfaite |
416 | consonanza perfetto | 伊:コンソナーンツァ・ペルフェット | 完全協和音 → consonance parfaite |
417 | consonnant | 英:コンソンナント | 子音 |
418 | consonne | 仏:コンソンヌ | 同上 |
419 | con sordino | 伊:コン・ソルディーノ | 弱音器をつけて |
420 | consort | 英:コンソート | コンサートの古い綴り。16〜17世紀のイギリスでは合奏を意味した。フランス語のアンサンブルに相当する。 |
421 | consort viol | 英:コンソート・ヴィオル | ヴィオローネ=ヴィオール族最大の楽器。コントラバスの古称でもあり、管弦楽において長い間地位を保持していた。改造してコントラバスにしたものも少なくない。6弦をガンバよりオクターブ下に調弦し、指板にはフレットがついている。 |
422 | conte | 仏:コーント | 物語 |
423 | contemporary music | 英:コンテンポラリー・ミュージック | 現代音楽 |
424 | contest | 英:コンテスト | 競走。 音楽コンクール。 |
425 | Continental fingering | 英:コンティネンタル・フィンガリング | 大陸式運指 |
426 | contra | 仏:コントラ | 〜に対して |
427 | contra-bass | 英:コントラバス | ヴァイオリン族の最低音楽器。弦はヴァイオリン族の例外として4度に調弦される(大きいから5度に調弦すると運指に差し支えがあるから) 詳しくは こちら |
428 | contrabassa da viola | 伊:コントラバッサ・ダ・ヴィオラ | ヴィオローネ=ヴィオール族最大の楽器。コントラバスの古称でもあり、管弦楽において長い間地位を保持していた。改造してコントラバスにしたものも少なくない。6弦をガンバよりオクターブ下に調弦し、指板にはフレットがついている。 |
429 | contrabass clarinet | 英:コントラベース・クラリネット | コントラバス・クラリネット=クラリネット族の最低音楽器・ペダル・クラリネット、ダブルベース・クラリネットともいう。大編成の吹奏楽に用いる。 |
430 | contrabasso | 伊:コントラバッソ | コントラバス=ヴァイオリン族の最低音楽器。弦はヴァイオリン族の例外として4度に調弦される(大きいから5度に調弦すると運指に差し支えがあるから) 詳しくは こちら |
431 | contrabasso ad ancica | 伊:コントラバッソ・アダンチア | 管の太いサリュソフォーン。吹奏楽の最低木管は幅のある深い響きを要するので、これを使用する。楽器の指示がサクソフォーンのように不便でなく音量も豊かである。特にイタリアで使用されている。 |
432 | contrabass trombone | 英:コントラベース・トロンボーン | コントラバス・トロンボーン=(英語の訛り)。普通のトロンボーンより1オクターヴ低い金管楽器。低奏部の演奏が困難な為殆ど演奏されない。 |
433 | contrabass tuba | 英:コントラベース・テューバ | テューバ=1.ローマ時代のトランペット 2.今日では管弦楽における金管群の最低音楽器を指す。 |
434 | contra fagotto | 伊:コントラ・ファゴット | ファゴットより1オクターヴ低い木製または金属製の木管楽器。 |
435 | contralist | 英:コントラリスト | コントラルト(アルト)と同じ声域を持つカストラート |
436 | contralto | 伊:コントラルト | アルト=女声のうち低い音域、小児の声もアルトという。 |
437 | contra octave | 英:コントラ・オクテーヴ | 下一点ハ(ハ長調のドから見て1オクターヴ下のド) |
438 | contrappunctus | 伊:コントラプンクトゥス | 対位法=二つ以上の旋律を、それぞれ独立した性格を持たせながら同時に進行するように組み合わせる作曲技法。こちら |
439 | contrappunt | 伊:コントラプント | 同上 |
440 | contrary motion | 英:コントラリー・モーション | 反進行 |
441 | contratenore | 伊:コントラテノーレ | アルト |
442 | contra violin | 英:コントラ・ヴィオリン | コントラ・ヴァイオリン=ヴァイオリンよりもやや大きくて、より太い弦を使用する弓弦楽器。1917年第二ヴァイオリンの奏者用にイギリスで制作された。 |
443 | contre basse | 仏:コントル・バス | コントラバス |
