五十音でひく音楽用語辞典 え
ご使用の前に必ずお読み下さい ジーグが手持ちの資料(別記)を参考に作成したものにより、転載およびこれを商用目的で使用することは禁止します。 ここでは一般的に手軽に参考にして頂けるように解り易い表現で短くまとめた部分もありますが、参考書を作成された 著者の趣旨を壊さないようにそのままお借りした部分もありますから難解な表現の部分もあります。また、ドイツ語等に あるウームラウト等の記号は文字化けすることがあると聞いていますので省略しています(化けて判読できないよりは アルファベットが読める方が良いかと、独断ですが)。音楽を専門的に勉強したい人、あるいは受験生は専門の辞書ま たは参考書でお調べ下さるようお願いします。 (お世話になった参考文献等は音楽用語辞典トップに記載しています) |
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..え | 用語 | 国語名 | 意味 |
1 | エー | 独: E | 一点ホ(は長調読みのミ)のドイツ音名 |
2 | エアロファ | 英: aerophor | 管楽器で奏者の息を吹き込まなくても鳴るようにした補助的な装置。足で操作するが常時これだけを使用することは出来ない。1912年に特許を得た。 |
3 | えいイ(嬰〜) | 英: a sharp 独: Ais 仏: la diese 伊: la diesis |
ハ長調のラの音が半音上がった音。 |
4 | えいウ | 日: 嬰羽 | 羽の音が半音上がったもの。旋律が上行するとき、宮に対して導音的性格を持たせるため。 |
5 | えい音 | 日: 嬰音 | 嬰記号(♯、シャープ)の付いた音 |
6 | えいがおんがく(映画音楽) | 英: film music 独: Filmmusik 仏: musique du film |
無声映画時代には前奏や弁士が語る間に既成の音楽が演奏されたが、トーキーになって暫くすると映画の内容に適した音楽の必要性が求められ始めた。最初はゴットフリート・フッペルツ(1937年度)ニーベルンゲン、グリースフースの日記(メトロポリス)。音楽史から見るとトーキーは作曲の世界に問題を提起したことになる。 |
7 | えいきごう | 英: sharp 独: Kreus 伊: diesis |
シャープ・♯。変化記号の一つで半音高められた派生音をあらわす記号。 |
8 | エイシス | 独: Eisis | ホ音(ハ長調読みのミ)にダブルシャープ()が付いた音のドイツ音名 |
9 | えいしゅちょう(嬰種調) | 英: sharp keys | ハ長調またはイ短調から、基音を5度ずつ上行させて順次に出来た長調または短調を指すが、一般的にはト長調及びホ短調から5度圏による嬰ハ長調及び嬰イ短調までをいう。 ※5度圏参照 |
10 | えいしょう | 日: 嬰商 | 雅楽に用いられる律旋法の中の音の商が臨時に高められて嬰商という音になることがある。 |
11 | えいしょう(詠唱) | 英・仏: air 伊: aria |
アリア。楽曲の中で抒情的に現れる主題がアリアだが、普通にアリアという場合はオペラ、オラトリオ、カンタータ中ので独唱、または二重唱で歌われる楽曲を差す。 |
12 | えいしょう | 日: 栄唱 | ちいさなドクソロジー(カトリック教会における頌歌)のこと |
13 | エイス | 独: Eis | ホ音(ハ長調読みのミ)のシャープ(♯)音 |
14 | えいト(嬰〜) | 日: g sharp | ト音(ハ長調のソ)が半音上がった音。同様に嬰ニはハ長調のレが半音上がった音というように嬰記号が一つ付くとそれぞれの音の高さが半音ずつ上がる。嬰ホ、嬰へ、嬰イ、嬰ロ。 |
15 | エイト・ビート | 英: eight beat | 一般に、ロックの基本リズムと考えられている。本来は4/4拍子であるが8分音符(♪)を1拍として考えるもので、8/8拍子として捉えることができる。 |
16 | エイト・フィンガー奏法 | 英: eight finger | ギターの奏法。1980年代に活躍したバンド、ナイトレンジャーのギタリストのジェフ・ワトソンが得意としていたテクニックで、左手のフィンガリングと右手4本指のタッピングによる奏法。 |