444 | contre basson | 仏:コントル・バッソン | コントラ・ファゴット=ファゴットより1オクターヴ低い木製または金属製の木管楽器。 |
445 | contredanse | 仏:コントルダーンス | 民族舞踊 |
446 | contre-point | 仏:コントルポワン | 対位法=二つ以上の旋律を、それぞれ独立した性格を持たせながら同時に進行するように組み合わせる作曲技法。こちら |
447 | contre-point double | 仏:コントルポワン・トゥブル | 二重対位法=二声部の転回対位法 |
448 | contre-point fleuri | 仏:コントルポワン・フリーリ | 装飾対位法=対位法の第五類を装飾対位法と呼ぶ。 |
449 | contre-point quadruple | 仏:コントルポワン・クワドリュプル | 四重対位法=四声部の転回対位法 |
450 | contre-point renversable | 仏:コントルポワン・ランヴェルサブレ | 転回対位法=対位法的声部を互いに上下に転回しても成り立つように作られている対位法。この手法が二声部に適用されれば二重対位法、三声部に適用されれば三重対位法、四声部に適用されると四重対位法と呼ばれる。 |
451 | contre-point strict | 仏:コントルポワン・ストリクト | 厳格対位法=三和音とその第一転回形だけが使用され、順進行する経過音を除き不協和音は使用されない。バスと上声いずれかとの間の完全4度は不協和音とみなされ、如何なる場合にも半音階的和音は使用できない。 |
452 | contre-point triple | 仏:コントルポワン・トリプル | 三重対位法 |
453 | cool | 英:クール | ジャズ用語。ディキシーランド・ジャズやスィングが非常に強いビートを持っているのに対し、現代のモダンジャズはビートが均等化されているので、こう表現される。 |
454 | coonshout | 米:クーンシャウト | 初期の黒人の歌唱法を古くさく模倣したものをいう |
455 | copert | 伊:コペルト | ティンパニ |
456 | copla | 西:コプラ | 短い行によるスペインの民謡的な詩と歌。即興作曲されることもある。 2.ビリャンシーコの中の歌唱の楽章 |
457 | Coppel | 独:コッペル | カップラー=ラテン語のコプラーから来た言葉で連結器を意味する。オルガンの音栓を配合するコンビネーションの一種。もしくは、それを操作するペダル。 |
458 | coupla | 独:コプラ | 同上 |
459 | copyright de la musique | 仏:コピーライト・ト・ラ・ミュジック | 音楽著作権 |
460 | cor | 仏:コール | 角笛 |
461 | cor anglais | 仏:コーラングレ | 有鍵ビューグル=現在のピストン式ビューグルの母体となった金管楽器で、今では使用されない。 |
462 | corda | 伊:コルダ | 弦。 詳しくは こちら |
463 | corda vouta | 伊:コルダ・ヴォータ | 開放弦=撥弦楽器などで左手の指を触れないで演奏する弦。開放弦で演奏した音を解放音という。 |
464 | corde | 仏:コルド | 弦 詳しくは こちら |
465 | corde a(de,en) boyau | 仏:コルド・ア(ド、エン)・ポワヨー | 腸弦=ガットともいう。子羊の腸で作る弦。弓弦楽器、発言楽器の弦として最も広く用いられている。 |
466 | corde a vide | 仏:コルド・ア・ヴィッド | 開放弦=有棹楽器または撥弦楽器で左手の指を触れない場合の弦をいう。これは音は豊かだが表情に乏しい。調律はすべて開放弦で行なう。 |
467 | cor de bassed | 仏:コール・ド・バッセ | バセットホルン=古いクラリネット族の木管楽器。ヘ調のアルト・クラリネットの前身であるが、独特の形をしていて、高音域は狭く低音域が広い。1770年頃、バヴァリアに生まれ、モーツアルトが愛好した楽器だが、19世紀の初め頃には使用されなくなった。 |
468 | cor de chamois | 仏:コール・ド・シャモワ | ゲムスホルン=羚羊ホルンの意で、オルガン音栓のフルー音栓。ガンバのように円錐管の上端が狭くて、ホルンのような音を発する。 |
469 | cor de chasse | 仏:コール・ド・シャッス | 狩猟ホルン |
470 | cor de nuit | 仏:コール・ド・ニュイ | 夜のホルンの意で、オルガンの閉館音栓(ブルドン)。 |
471 | cor des Alpes | 仏:コール・デザルプ | アルペンホルン → alpenhorn |
472 | corde vocale | 仏:コルド・ヴォカール | 声帯 |