17 | えいニ(嬰〜) | 英: d sharp 独: Dis 仏: re diese 伊: re diesis |
ハ長調のレ(二音)にシャープ(♯)が付いた音 |
18 | エーヴィア | 羅: aevia | アレルヤの略 |
19 | エヴァンジェリカル・カンティクルズ | 英: evangelical canticles | 新約聖書に基づく賛美歌 |
20 | エヴォヴェ | 羅: evovae | ローマ教会典礼書における栄頌(ドクソロジア)の最後のセクロルム・アーメンの二語の母音だけによる略記。 |
21 | ええんなんこつ | 日: 会厭軟骨 英: epiglottis |
会厭軟骨は非常に薄く、心臓の形をした軟骨で、声帯の入っている咽頭の外郭をなす甲状軟骨の上部前面に下部が接着している。食物を飲み込む時には気管を閉じ、この時は声を出すことが出来ない。故に会厭軟骨の位置は発声に非常に重要なものであって、会厭軟骨の適当な位置の研究が必要とされている。 |
22 | エオリアせんぽう (〜旋法) |
英: Aeolian mode 独: aolische Tonart |
旋法には正格、変格があって、エオリア旋法は正格旋法でイ〜一点イの音列。今日のイ短調音階と同じ。 |
23 | エオリアン・ハープ | 英: Aeolian harp | 特殊な楽器。さまざまな太さの腸弦をユニゾンにして枠に張り、洞窟や岸壁のような風の当たる場所においてひとりでに鳴らせる。ギリシャ神話の風神の名を取っている。16世紀の末頃から19世紀末まで流行した。 |
24 | エキゾティック・サウンド | 英: exotic sound | 1950年代半ば過ぎににハワイで生まれた音楽。楽園をテーマに鳥の鳴き声や波の音、貝で出来た風鈴、バイブやマリンバの調べ、ドラ音も高らかに三味線がメロディーを奏で、さらに伝統的な打楽器が加わり、オリエンタル・ムードの異国情緒溢れるんもので、環境音楽に通じるものであった。創始者マーティン・デニーをはじめ、レス・バクスター、エセル・アザマ等や、一時期のビーリ・ボーイズや細野晴臣などが代表的。 |
25 | エクスプレッション | 英: expression | 1.表現。発想。 楽曲の演奏に際して、作曲家が楽譜上に記入し得ない微妙な感情を表現すること。 |
26 | エクスプレッション・スットップ | 英: expression stop | ハーモニュームの音栓の一種で演奏時に抑揚をつけるもの。 |
27 | エクスプレッション・ペダル | 英: expression pedal | 電子鍵盤楽器で強弱をつける時使用する足踏み装置(ペダル) |
28 | エクスポジション | 英: exposition | 提示部=楽曲において主題またはそれに代わる重要な素材を提示する部分。特にソナタ形式では独立した一つの部分を作り、その構成も一定している。 |
29 | エクロッグ | 英: eclogue 独: Ekloge 仏: eclogue 羅: ecloga |
短い田園的な詩。しばしば歌の楽曲の題名にも用いられる |
30 | エコー・オルガン | 英: echo organ | 山彦オルガンの意。手鍵盤楽器の一つ。 |
31 | エコセーズ | 仏: ecossaise | 「スコットランド舞曲」の意味を持つ語。元来は4分の3拍子、或いは2分の3拍子だったが、ヨーロッパ諸国で流行して現在は4分の2拍子、または4分の4拍子もある。一般に「スコットランド民謡」といわれているが起源は不明。 |
32 | エコノミー・ピッキング | 英: economy picking | こちら |
33 | エコー・チェンバー | 米: echo chamber | 山彦のような残響を持たせた録音から生じたもので、あるスタジオで録音したものを、残響装置のある部屋にスピーカーで流し再び録音する、その部屋をいう。 |
34 | エシャッペ | 仏: echappe | 1.逸音。非和声音。 2.和音を形成する二つの音の間にある経過的な音で、弱泊部にあるもの。 3.バレエ述語。飛ぶバーの意で、逃げるような足の使い方。 |
35 | エス | 独: Es | ハ長調読みのミにフラットが付いた音。日本音名では「変ホ」音。 |