473 | corde sympathique | 仏:コルド・サンパティック | 共鳴弦=音の共鳴振動を組織的に利用した弦。人為的な衝動を直接受けずに他の弦の振動に共鳴して音を発する。ただ、一定の音に対してしか反応しない。 |
474 | cor d'harmonie | 仏:コール・ダルモニー | ホルン |
475 | cordier | 仏:コルディエ | 緒止板=弓弦楽器の胴の下部表板の上に取り付ける木片 |
476 | cordo simpatico | 仏:コルド・シンパーティコ | 共鳴弦=音の共鳴振動を組織的に利用した弦。人為的な衝動を直接受けずに他の弦の振動に共鳴して音を発する。ただ、一定の音に対してしか反応しない。 |
477 | corea | 西:コレア | 歌によって伴奏される一種の踊 |
478 | cormone | 伊:コルモーネ | クルムホルン=古い複簧の木管楽器。ポンメル或いはボンバルトの系統として並んでシャルマイ族を構成した。現在ではこれを継承する楽器は無い。 |
479 | cornamusa | 伊:コルナムーザ | 1.イタリアの古い有簧楽器 2.バッグーパイプのイタリア名 |
480 | cornamuto torto | 伊:コルナムート・トルト | クルムホルン=古い複簧の木管楽器。ポンメル或いはボンバルトの系統として並んでシャルマイ族を構成した。現在ではこれを継承する楽器は無い。 |
481 | cornemuse | 仏:コルヌミューズ | 1.イタリアの古い有簧楽器 2.バッグーパイプのイタリア名 |
482 | cornet | 英:コーニット | コルネット。単にピストンとも訳する。変ロ調の管を使用する。ピストン指揮の高音金管楽器で今日使用される唯一のコルネット。 |
483 | cornet de poste | 仏:コルネ・ド・ポスト | ポストホルン=駅馬車の出発や到着を告げるのに用いたラッパ。ハ長調の金管で、普通は小さなホルンのように丸く巻いてある。信号ラッパのように自然倍音しか鳴らないが、景気の良い音を出した。 |
484 | cornett | 英:コーニット | cornet に同じ |
485 | cornetta a chiavi | 伊:コルネッタ・ア・キアーヴィ | 有鍵ビューグル=現在のビューグルの母体になった金管楽器で、1810年に生まれ、20数年後にはピストン式に変わった。管側に穴を有し鍵と称する一種の弁によって穴を開閉する。今では使用されない。今では使用されない。 |
486 | cornettino | 伊:コルネッティーノ | コルネット族=古い管楽器の一族。今日のコルネットと同じ名前であるが、本質的に異種の楽器である。ラテン語ではリトゥウス、ドイツ語ならツィンク、イギリスでは古いスペイン語をそのまま使用して、語尾のtを重ねて今日のコルネットと区別し、フランスではこれを指すときコルネ・ブーカンと呼んでいる。 |
487 | cornetto | 伊:コルネット | 同上 |
488 | cornetto a pistoni | 伊:コルネット・ア・ピストーニ | 同上 |
489 | cornetto curvo | 伊:コルネット・クルヴォ | 同上 |
490 | cornetto diritto | 伊:コルネット・ディリット | 同上 |
491 | cornetto muto | 伊:コルネット・ムート | 同上 |
492 | cornetto spranino | 伊:コルネット・ソプラニーノ | コルネット |
493 | cornetto torto | 伊:コルネット・トルト | コルネット族=古い管楽器の一族。今日のコルネットと同じ名前であるが、本質的に異種の楽器である。ラテン語ではリトゥウス、ドイツ語ならツィンク、イギリスでは古いスペイン語をそのまま使用して、語尾のtを重ねて今日のコルネットと区別し、フランスではこれを指すときコルネ・ブーカンと呼んでいる。 |
494 | corno | 伊:コルノ | 角笛 |
495 | corno alto | 伊:コルノ・アルト | コルノ・バッソに対する言葉。無弁ホルンを用いた頃の管弦楽では、高音域を受け持つコルノ・アルトと低音域を受け持つコルノ・バッソとに別れ、それぞれに適する吹管を使用した。19世紀頃のフランスでは中音域の吹奏に適するコール・ミックストも使用されている。 |
496 | corno a macchina | 伊:コルノ・ア・マッキーナ | ホルン |
497 | corno a mano | 伊:コルノ・ア・マーノ | 無弁ホルン |
498 | corno a pistoni | 伊:コルノ・ア・ピストーニ | ホルン |
499 | corno da caccia | 伊:コルノ・ダ・カッチア | 狩猟ホルン |
500 | corno da segnale | 伊:コルノ・ダ・セニャーレ | 信号ラッパ=無弁の高音金管楽器。芸術的な音楽には使用されない。吹奏楽のビューグルやコルネットはこれを改良してものである。俗にいう軍隊ラッパで、勇ましい端的な響きは歩兵の信号や行進の伴奏に最も適している。一般には変ロのものを使用している。 |
501 | corno di basetto | 伊:コルノ・ディ・バセット | 1.バセット・ホルン=古いクラリネット族の木管楽器。ヘ調のアルト・クラリネットの前身であるが、独特の形をしていて、高音域は狭く低音域が広い。1770年頃、バヴァリアに生まれ、モーツアルトが愛好した楽器だが、19世紀の初め頃には使用されなくなった。 2.オルガンのリード音栓 |
502 | corno dolce | 伊:コルノ・ドルチェ | オルガン音栓。柔らかいホルンの意であるが、8ft.(希に16ft.)のフルート・ストップ。 |
503 | corno inglese | 伊:コルノ・イングレーゼ | コーラングレ=オーボー族の木管楽器。形状はオーボーに等しいが大きいから楽器を身体に近づけて垂直に保たないと右手の運指が困難になる。その姿勢では簧を直接くわえにくいのでファゴットのように吸口部に曲がった金属製の細管を加えて、その先端に複簧を取り付ける。 |
504 | cornone | 伊:コルノーネ | コルネット族 |
505 | cornopean | 英:コーノピアン | 1.コルネット(古楽器)の旧称 2.オルガンのリード音栓=トランペットよりも柔らかな音を鳴らし、英米で一般的。 |
506 | orno torto | 伊:コルノ・トルト | コルネット族 |
507 | corny | 英・コーニー | ジャズ用語=とうもろこし(corn)から出た言葉で「古めかしい」とか「陳腐な」とか「活気のない」等のジャズ演奏もしくはその楽団に付けられる悪口。一般にジャズ・ファンは、スウィングのない演奏に対して用いる。 ※ スウィング |
508 | coro | 伊:コーロ | 合唱 詳しくは こちら |
509 | cor oboe | 仏英の合成語:コール・オーボー | オルガン音栓。8ft.のフルー・ストップ。 |
510 | corona | 伊:コロナ | 冠という意味で、フェルマータ=通常の演奏ではフェルマータの付いた音符もしくは休付はそれの約2倍くらい長く演奏する複縦線に付い場合は終止を表す。 |
511 | corps de rechange | 仏:コール・ド・ルシャンジュ | 替え管 |
512 | corranach | 英:コラナック | スコットランド及びアイルランドの高地における葬送歌またはその歌手 |
513 | corrente | 伊:クラーント | 古い舞曲。古典組曲の第二楽章に置かれる。クラーントとは走る(courir)という言葉から出ており、従ってこの舞曲は軽快で流暢。 |
514 | cor simple | 仏:コール・サンプル | 無弁ホルン=今日のホルンのように迂回管装置を持たなかった旧ホルンの総称。フレンチ・ホーンともいう。 |
515 | cortege | 仏:コルテージュ | 行列 |
516 | coryphee | 仏:コリフェ | 技法は習得したが、まだソロを踊る資格が無く、舞群のトップを踊る舞踊手の階級。ロシア風の階級では群舞ではなくソリストに当たる。 |
517 | cosacca | 伊:コサッカ | コサックダンス風に |
518 | cosacco | 伊:コサッコ | 同上 |
519 | cosaque | 仏:コザック | 同上 |
520 | cotillon | 仏:コティヨン | コティロンはフランス語の訛。正しくはコティヨンと発音する。19世紀に流行した舞踏会の最後に踊られる踊りで、18世紀頃には既に知られていた。一種の郷土舞踊で、泉堂となる一組のリーダーは、自由にフィギュアを選び、続く各組がそれを真似て踊る。音楽はワルツ、マズルカなどの簡単なものが選ばれる。 |
521 | cottage pianoforte | 英:コティッジ・ピアノフォート | コティジは小さな家のことで、小型のアップライト。 |
522 | coulisse | 仏:コーリッス | スライド=滑らす装置の意で、金管の円筒部を二重にし奏者の手で直に抜き差ししながら半音列を得る装置。ピストン式よりも遙かに古い。今ではトロンボーンにのみ適用されている。 |
523 | counterpoint | 英:カウンターポイント | 対位法=二つ以上の旋律を、それぞれ独立した性格を持たせながら同時に進行するように組み合わせる作曲技法。こちら |
524 | counter subject | 英:カウンター・サブジェクト | 対比主題 |
525 | country dance | 英・カントリー・ダンス | 郷土舞踊 |
526 | coup darchet | 仏:クー・ダルシュ | 弓で奏すること |