36 | エスカッション | 英: escutcheon |
エレクトリック・ギターのマウンテン リング(mountain ring)と同義語で、ピックアップをボディに取りつけるのに使われる部品。これに吊り下げられることによって、エレクトリック・ギターのピックアップの移動が可能になり、弦との距離をかえることができる。また、ボディーの振動を拾わないため、弦振動だけをブリッジに伝えることもできる。 |
37 | エスタンピー | 仏: estampie | トルバドゥールの歌の一種で踊りの為の歌。ロンドーの形式をとり、しばしば音楽と結び付く。 |
38 | エストラヴァガンツァ | 伊: estravaganza | 突飛な性格や型の楽曲 |
39 | エストリビリョ | 西: estribillo | ビリャンシーコ(牧歌的・宗教的な歌)の始まり、または終わりの合唱の楽章。 |
40 | えすぴーばん | 日: SP盤 | 78回転のレコード盤。昔のレコード盤で回転数が速いからすぐに終わってしまうので、一枚の録音数が極少ない。 詳しくは こちら |
41 | エスプレッシオーネ | 伊: espressione | 表情。表現。 |
42 | エスプレッシーヴォ | 伊: espressivo | 表情豊かに |
43 | エスメラルダ | 伊: esmeralda | 16〜17世紀に栄えた美しい音楽で、本来はエスメラルダという女性を称えたものであったが、後、歌の始めにこの言葉が用いられるようになった。形式は自由だが変奏の技法を用いるのが普通である。 |
44 | エスラージ | 英: esraj | 北インドの撥弦楽器。サーランギの胴にシタールの棹(さお)を付けたようなもの。5本の演奏弦と15本程度の共鳴弦を持つ。同類の楽器にディルルバがある。 |
45 | エッジ | 英: edge | ドラム・ヘッドとシェルの接点。ドラムのシェルにおいては、この部分の角度が、ヘッドの振動がシェルに伝達されるのに非常に重要なポイントとなる。また、シンバルにおいては、一番外側の部分をいう。 |
46 | エッセンシャル・ノート | 英: essential note | 主音符。 拍の頭の音符。 主拍。 |
47 | エチュード | 仏: etude | 練習曲 |
48 | エディション | 英: edition | 出版物の「版」。 |
49 | エーテロフォーン | 独: Aetherophon | レニングラ−ドのレフ・テレミンが1924年に発明した純粋電気楽器。直立した竿に演奏者の手を近づけることによって周波数を加減するが、絶えずグリッサンド(滑らせての意)の効果がつきまとう。 |
50 | エト・イン・ウーヌム・ドミヌム | 羅: et in unum Dominum | 「また唯一の主を」の意。ミサのクレード中の語。 |
51 | エト・インカルナートゥス・エスト | 羅:et incarnatus est | 「精霊によりて童貞マリアより人体を享けて人となり給い」。ミサのクレードの一部。 |
52 | エト・イン・スピリトゥム・サンクトゥム | 羅:et in Spiritum Sanctum | 「また精霊を」の意。ミサのクレード中の語。 |
53 | えどこうた | 日: 江戸小唄 | 江戸末期に江戸端唄から出た三味線歌 |
54 | エトス | ギリシャ語: ethos | 古代ギリシャにおける各旋法の内容的理論的特性。ドリア旋法は男性的傾向を、フリギア旋法は熱情的傾向を、リディア旋法は悲哀的傾向を、ミクソリディア旋法は女性的傾向を持つと解された。 |
55 | えどながうた | 日: 江戸長唄 | 単に長唄という。歌舞伎踊唄、上方長唄を元として、大薩摩や浄瑠璃節を加味し、江戸音曲の中心として発達した。 |
56 | エト・レズレクシット | 羅: et resurexit | 「また蘇り給え」の意。ミサのクレード中の語。 |
57 | エトワール | 仏: etoile | バレエ用語。男性女性を問わず、第一舞踏手のうち特に一座の花形を指していう。英語のスターにあたる。 |