527 | coup de glotte | 仏:クー・ド・グロット | 歌い始めに声門を閉じ、破裂するように急に歌い出すことをいう。特別な場合を除いて一般には禁止されている。 |
528 | coupler | 英:カップラー | ラテン語のコプラーから来た言葉で連結器を意味する。オルガンの音栓を配合するコンビネーションの一種。もしくは、それを操作するペダル。 |
529 | couplet | 仏:クプレ | 1.ロンド形式で、主要主題とその反復の間にある部分。 2.主旋律の装飾 3.2連音符 |
530 | Coupleuxs et Givelet orgue | 仏:クプリュー・エ・ジヴレー・オルグ | クプリュー・オルグ=フランス人のE.クプリューとP.ジヴレーによって発明された電気音響楽器で1930年に特許を得ている。1932年にパリ放送局及び教会に設置され、2段の鍵盤は各々5オクターブ、ストップ34、ペダルは正規通り。 |
531 | Coupleuxs organ | 英:クプリュー・オーガン | 同上 |
532 | courante | 仏:クラーント | 古い舞曲。古典組曲の第二楽章に置かれる。クラーントとは走る(courir)という言葉から出ており、従ってこの舞曲は軽快で流暢。 |
533 | couronne | 仏:クロンヌ | 冠という意で、フェルマータ=楽曲の表情をつける為に使われる記号の一つ。ファルマータのついた音符は2倍くらい、或いは曲の前後の関係によって、音符や休符を自由に伸ばす。また複縦線についている場合は終止を表す。 |
534 | courtaud | 仏:クルトー | カートール=古い複簧の木管楽器。カラムスの低音楽器だったが、ファゴットの出現によって消滅した。 |
535 | couvert | 仏・クヴェール | 覆われた |
536 | cover all spots | 米:カヴァー・オール・スポッツ | ジャズ用語。万能のジャズメンのこと(どの場所にも使えるという意味)。 |
537 | crab canon | 英:クラブ・カノン | 逆行カノン=応答は主題を逆から進行する。 →カノン |
538 | crab motion | 英:クラブ・モーション | レトログラード=旋律を逆から、つまり右から左へ読むこと(逆に読んだ旋律を左から右へ五線に書く) |
539 | cradle-song | 英:クレードル・ソング | ベルスーズ=子守歌。声楽曲にも器楽曲にもある。形式上の約束は無く子守歌の気持ちを表現するもので、非常に自由な音楽で感情の起伏は無い。 |
540 | crayon des tons | 仏:クレーヨン・デ・トン | 音(おん)鉛筆=楽音の高さとそれに伴う量感との関係を表した平面的略図。低い音は太い音で、高い音は細い音である。この勾配は最低音部、最高音部で著しく極端になり、その形が鉛筆に似ている。アメリカの心理宅社ティチナーによって考案された。 |
541 | creativ expression | 英:クリエーティヴ・エクスプレッション | 創造的表現 |
542 | crecelle | 仏:クレセル | ガラガラ=古代ギリシャの打楽器およびそれを真似た今日の楽器。krotalon。内側のくぼんだ木または金属の小片2個を柄の先につけて振るとカスタネットのような響きがする。 |
543 | credo | 羅:クレード | 「我は信ず」の意。ミサの一楽章。 |
544 | creole | 米:クレーオール | クリーオール音楽=クリオール人の音楽 詳しくは こちら |
545 | Creole music | 英:クリーオール・ミュージック | 同上 こちら |
546 | Creollo music | 英:クリーオロ・ミュージック | クリーオロ音楽=クリーオール音楽、特にキューバ音楽をいう。 こちら |
547 | cresc. | 伊:クレシェンド | crescendo の略 ↓ |
548 | crescendo | 伊:クレシェンド | 次第に強く |
549 | crescendo pedal | 英:クレシェンド・ペダル | オルガンの増音装置。ジェネラル・クレシェンド・ペダルともいう。このペダルと特殊な装置によって音を強くしていく効果がある。 |
550 | criticism of music | 英:クリティシズム・オブ・ミュージック | 音楽批評 |
551 | croche | 仏:クロッシュ | 8分音符=2分の1拍(半拍)…音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。1小節(4拍)8等分すると1つの音符は半拍になる。 |
552 | croiser | 仏:クロワゼ | 重なる。 交叉する。 |
553 | croix sonore | 仏:クロワ・ソノール | フランスで発明されたエーテル波による純粋電気音響楽器 |