58 | エネルゲーティク | 独: Energetik | 音楽美学史家R.シェーフケ(1895〜1945)が20世紀音楽美学説の主流を特徴づける為に用いた名称。19世紀に支配的であったロマンティックな詩的解釈に反抗して、純音楽的なものを「力」の経過として取り出そうとする音楽観。H.モーザも「音楽美学」(1953)に於いて、現代音楽美学の本質的傾向をシェーフケにならって、エネルゲーティクとして説明している。 |
59 | エネルジコ | 伊: energico | 精力的に。 有勢に。 元気に。 |
60 | エピソード | 英: episode | 二つの主要部の間の自由な挿入部(挿句、挿話、間奏などと呼ばれる。特にはっきりとしたエピソードを持っているのはロンド形式である。 |
61 | エピディアペンテ | ギリシャ語: epidiapente | 上方5度 |
62 | エピローグ | 英: epilogue | 曲の終結部。エンディング。 |
63 | エフェクツ | 米: effects | (特に複数形)ダンス・バンドで奏法によりいろいろな楽器で子供の泣き声、鳥獣の声、馬蹄の響き、機関車の音など、擬音的に模倣する技術。 |
64 | エフじこう(f 字孔) | 英: f hole | 弓弦楽器の表板にあいている2個の通気孔。ギターやマンドリンの響口に相当する。 |
65 | エプタコルド | 英: heptachord 仏: eptacorde 伊: ettacordo 羅: heptachordum |
1.七弦のリラ。 2.七音音階。この語はオクターヴの近代の概念を示す為に用いられ、中世のヘクサコード(六つの音を持つ)と対立的に用いられる。 |
66 | エボニー | 米: ebony | 黒檀のこと。ジャズではクラリネットを指す。ストラビンスキーが作曲した「エボニー・コンチェルト」は「クラリネット・コンチェルト」である。 |
67 | エミコン | 米: emicon | 1931年に現れた、32弦の鍵盤を持つ電気楽器。電流に各種の電気抵抗を与えて、周波に変化を与える。 |
68 | エール・ヴァリエ | 仏: air varie | 1.変奏曲風の歌をいう。例:ブロッホのレ・ヴァリアツィオーニのようにコロラトゥーラの変奏曲を伴っている歌。 2.歌曲を基礎とした変奏曲。旋律的は主題を元とする変奏曲。 |
69 | エルツェーラー | 独: Erzahler | 語り人の意で、オルガン音栓。 |
70 | えるぴーばん | 日: LP盤 | LPレコード盤。CDが出現する迄普通にあった録音盤。 詳しくは こちら |
71 | エール・ヴァリエ | 仏: air varie | 変奏曲風の歌 |
72 | エレーヴ | 仏: eleve | 弟子。生徒。 |
73 | エレ・ガット | 英: electric gut guitar の略 | エレクトリック・ガット・ギターの略 |
74 | エレガンテ | 伊: elegante | 優雅な |
75 | エレキ・ギター | 英: electric guitar の略 | エレクトリック・ギターの略語。 |
76 | エレキ・ベース | 英: electric bass の略 | エレクトリック・ベースの略語。 |
77 | エレクトリック | 英: electric | 電気的な。アコースティックの対語。 |
78 | エレクトリック・アコスティック・ギター | 英: electric acoustic guitar | 形状はアコースティック・ギターだが、弦の振動を、ブリッジにあるピックアップで直接拾って増幅するギターのこと。アコースティック・ギターをマイクで拾うより、ハウリング(ピーという雑音)しにくく、音も作り易いのでライブでよく使われる。 |
79 | エレクトリック・ギター | 英: electric guitar | 弦の振動をピックアップで電気振動に変換、アンプを通して音を出すギター。 |
80 | エレクトリック・ピアノ | 英: electric piano | こちら |
81 | エレクトロコルド | 独: Elektrochord | ドイツのO.フィールリンクがベルリンで1928〜33年に製作した電気ピアノで、後にネオ・ベヒシュタイン・フリューゲルの母体となった。単弦の振動を電気的に置き換えて増幅再生させる。 |