554 | croma | 伊:クローマ | 8分音符 → croche |
555 | cromorne | 仏:クロモルヌ | クルムホルン=古い複簧の木管楽器。 |
556 | crooning | 米:クルーニング | 感傷的な歌い方 |
557 | crotales | 仏:クロタル | ガラガラ=古代ギリシャの打楽器及び今日のそれを真似た楽器。中央がへこんだ木や金属の小片2個を柄の先に付けて振るとカスタネットのような響きがする。 |
558 | crotchet | 英:クロッチット | 4分音符=1拍(音楽は4拍子を基準として考えられいるから1小節は4拍として数えることになる。従って1小節は4拍、その1小節を4等分すると一つの音符は1拍。 |
559 | crouth | 仏:クルート | クロッタ=ヨーロッパ最古の弓弦楽器。今日のイギリス、ウェールズ地方の起こり、撥弦楽器として使用されていた。弓はアジアから伝わったのか自然発生的なものか何時頃から用いられたかは定かでない。 |
560 | crowd | 英:クラウド | 同上 |
561 | crwth | 英:クラース | 同上 |
562 | C-Shlussel | 独:ツェー・シュルッセル | ハ音記号=中音部記号。例 このページのNo.123 Cclef 参照 |
563 | cukoo | 英:クックー | 郭公笛。玩具の笛の一種。ハイドンの「玩具交響曲」等に用いられる。 |
564 | cueca | 西:クエカ | アルゼンチン、チリ、ボリビアの民族舞踏音楽。特にチリでは国民必踏のものとされている。互いに離れ、ハンカリを振り合って踊る。 |
565 | cuivre | 仏:キュイーヴル | 銅。金管楽器。 |
566 | cum sancto rspiritu | 羅:クム・サンクト・スピリトゥ | 「精霊と共に」の意。ミサのグローリア楽章の最終の句。 |
567 | cup | 英:カップ | 吹管 |
568 | cupo | 伊:クーポ | 神秘的な。暗い。 |
569 | crriculum | 英:カリキュラム | 教育課程 |
570 | curtain music | 英:カーテン・ミュージック | 劇のカーテンが下りている幕間に演奏される音楽。17・18世紀の言葉。 |
571 | curtall | 英:カートール | 古い複簧の木管楽器。カラムスの低音楽器だったが、ファゴットの出現によって消滅した。 |
572 | cushion dance | 英:クッション・ダンス | 古いダンス。踊り手は自分のパートナーに選ぼうとする人の前のクッションへ素早く座り、それによってパートナーを定めた。 |
573 | custos | 羅:クストス | ダイレクト=次の五線の、または次のページの音に対して注意する為に五線またはページの終わりにつけられる。ドイツでは単に同一音の繰り返しを示すこともある(記号としてはプラルトゥリラーに似ている) |
574 | cutting contest | 米:カッティング・コンテスト | ジャズ用語。楽壇の競演会。 |
575 | cycle | 仏:シクル | ツィクルス。ギリシャ語で「還」を意味する。連続演奏。ある作曲家の多数の作品を、数回の演奏会曲目として計画的に演奏していく一連の演奏会。またはある演奏家や演奏団体など特定の目的をもって開催する連続演奏会。 |
576 | cyclic form | 英:サイクリック・フォーム | 循環形式 |
577 | cymbal | 英:シンバル | シンバル 詳しくは こちら |
578 | cymbale | 仏:サンバル | 同上 |
580 | cymbel | 英:シンベル | 同上 |
581 | czakan | ハンガリー:ツァカン | ボヘミアで使われているフルートの一種 |
582 | czecho-slowak music | 英:チェコスロヴァキア ミュージック | こちら |
583 | czimbalon | ハンガリー:ツィンバロン | 打弦楽器。クラヴィコードやピアノの前身とされる原始的な楽器。 |
. | Cの項目 583 語 | . | . |
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ma-md | me-min | mir-mo | mp-my | n | o-op | or-ow | p-ped | peg-pi | pk-pra | pre-py | q | r-re | rf-ry |
s-schm | schn-ser | ses-soi | sol-ste | sti-stra | sto-sy | t-to | tr-ty | u | v-vi | vl-vo | wxyz |
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