82 | エレクトロフォニック・ヴァイオリン | 英: electrophonic violin 独: elektrische Geige |
電磁気によって弦振動を電流に変えて可聴音響化するもの。見たところ普通のヴァイオリンと変わりないが、音量を加減することが出来る。ドイツのO.フィールリンクが創始者。 |
83 | エレクトロフォニック・オーガン | 英: electrophonic organ | 電気音響方式によるオルガンの総称。ハモンド、ワーリッツァー、コムトンなどは皆これに属する。 |
84 | エレクトロモフォーン | 独: Elektromophon | ドイツのヨルク・マーガーが1925年に発明した電気楽器。クラヴィーアトゥール・スフェロフォーンの母体となった。 |
85 | エレクトロン | 英: electrone | 1939年、ロンドンのコムトン・オルガン会社で製造した電気オルガン。静電学的方式により周波を変化、オルガンの単独ストップ、混合ストップの効果を生む。最も成功した電気楽器の一つ。 |
86 | エレクトロンデ | 独: Elekrtonde | 1929年にベルリンのマルティン・タウプマンが発明した電気楽器。純粋に電気的に周波を発生させ、これを半音階的に一個のスイッチで切り替える。 |
87 | エレジー | 英: elegy | 悲歌。 悲しみを歌った曲。 |
88 | エレジーアコ | 伊: dlegiaco | 悲歌風の |
89 | エロティコン | 独: Erotikon | 愛の歌 |
92 | えんか | 日: 演歌 | 日本の通俗的な流行歌 |
91 | えんかくちょう(遠隔調) | 英: remote keys 仏: tons eloignes |
近親調以外の調の総称 |
92 | えんかつせん(円滑線) | 英: slur | スラー。複数の音符の下または上に付ける弧線で滑らかに演奏する為の記号。 |
93 | えんきょく | 日: 宴曲 | 鎌倉時代に行われた長編の歌謡曲。今様、和讃などから発達したもの。雅楽器で伴奏され、後の能楽の祖の一つとされる。 |
94 | えんせいきごう(延声記号) | 伊: fermata 独: Fermate |
延長記号。 フェルマータ。 |
95 | えんそう(演奏) | 英: performance 独: Vortrag 伊: esecuzione |
こちら |
96 | えんそうかいちょうし | 日: 演奏会調子 | 標準調子=絶対調子、基準調子、標準基音、標準高度などともいう。音楽で用いる音の高さを合致させる為に決められた特定振動数のこと。 |
97 | えんそうかいじょきょく (演奏会序曲) |
英: concert overture | 序曲=オペラ(歌劇)やオラトリオ等の主要部分が始まる前に器楽だけで演奏される導入部の名称。器楽では組曲に用いられるが、後には独立した曲が作られ、名曲といわれるものもある。 |
98 | えんそうきごう(演奏記号) | 独: Vortragsbezeichnungen | 奏法標語、発想記号、標語、装飾音符の書き方なども含まれる。 |
99 | えんちょうきごう(延長記号) | 英: pause 独: Pause |
フェルマータ。楽曲の表情をつける為に使われる記号の一つ。ファルマータのついた音符は2倍くらい、或いは曲の前後の関係によって、音符や休符を自由に伸ばす。また複縦線についている場合は終止を表す。 |
100 | えんねん | 日: 延年 | 佳齢延年の略。観る人の齢を延ばさせるの意。平安朝末に起こり、風流の形で地方に残っている。延年舞。 |
101 | えんねんのまい | 日: 延年舞 | 同上 |
102 | えんびようしき | 日: 艶美様式 | ギャラント・スタイル=18世紀のロココ趣味が生んだ華麗優美な音楽様式.。バロック音楽の重量感のある表現様式に代わって、余韻と暗示を重視するサロン的な音楽の様式。 |
103 | えんぶきょく(円舞曲) | 英: waltz(英の訛り) 独: Walzer 仏: valse 伊: valzer |
ワルツ=4分の3拍子の舞曲。遅いテンポの古いワルツと速いテンポのウィンナーワルツがある。 |
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